丸暗記よりも大事なものがココにあります

先日、ワセヨビの高卒生からびっくりする話を聞きました。
某大手予備校で体験授業を受けたら「史料を暗唱させていました!」
と言うのです。
河合塾の現役生からも似たような話を聞いたばかりでした。
やはり同じその某予備校に冬期講習に行ったら、
「魏志倭人伝とか、長い文章を暗記しろって言ってました」
とのことでした。
そんな暇があったら、もっと別の勉強ができますよ?
そうすれば、入試の正解率なんてカンタンに上げられます。
遠回りしている受験生を見ると、
「近道はココにあるよー」と教えたくなります。

いやはや、それにしても世の中にはいろんな先生がいるものですね。
そして驚くのは、そんな授業でも疑問に思ったりせず、
素直に受けている十代の若者が存在することです。
自分が十代だったころの反抗期っぷりを思い出すと、
ちょっと信じられません。
いや、逆に、その先生のカリスマのなせる技ということでしょうか。
とすれば、もっと僕が見習う必要がありますね。
発声法・発話法の次に習得すべき分野かもしれません。
相当難しそうですが。

さて、そんな丸暗記よりお勧めしているのが、
ストーリーで理解し、理屈で次の流れを推測することです。
近現代では、内閣ごとの事績を、
ストーリーを思い出しながらたどってもらいたいものです。
それが十分にできるようになると、
ここにある「内閣チェックテスト」も全問正解ができるでしょう。
ちょうどそのことについて、質問メールがありました。

<Yさん>
早稲田予備校東京本校のYです!こんばんは。内閣プリントのことで石黒先生に質問したいことがあります。授業中,先生が伊藤博文から派生した出来事を述べた点を他の内閣でも出来るようにするためにはどおすればいいですか??

<石黒>
それは、授業で話したストーリーとともにノートを覚えるだけですよ。
後は、内閣プリントのわずかな用語から、
どれだけ連想して引きずり出せるか、ってことです。

『聴くだけ日本史−内閣編−』では、
法令名や事件名、条約名などから内閣を問うだけでなく、
その出題率や、答えの導き出し方、
さらには他のできごととの関連性なども説明しています。
付属の内閣シートが大変わかりやすくできています。
色分けはもちろん、印象に残したい年代を入れて、
関連するできごとを矢印で結んであります。
数え切れないほど試行しつづけてたどりついた形ですので、
その記憶効果は抜群です。
この教材で内閣別の整理をマスターして、
ぜひ、内閣や時期から難問を解く醍醐味を味わってください。


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