2017年度の冬期・直前講習のお知らせ

※しばらくこのエントリーを上位におきます。最新エントリーはこの下です。

河合塾の冬期・直前講習の日程をお知らせします。

(1)早慶上智MARCH向けのテーマ史理解講座「総合日本史演習(発展)」
(2)早慶大受験者向けのハイレベル問題の解き方を知る「早慶大日本史」
(3)上智・青学の出題傾向を知る「上智・青山学院大日本史テスト」
(4)立教・学習院の出題傾向を知る「立教・学習院大日本史テスト」
(5)早慶大対策の最終チェックを行う「早慶大日本史テスト」

早慶大志望の人には(1)(2)(5)ともにお薦めします。各講座で通年授業で扱えなかったハイレベル用語を追加します。(1)では沖縄・北海道史と女性史が含まれています。これは早稲田では絶対はずせないテーマです。(5)では本番さながらの問題演習と未見史料や正誤問題の正解へのプロセスを知るとともに、石黒オリジナルの早慶大あるある問題でパワーアップをはかります。

各講座の詳しい内容は、でるとこサイトをごらんください。

藤沢現役館 12/18(月)~22(金)17:00~18:30 総合日本史演習(発展)→締め切り
藤沢現役館 12/18(月)~22(金)18:50~20:20 早慶大日本史
藤沢現役館 1/23(火)・24(水)17:00~20:20 早慶大日本史テスト→締め切り
藤沢現役館 1/24(火)13:20~16:40 上智・青山学院大日本史テスト

南浦和役館 12/26(火)~30(土)9:00~10:30 早慶大日本史
南浦和役館 12/26(火)~30(土)10:50~12:20 総合日本史演習(発展)
南浦和役館 1/18(木)・19(金)13:20~16:40 早慶大日本史テスト
南浦和役館 1/18(木)17:00~20:20 立教・学習院大日本史テスト
南浦和役館 1/19(金)17:00~20:20 上智・青山学院大日本史テスト

あざみ野館 12/26(火)~30(土)15:10~16:40 早慶大日本史
あざみ野館 12/26(火)~30(土)17:00~18:30 総合日本史演習(発展)→締め切り
あざみ野館 1/25(木)9:00~12:20 上智・青山学院大日本史テスト
あざみ野館 1/25(木)・26(金)13:20~16:40 早慶大日本史テスト


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高校2年生の独学勉強法(2)

昨日のお母様からさらにメールをいただきました。

<Nさん>
お忙しい中、ご丁寧なアドバイスありがとうございました。
先日のメールには書いておりませんが上智公募推薦と一般受験を考えております。
(デメリット等、本人承知済み)
そのため、3年夏休みからは推薦対策に時間がとられる事を考え、英語プラス1教科は3年迄にほぼ網羅したいと考えてるので、日本史の通常授業を2年又は3年で取るか悩んでます。
仮に2年で河合塾の日本史総合をとった場合、3年からは独学で復習及び演習すれば受験範囲は網羅できますか?
度々の質問で申し訳ありません。ご返信急ぎません。

ちなみに昨日上智CMを注文したのは私です。日本史事始はあいにく完売のようなので、CMも完売になる事を恐れ、気が早いですが注文致しました。

<石黒>
河合塾の日本史総合ですが、授業内容・受講生とも上智大志望者にとってはレベルが低いためお勧めしません。
大学受験のための日本史というのは、基礎部分なら独学が可能ですが、早慶上智レベルとなると素人の受験生では習得すべき情報の取捨選択ができないため困難を極めます。ハイレベルな部分こそ受験対策に精通している環境で学習すべきです。その環境というのが講師しだいなのは言うまでもありません。

ちなみに先日、公募推薦で上智大に合格した生徒が報告にきました。公募推薦に必要のない日本史も模試では相当高い偏差値を出していたようです。効率よく学習できたことを喜んでいました。

<Nさん>
的確なご指導ありがとうございます。
では2年は季節講習と独学で対応し、3年から通常授業をとる事にします。
先生の講義を受けれたら良いのですが…(場所的に問題あり)。

お忙しい中、ご親切にありがとうございました。

derutoko.comの公式サイトには高校1・2年生の方へというページがあります。お勧めするブログ記事のリンク集となっていますので、よろしかったらごらんください。

上智対策コンプリート・ミッション

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高校2年生の独学勉強法(1)

最近は大学に入る方法がかなり多様化してきました。各大学は一般入試以外にさまざまな受験方法を用意しています。
これ、受験のチャンスが増えて一見良さそうなんですが、実は受験生の負担を増やしている面もありますよね。指定校推薦を取るための定期テスト勉強から始まって、公募推薦などの小論文対策もしなくちゃいけないし、自己アピールにつなげるための活動もしておかないと……と。

そしてほぼ一般入試しか対象としていない当方は、だんだん役立たずになりつつあるのかもしれませんね。先日、上智大の公募推薦と一般受験を考えている方からご質問をいただきました。紹介します。

<Nさん>
初めまして
プログを拝見した高1息子の母親でございます。春から河合塾に入塾します。
日本史は得意科目なので3年から授業をとり、2年生は独学と季節講習を受講予定です。
独学用のテキストと勉強法を教えて頂けますか?
ちなみに上智第一希望です。
受験直前にはもちろん『上智対策コンプリート・ミッション』を使用させて頂きます(笑)

<石黒>
ご質問ありがとうございます。
早くからの大学受験対策はすばらしいですね。効率よく確実に上智大レベルにもっていく方法としては、高校2年生のうちに日本史の骨組みをつかみ、3年生で完成させるという2ステップで行くのが良いかと思います。そのための教材としては『きめる! センター日本史』が最適です。やさしくみえる文章ですが、内容的にはこれだけでセンター試験で9割が取れます。そして日本史の骨組みをつかむためには、政権担当者や将軍などを順番に覚えることが最優先です(とりわけ上智大では時期の把握が欠かせません)。こうした単純暗記のための教材としては『日本史でるとこ攻略法』をお勧めします。

こうした学習を進めていくうちに好奇心が高まってきたら、上智大で頻出かつ難易度の高い「文化史」に取り組むのも良い手です。映像教材になりますが、『でる日講義-とことん文化史-』がすべてを網羅しているベストな教材です。

きめる!センター日本史

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東京学芸大学の論述問題

論述問題に慣れていない人がしくじりがちなことの一つに「冗長な説明」というのがあります。日本史を知らない人に説明するかのように書いてしまうわけです。いや、採点者は教授ですからそんなことは求められていません。歴史的意義の大きなものを優先しながら、制限字数いっぱい歴史事項を書き並べてください。

まさにその勘違いをしていた現役生からメールをいただきました。

<Tさん>
はじめまして。X高校のTと申します。クラスの友達が石黒先生の授業を受けていて、「データを取っていて、分かりやすいから聞いてみたら?」と教えてくれたので質問させていただきます。

東京学芸大を志望していて、その過去問です。
2016年度の問題Iの問10の仏教に関する問いの論述問題なのですが、参考書等を見てもなかなかうまくまとまった答え方ができません。どのように書くのがベストなのか教えていただきたいです。

【問題】
史料A~Cとこれまでの問いも参考にしながら,日本古代における仏教の展開について,次の語を必ず用いて論じよ。
物部氏 鎮護国家 密教 浄土教

赤本の解答解説はこのようになっていました(※編注:解答は略します)。
密教から末法思想そして浄土教までの流れの説明がこれだけで十分なのかが少し不安でした。

【Tさんの解答】
6世紀に百済の聖明王から仏教が伝わり、その後、崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏の間で崇仏論争が起こる。8世紀になると鎮護国家思想のもと、聖武天皇が大仏造立の詔や国分寺建立の詔を出し、仏教の力を使って国家を統治しようとした。最澄が開いた天台宗は、最澄の死後、弟子の円仁と円珍により、山門派と寺門派に分かれ、密教化し、空海が開いた真言宗はもとから密教であった。その後、極楽浄土を願うことが広まり、浄土教として人々の間に広まった。

<石黒>
古代仏教の展開は論述問題では定番ネタです。赤本の解答こそ「過不足なく」書かれていて完璧です。逆にTさんの解答は文章としては間違ってはいませんが、文字数に対して細かすぎる内容が多く、そのせいか史料Cで扱っている「末法思想」に触れていません。また、論述解答は人に説明するために書くというより、事実を列挙することが重要だと考えてください。しかも歴史上重要なことを優先して、です。

ブログに掲載するにあたってTさんの解答を再度読み返してみると、読点が多いですね。キーワードをできるだけ多く盛り込むためには読点は減らすべきです。また「起こる」ではなく、基本的に過去形で書くべきです。さらに浄土教は正確には極楽浄土を願うのではなく、極楽浄土に往生する(うまれかわる)ことを願う信仰です。

論述では「物語る」必要はありません。教科書タッチの無味乾燥な文章で良いのです。ま、つまんないですけどね(笑)

でる日講義-とことん文化史-

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歴検1級を奪回した医師のNさん

derutoko.comの教材を使って日本史を学習している人の中にはおとなの方も多くいらっしゃいます。中にはderutoko.comの教材のコピーを予備校で配布している講師がいたりして、同業者として非常にがっかりしました。悪い噂の絶えない業界です。

でもその逆の人もいます。歴史検定に挑み続けている医師のNさんもその一人です。「50代からの歴検奮闘記」でご紹介しました。そのときは1級に合格したのですが、翌年は1点足りずに不合格という非常に残念な思いをされていました。今回、再び1級を奪回したというご報告をいただきました。
※非常に長いので注目箇所を勝手に太字にさせていただきました。

<Nさん>
石黒先生
昨年2月に先生にお会いさせていただきまして1年近くがたち、ご無沙汰いたしております。先生におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。私の方は、相変わらず医療の現場で日々仕事に追われている中で、歴史オタクを極めようと、通勤の合間などわずかな時間に少しずつ“歴検受験日本史道”の修行を続けてまいりました。昨年は1点で不合格となりました歴史検定1級を奪回すべく、今年も、すべての映像教材、「受験生が本当にほしかった問題集(近現代)」、『難関大用語集解』、を徹底的にやり、「あるある史料問題」や、『2時間でおさらいできる日本史(近現代)』にも少し取り組んでおりました。昨年59点で1点差不合格という悔しい点数でしたが、今年は66点とることができ、2度目の1級に合格できました。実は自己採点の時点で、合格はできたと思っておりましたが、どうも気分がすっきりしませんでした。それは、ここでもお話するのが恥ずかしいくらいのケアレスミスが3題、9点分もあったからです。自分のもっている実力が本番で発揮できないほど悔しいことはないと思いますが、是非、大学受験生のみなさんには私のようなケアレスミスがないよう、例えば、さらりと記載されたうそつき部分に気づかず正誤問題にひっかかりやすいとか、難しいところに目がいきすぎて意外に簡単なところに解答の糸口があるのに気づかないとか、本番の試験における実践的な弱点を克服していただきたいと思います。

さて、お恥ずかしいケアレスミスをおかした問題はさておき、それ以外で、恒例ではございますが、今回の問題をふりかえってみたいと思います。実は、1問は選択問題で3点分、もう1問は論述問題で8点分、計11点分で、先生の書かれたベストセラー「2時間でおさらいできる日本史」に書かれている内容を覚えきれておらず大変残念なことをしました。1問は、第一回帝国議会で最多を占めた吏党名です。先生は、「受験生が本当にほしかった問題集」の解説の中に、立憲帝政党は政府が保護をやめたこともあって1883年に解党した、と書かれていますし、実際の帝国議会では大成会や国民自由党などの吏党があった、とも書かれています。さらに、「2時間でおさらいできる日本史」の中で、立憲帝政党は第一議会の時点では解党し、大政会が吏党の中の最大党であるとグラフ付きで説明されています。もちろん大政会という吏党があったという認識はあったのですが、さすがに第一議会では立憲帝政党かなと思ってしまい、撃沈でした。たいせいかい(大政会)をだいせいかい(大正解)したかったところでした。

論述の1問は「大蔵省百年史」という未見史料で、この論文がかかれたころの高度成長期の好景気と戦後まもない頃の好景気との比較を、好景気に関連した戦争にもふれながら論述させるものでした。通常の教科書に記載されているように、戦後まもなくの朝鮮特需を記載し、高度成長期の好景気は、安い海外資源、高い貯蓄率、低賃金で良質な若い労働力、などに支えられて戦争と無関係のように書いてしまいました。先生の本を読んだ記憶が少しあり、ベトナム戦争が頭を一瞬よぎったのですが、残念。高度成長期の後半にはベトナム特需が影響していることを書かなければいけませんでした。これは教科書にも、問題集にも載っていない内容ながら、「2時間でおさらいできる日本史」には、しっかり先生が説明されており、これこそニヤリ問題で、この本からゲットしておくべき内容だったと大変悔しい思いをしております。せめてもう一度読み直していればばっちりできていたはずでした。そのようなわけで先生の教材をしっかりやって、ケアレスミスがなければ、さらに20点はアップできるはずでした。

さて、そのほかの問題で、完全に降参したものを2つ。明治2年ある機関が改組されて大蔵省となったが、改組される前の名称を聞く記述問題で、答えは会計官。山川の資料集には太政官制の図の中に記載されていました。もうひとつ、縄文時代早期に定住性の高い集落が営まれていたことを明らかにした鹿児島県の遺跡名を聞く記述問題で、答えは上野原遺跡。これも資料集には記載されていました。前回までの自分ですと、このような難しい問題が印象に残り、ついついそのような内容に目がいっていました。しかし、昨年、先生にお会いした時に、先生がおっしゃられた言葉が思い出されます。「そのような難問が出ているのは満点がでないようにしているためでしょう」、とか、私に遠慮がちな口調で、「他の問題で点数とっていってください」、とおっしゃったことです。そうです。もっと正解しなければならない問題がまだまだあるのでした。医師の世界も似たようなものです。いくら勉強していてその疾患を知っていても、実際の本番でその疾患の患者に出くわして、正しく診断、治療できなければ、試験では0点ですみますが、医療の現場では患者の不利益となり0点どころかマイナス点なわけで。

次回は、今回の失敗を生かし、ケアレスミスがないように、これまで使っていた問題集はもちろんのこと、「あるある史料問題」や「2時間でおさらいできる日本史」、さらに山川の資料集ももう少し徹底して拾えるところを拾っていきたいと思います。来年はさらに点数をアップさせて3回目の合格をめざします。3回目の合格で修士という資格がいただけるようです。試験会場には、高校の教師や一般社会人のような方もみられましたが、高校生か大学生ぐらいの若い受験生もたくさんおられました。何分、年齢にはかなわず記憶の定着という点では、若い人たちにはかないませんが、本業の片手間ながら日本史をこよなく愛する気持ちはまだまだ負けてはいない思いで来年も頑張りたいと思います。

なお、以前にお話しておりましたが、今までの私の医師としての臨床経験をもとにして、これからの若い医師にむけて書いた医学書をKindle本で昨年刊行することができました。もちろん先生のベストセラーに比べますと足元、いやいやおそらく爪の先にも及びませんが、くちこみなどで少しずつ広がって、若い医師たちの参考にしていただければと思っております。普段の医学部生への病院宣伝活動(最近はこれも医師の仕事です)や書籍出版の効果もあったのか、ようやく若い医師が当院の研修に興味を持ちはじめ、ぼつぼつ研修希望の数も増えてまいりました。子供も4歳になり、休みの日は、いつも公園で走らされたり、先日は大文字山に一緒に登ったりさせられております。また京都にいらしたときはご都合がつかれるようでしたらいつでもお声をおかけください。冷え込む日が続きますが、受験生の対応に日々お忙しい中、先生におかれましては、どうかお身体の方、ご自愛ください。

<石黒>
1級合格おめでとうございます。
講習が終わってようやく返信が書ける時間が取れました。遅くなりもうしわけありません。
大学受験の日本史の観点からすると、「大成会」はあたりまえですが「会計官」は捨て問です。また論述問題のベトナム特需はちょっと難しいですが、必死に考えたら思いついたかもしれませんよね。

ところで、最近発掘された遺跡や最近話題になっている事柄については、1月の講習でプリントを配布しています。「上野原遺跡」はそこで紹介していました。もっとも上野原遺跡はそれほど注目されていないものなのですが。

Kindleでの刊行おめでとうございます。医学部生向けでしたら何も紙媒体である必要はないと思います。当方も電子書籍を考えたことがありますが、受験生には向かないだろうと判断してあきらめました。

またお目にかかる機会があったらうれしく思います。

でる日講義

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保護中: 河合塾で「早慶大日本史テスト」を受講した方へ

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ひと足早めの合格報告

受験生がラストスパートをかけているかたわらで、推薦入試などで受かったという報告もちらほらいただきました。推薦入試やセンター利用入試では、なかなか第一志望合格というわけにはいかないものです。しかし12月にいただいたメッセージは文句なく第一志望合格の報告でした。紹介します。

<Kさん>
石黒先生。去年あざみ野でお世話になったKと申します。
夏の講習で質問に行かせていただいた際にも申し上げたのですが、去年高2で先生の授業を受けさせていただき、おかげさまで日本史は得意科目となりました。
今回、学校の指定校推薦を頂くことができ、春から第一志望であった早稲田大学政治経済学部に通うことになりました。
夏明けの全統記述では第一志望であった早稲田政経のA判定を取ることができ、先日の別の模試では偏差値80を越えることができました!
良い結果が出たことももちろんですが、日本史を素直に面白いと思えたことが私にとってはとても嬉しかったです。
これからも色々な本を読むことを通して日本史を学べればいいなと思っています。
それもこれも、石黒先生の授業から受験勉強に入り込めたおかげだと思っています。先生のわかりやすい解説と40面ノートがなかったらここまで頭の中を整理できなかったと思います。本当にありがとうございました。

<石黒>
指定校推薦で早稲田政経とはすごいですね。一般受験でも合格できるレベルに達していたようですし、文句ない大学受験となりましたね。高2から取り組んでいたことも大きいですが、そもそもKさんが難題に取り組む能力が高いのでしょう。今後の人生も大いに楽しめそうです。ご報告ありがとうございました。

難関大用語集解

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冬期講習を受講したみなさんへ

あけましておめでとうございます。今年は25年ぶりに授業のない正月をすごしています。

今日は河合塾で冬期講習を受講した方にお伝えしたいことがあります。ひとり反省会をしていたら、授業で話しそびれてしまったことに気がつきました。

【藤沢で早慶大日本史を受講した方へ】
別冊の類題32を解説しそびれました。
正解は「う」です。授業で説明したとおり、革新首長の美濃部亮吉が当選したのは公害対策基本法制定と同じ1967年です。このため「1960年代前半」が誤りなわけです。

【あざみ野・南浦和で総合日本史演習(発展)を受講した方へ】
5日目に使用した外交史のプリントの表面をごらんください。上の外務大臣ラインに「榎本武揚」がありますね。これは1891年に大津事件で青木周蔵が外相を辞任した後の外相です。とくに業績は問われません。青木の後だということだけで問われます。また、青木の名前がもう一度出てきますが、これは第2次山県有朋内閣の時のことで、日英通商航海条約の発効や義和団事件がありました。

さあ「戊戌」の年です。入試でアレが出たりするのでしょうか。

上智対策コンプリート・ミッション

五島美術館の本阿弥光悦

冬期講習の合間に五島美術館に行ってきました。最近は陶芸をやっているので茶碗に興味があるのです。そこに僕が一番好きな陶芸家の本阿弥光悦の茶碗が2つ展示されていました。

手前のはがきに写っている黒い茶碗が光悦の作品です。これと似た形の光悦作品に「不二山(ふじさん)」という茶碗があって、そちらは国宝指定されています。日本で作られた国宝の茶碗はわずか2点だけ(!)というのに入試ではめったに問われません。20年くらい前に早稲田で出題されたくらいで残念です。もっともその頃は茶碗に興味がなかったので解けなかったのですが(笑)。

そんなこともあって1時間以上もこの黒い茶碗に張り付いてました。いつかこんな茶碗を作りたいものです。

聴くだけ日本史-美術史編-

慶應大経済学部の論述対策

先日、慶應大学経済学部の論述問題について質問をいただきました。

<Hさん>
お忙しい中失礼します。
レギュラーで2学期から先生の授業を受けている者です。慶応大学経済学部b方式を第一志望としています。
私は夏休みまでFIT入試の準備(不合格でした)ばかりしていたこともあり、日本史には殆ど手をつけていませんでした。9月上旬にFITの不合格が分かり、慌てて日本史の勉強を始めたため、日本史の過去問をまともに解き始めたのは、最近です。
そこで、経済学部についてです。解いてみたところ、マーク問題はそこそこできます。しかし、論述問題は「なんとなくなにを書く分かる」という状態で、模範解答のように十分に用語を盛り込むことができていません。(模範解答を見たときに知らない用語は殆どありません)
論述対策に関し石黒先生のご意見を教えてください。

<石黒>
つぎの二つを繰り返すのみです。
(1)教科書の近現代部分を読みどう文章化するかを習得する。
(2)論述問題をたくさん解いて鍛錬する。
問題集としては『“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ』(河合出版)が良いと思います。幸い出題範囲が狭いので他の大学よりは対策をたてやすいかと思います。健闘を祈ります。

でる日講義-経済・外交史(近現代)-

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南浦和からのメッセージ2017(4)

のんびりしていたら冬期講習が始まってしまいました。
いよいよ最後です。

<Kさん>
日本史はとても嫌いだったのですが、だんだんできるようになって、前よりもずっと好きになりました。でもまだまだひどい点数なので頑張ります。
今までありがとうございました!!

<石黒>
嫌ってるとなかなか伸びないですからね。よかったです。まだまだ上を目指してください。

<Hさん>
ムダなく勉強できてます。ありがとうございました。頑張ります。

<石黒>
いいですね。がんばりましょう。

<Tさん>
2学期から受講し始めたのですが、もっと早くから受講していたかったです!

<石黒>
なんとか挽回してください。

<Iさん>
第一志望に受かるようがんばります。

<石黒>
強い気持ちを持つことが大切です。

<Tさん>
2学期間ありがとうございました。受験頑張ります。

<石黒>
こちらこそありがとうございました。

<Sさん>
ありがとうございました。がんばります。

<石黒>
こちらこそ。

<Yさん>
日本史のゴロの本、すごく覚えやすいです。頑張って覚えます。

<石黒>
ありがとうございます。文化史とかは丸暗記せざるを得ないところが多いので、ちっちゃいゴロを自分で作ってもいいと思います。

<Uさん>
ノートが見やすかったです。2学期だけだったけれど、ありがとうございました。

<石黒>
こちらこそありがとうございました。

<Mさん>
先生の授業やプリントやブログがテストや模試の役に立っていて、本当に感謝しています。受験までご指導の程よろしくお願い致します。

<石黒>
たぶん本番でも役に立つと思うので吸収し続けてください。

<Yさん>
迫力のある授業で楽しかったです。塾のバイトをするようなことがあれば見習ってみたいと思います。

<石黒>
塾講師バイトは決してお勧めしませんが、度胸がついたり、プレゼンテーション能力が高まったりすると思います。

<Eさん>
日本史元々大好きなのですが、今までやった内容が凄い細かくなってて大変だったけど、日本史凄いのびました!!もっともっと頑張って私大で成果出します!あと、バレー部のマネ面白かったですw
私のクラスには先生の授業を受けてる人が3人いるのでクラスでも先生の名は有名ですwありがとうございました。

<石黒>
成績伸びてよかったです。バレー部のマネ……って茶化してしまったやつですね。笑ってもらえたらなよかったです。同じクラスの3人がみんな受かるといいですね。お互いに励まし合ってください。

<Yさん>
毎回の授業とても分かりやすく、学校でよく分からなかったところも解決します。本番まであともう少し・・よろしくお願いします!

<石黒>
そう言っていただけるとうれしいですね。わかりにくいところを噛みくだいて説明するのが大好きです。

<Oさん>
1年間熱心に授業してくださり、ありがとうございました。正直、ノートに板書したり、メモを取ったりとついていくのは大変でしたが、この石黒先生の授業を受けにくると、とても刺激されて、勉強しなきゃと思わされて、やる気が出ました。

<石黒>
大変だったでしょうね。でも講義を聴きながらメモを取る技術は、今後役立つはずですよ。

<Sさん>
早慶大オープン8割取れました!本番も取れるように頑張ります。

<石黒>
おおお! 本番でも好成績を出せそうじゃないですか。期待しています。

<Uさん>
今までありがとうございました。最初から受けられなかったのが残念ですが、せっかく石黒先生の授業を受けられたので、復習をたくさんして、周りに追いつきたいです。冬期もよろしくおねがいします。楽しかったです。

<石黒>
ぜひ追いついてください。入試直前まで成績を上げいてくつもりでお願いします。

<名前なしさん>
石黒先生は私の学校で1番有名な先生です。この時期になって私立のカコ問を解くと、石黒ノートのすごさを実感します。T進ハイスクールの人たちにも河合塾にすればよかったと言われます。石黒先生に教えてもらえてほんとうにラッキーガールです。第1志望に合格します!
アクティビティな活動でケガをしないように心からおいのりしています。最後にサインしてください!ありがとうございました!

<石黒>
お世辞でもうれしいですね。ありがとうございます。最後まで気を抜かずがんばってください。アクティビティな活動は……先日中央アルプス木曽駒ヶ岳に登って頬が凍傷になりました。マイナス20度の世界は厳しかったです。それどころか山頂付近で死亡事故にも遭遇しました。慎重に行動しないとですね。

手がかじかんで写真を撮るのもひと苦労でした。そして低温でバッテリー切れになってしまい、これ以上マシな写真がありません。

でる日講義-とことん文化史-