復習が追いついてないんですが

まず、僕から二つ聞きたいことがあります。

1 今後、授業の進度に合わせて復習する気がありますか?
2 本気で追いつきたいですか?

復習が遅れている人は、今までの勉強を見直しましょう。1週間の勉強サイクルに日本史の時間を取ってなかったのだから、そこを変える必要があるわけです。英語・国語の時間を減らさず、日本史の学習時間をつくる気がありますか?要するにテレビを見るのをやめるか、睡眠時間を減らすか、はたまたお風呂に入るのを3日に1回10分くらいにするか……。僕みたいに歩きながら食事もアリかもしれません。もっとも、昨日は地下鉄の中で原稿を書いていて、二駅ほど乗り過ごしましたが。

また、もし「勉強してたのに遅れてしまった」と言うなら、復習時間をもっと短縮しなきゃいけないということでしょう。実際は、これができない人が多いと思います。「量が多すぎて覚えられないんだもーん (~0~)」ってやつですね。そういう人は、たいてい工夫をしていません。この工夫を相当うまくやった人がここにいます。これ以外にも、次の方法も効果的です。

1 授業の前に『読むだけ日本史』で赤字を音読しておく。
これは聞き慣れない単語を事前に「耳に入れておくため」です。授業は板書の文字も見ますが、音声を聞くのですから、歴史用語の発音に慣れておくと強いのです。

2 できるだけ授業中に理解する。
録音したものを聞き直すことを前提にして受講すると、集中力が落ちる上に、ほんとに授業全部を聞き直さないといけなくなり、効率が悪いことこのうえなしです。だから基本的には授業で理解するようにして、聞き直す箇所をできるだけ少なくしましょう。

まだまだほかにも工夫する余地はあると思います。考えてみてください。

そして、定番の質問です。「全然復習できてない場合は、どこからやるべきですか?」今授業で講義しているページから、3面分くらいさかのぼったところから始めるべきでしょう。もっと前のところを勉強したいのはやまやまですが、初めから順番にやっていたのでは、すぐに追いつけないし、追いつけないと授業がつまらないから、またやる気をなくす……。一番肝心なのは、次の授業を気分良く受けられるように、前回の授業分を復習しておくことです! (強く推奨)

ただ、中世を学習するにあたっては、平安時代に形成された寄進地系荘園の理解が必ず必要になるので、そこだけは復習するべきでしょう。もっとも、これを独学するのは至難の業なのですが……。

で、切り捨ててしまった最初の方のページは、勉強のペースがつかめてきたら、手を出すことにしましょう。最悪、夏休みにやることになります。夏は大変そうですね。しかしツケとはそういうものです。がんばりましょう。