なかなか成績が上がらなくて悩んでいます

先日、derutoko.com宛に勉強法の悩み相談メールが来ました。その生徒は、模試の成績が偏差値45くらいで、次の勉強法をしているとこのとでした。
・授業のあった日のうちにノートの清書。
・翌日に授業のテープを聴き直す。
・ノートの復元、読むだけ日本史の赤字を隠したりする。
・問題集はあまり解いていない。

しかし、「時代の流れや、ストーリー的なものは分かるのですが、どーーーしても人物名や事件の名前などなど、思い出せなくなってしまうのです。」とのことでした。また、「英語や古文の勉強をしていると、時間がなくなってしまう。」とも書いてありました。

さて、僕からの返信は次のようなものです。

用語の暗記が確実にできていないのではないでしょうか?まず、ゴロあわせの本は使っていますか?『日本史でるとこ攻略法』から出題される小テストでは、常に8点以上をキープしているでしょうか?次に、ノートの清書や、ノート復元、『読むだけ日本史』の赤字チェックの際に、用語を声に出しているでしょうか。

これらができていれば、問題集を解くことにそれほどの時間はかかりません。とくに、予備校の演習編テキストの問題などは、すぐに終わるものばかりです。世の中には問題演習をしなくても高得点が取れる人がいますが、そういうタイプではないと思います。最低でも演習編テキストくらいはやるべきでしょう。

そして、時間がない、とのことですが、この、「清書」と「授業の聴き直し」を、どちらか1つにしてみてはいかがでしょうか。授業中の板書を写すのを下書きとするなら、ぐちゃぐちゃに書いてもいいわけで、その分、授業を聴くことに力を集中してください。そして、翌日に聴き直す箇所を一部に限定してください。そうです。聴き直す部分を一部ですむように、たくさんメモをとっておくわけです。逆に、もう板書を写すのは慣れてきたから、ということで、授業中のノートを清書版に変えてもいいかもしれません。勉強の効率を上げることをもっと考えた方がいいと思います。

ところで、早稲田予備校の月1回校内模試の結果を見ると、確実に成績を上げている人が何人もいます。その一方で、まだ低迷している人もいます。自分の勉強法を客観的に、かつ冷静に見つめ直すことを避けているのは、単なる「逃げ」にすぎません。もう7月、前期の授業も終わろうとしています。9月には、受験生の間で「下剋上」が発生します。夏休みにがんばったか、なまけたかの差で激動するわけですが、その成績アップのための方法をつかむのは、今この時でしょう。前期部分の復習をどう進めていくのがベストなのかを、見極めてください。そして、夏期講習が本格化する前に、さっそく復習を始めるのです。講習が始まると、それはそれで復習するモノが待っているのですから。日本史の講座が入っていない期間に何をやるか、それがカギなんですよ。


関連記事