「でるとこ模試」で自分の弱点を知ろう!

9月にいただいたメールに今頃返信している石黒です。
ご迷惑をおかけしているみなさん、申しわけありません。
河合塾で行われた一日完結講座の受講生からのメールを紹介します。

<Yさん>
石黒先生、本日のテーマ別の講座、3時間×2という長丁場お疲れ様でした。
以前メールを送った藤沢のYです。
今回メールを送らせていただいたのは他でもない「ショック」のためです。
夏期講習に取らせていただいた時はひさしぶりの石黒先生ということで緊張していたためや、夏の始まりで、「ここからだ!」という気持ちもあったので向上心などもあったのですが、今回、テーマ別の講座を受けて正直ショックでした。
まず夏休みに日本史にほとんど手が回らず、模試は本当にひどいもので、逆にブログにも載った友達のS君(夏期も今回も隣の席に座っていました)との埋まるのかと思うほどの大きな差。
2つ目に、今回やった授業の頻出のところがノートを持っているにもかかわらずまったく忘れていた事。しかも隣の友達2人は当たり前のように先生の言う前に書いていた事。
2学期は日本史をやり直そうと思っていたのですが、今回自分の愚かさにさらに何倍も気づかされました。
そして生授業のすごさ。家に帰って、先生の言っていたサクセス講座時に配られた年代別の出題1位の所や春季の早慶大の正誤問題のところを見直してみて、「ああ、何で授業を取らなかったんだろう」とまた思ってしまいました。部活の立場上仕方が無かったのですが…。
しかし、逆に燃えました。これからはつな近もあるし、レギュラーで寝てる人がいるなんて話を聞いたらもう突っ切るしかないですね。夏にあまり出来なかったので、これから改めて頑張ります。貴重な時間を割いてスイマセン。失礼します。

<石黒>
だいぶ遅い返信で申しわけありません。
直接授業を受けるといろんな意味で刺激を受けるかと思います。
意外とおもしろいのは、周りの生徒が見えることでしょうか。
Y君の言うように、
隣の生徒がわかっちゃってるところを目の当たりにすると焦りますよね?
Y君は『つな近』も購入してくださっていますが、
映像の授業の弱点も把握した上で学習を進めてほしいものです。
そういう懸念もあって「でるとこ模試」を企画しました。
Y君もエントリーしているみたいなので、
しっかり細かいところまで学習したうえで受験して、
自分の位置を確認してください。

それなりに勉強しているつもりでも、
「他の受験生と比較すると全然浅かった」ってことはよくあります。
それがわかるのが本番の入試だったりすると、目もあてられません。

1 学校や模試の成績は結構いいのに、入試には歯が立たない。
2 政治史分野はできるのに、文化史分野が得点できない。
3 ふつうの穴埋め問題はできるのに、正誤問題が解けない。
4 ふつうの穴埋め問題はできるのに、史料問題が解けない。

これらはみな、学習水準を間違えているからおこることです。
そして、もう一つ恐ろしいのは、

5 古代~近世の範囲の偏差値は高いのに、近現代になって下がった。

というタイプです。
そこで「でるとこ模試」をやろうと思ったわけです。
開国~明治時代の範囲で難関大の水準の模試を受けることで、
近現代の学習水準がわかるだけでなく、
上記の弱点もあばきだそうという狙いです。

予備校をまたぐ競争となるので、
「頂上決戦」に参戦するスゴイ人からの受験も期待していますが、
一方で、ヤバイ人たちに受験を「強力に」お勧めします。

僕の方は、さきほど1万4千字を超える解説を書き終えました。
解答を導き出すプロセスが十分説明されています。
受験する方は、楽しみにしていてください。
あ、その前にばっちり勉強しておいてくださいね。

写真は「でるとこ模試」に参戦した人たちからの申し込みメールです。

参戦メール