さすが高卒生、史料対策が万全です(1)

受験日本史において、現役生がおろそかにしがちな二大定番は、
文化史と史料です。
どちらにも共通するのは、

 (1)学校で重視されていない。
 (2)とにかく暗記すれば良いと勘違いしがち。

の二点です。
とりわけ文化史については、学校の先生でも説明が苦手な人も多く、
スルーしがちな分野なのです。
そもそも先生が覚えきっていないって話もあります……。
また、史料問題は読解しながら解くことが多いのですが、
適切な指導がないと、とかく暗記に走りがちです。
しかも史料中のどの部分に注目すべきかもわかりません。
少なくとも山川出版の『日本史史料集』の赤字は役に立ちません。
入試の出題状況とはズレているところが多すぎです。
あれは現代語訳を知るための本ととらえるべきです。
予備校で史料対策講座を受講していない人には、
『どこでも史料問題』をお勧めしています。
肝心なポイントのみを説明している音声CDが2枚ついているので、
独学受験生にはぴったりな教材です。

一方、ワセヨビでは、史料対策の講義を、
「でるとこ日本史プラス」という講座の中で行っています。
通年授業とは別に、週に30~40分ほど史料を解説しているのです。
先日、その講座を受講している方からメールをいただきました。

<Sさん>
早稲田予備校でお世話になっているSです。少し気になったことがあるのでメールさせていただきました。私はでるとこプラスの授業をとっているのですが,史料問題にも挑戦したいと思っています!それで先生の教材を買おうと思っているのですが,問題集も史料も両方買ったほうがいいですか?それとも問題集を買って史料は授業で使っているものを使用したらいいですか?お時間があればお返事をお願いしたいです。

<石黒>
史料問題演習は、
『どこでも史料問題』の「問題編」や「頻出史料でるとこチェック」
で鍛えると良いでしょう。
「史料編」のほうは、プラスの授業を取っている人は必要ありません。
ただし、史料編に付属する音声解説CDに関しては、
先日もブログに書いたとおり
プラスの受講生にもお勧めしたいものです。
詳しくは今月中旬に、Sさんのアドレス宛に直接お知らせしますので、
もうしばらくお待ちください。

ちなみにこのSさんは関西出身で、高校時代に学校の先生から、
「半跏思惟像のポーズをやってみろ」
と言われたことがあるそうです。
仏像彫刻を覚える際に、
名前を言いながらポーズを取るという人がいましたが、
授業中に生徒にやらせる先生がいるというのには驚きました。
関西人のノリはあなどれませんね。
なかなか真似できないのですが……。

史料対策の話は明日もつづきます


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