史料の勉強法

今日は、メールで問い合わせがあった質問と、その返信のやりとりを紹介します。史料の勉強法の参考にしてみてください。

<M本さん>
すみません質問なのですが、史料は、どこまでやればいいですか?試験では、例えば史料の文頭が出されてその史料の名前を答えるとかですか?もしくは内容まで完璧に覚えるべきでしょうか?忙しいところすみません。

<石黒>
難しい質問です。史料はどれも出典が問われるわけではありません。また、史料文のうち、どこが問題になるかも史料によってさまざまです。内容を完璧に覚えなきゃいけないものはまずありませんが、出題状況はバラバラでとてもひとくちでは言えません。そのせいもあって、オリジナルの史料問題集を作ったというわけです。

<M本さん>
なるほど☆そうですよねぇ。。じゃあ書店に走ります♪*笑*今日も自習室でみっちり復元練習しました!だんだん慣れてきてなんとなく先生の書き方のクセみたいのがわかった気さえしました*笑*

<石黒>
念のためお伝えすると、オリジナルの問題集というのは、「どこでも史料問題」のことで、derutoko.comでしか販売していないもののことです。

<コメント>
それにしても、復元練習に「慣れてきた」とはツワモノですね。「復元」を夢みたいなことだと思っている人は、食わず嫌いと同じだと思います。ノートのすべてを復元する必要はありませんが、ワクのついている部分とかは、かなり復元できるはずです。四角番号の部分の多くは、チェックペン勉強でもいいと思います。

そして、もう一人、いきましょう。

<N崎さん>
どこでも史料問題を一週間使ってみました。試験にでやすいところがシンプルに明確に示してくれて、赤シートを使い易く工夫してあるので、とても勉強しやすいです。英単語をやるように、さらっと毎日続けられました。これから習慣化していけそうです。きれいな参考書ありがとうございました!個人的にはこのデザインは好きです。

<石黒>
「赤シートを使い易く工夫してある」というのを見破ってくれて大変光栄です。結構考えて赤字を設定しているつもりです。また、あの渋いデザインに共感してくれてうれしく思います。史料はくり返しやることが大切なので、これからもがんばってください。

<コメント>
最近、某出版社のセンター向け参考書の改訂版をチェックしたのですが、赤字の設定のアバウトさに驚きました。あらゆる単語を赤字にしてしまっているために、赤シートをかぶせると、空欄だらけ状態となってしまい、どこに何を入れるべきか、てんでわからないんです。その一方で、読みの難しい単語だと、せっかく赤字になっているのに、なぜか黒字でルビ(読みがなのこと)がふってあり、赤シートをかぶせても、黒字の読みが見えちゃうんです!もう、ギャグとしか思えません。もしかして「漢字の練習をしろ」ってことでしょうか?って、センター試験じゃ漢字は書かせないっつーの。

赤字は、読者が解答できるようになっていなければならず、設定するのには相当気を遣うのです。『どこでも史料問題』などの僕の本は、ちゃんと赤字を答えられるようにしてありますから、よーく考えて、赤字チェックをしてくださいね。


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