推薦入試は諸刃の剣

現役生の場合、一般受験の可能性も視野に入れながら、指定校推薦での志望校合格を狙っている人がいます。高校での各科目の成績が、まんべんなく優れている場合には有効な方法です。しかし、なかには「志望校合格へのルートは多い方がいいだろう」とか、「一般受験は怖いから」などという消極的な理由で、指定校推薦を考えている人がいます。そうすると、どっちつかずな学習になってしまい、学校の勉強と予備校の復習の両方ともが中途半端になりかねません。最悪なパターンは、指定校推薦に落ちたのが判明した10月からようやく一般受験の対策を始めて、結局間に合わずに一般受験も失敗するというパターンです。「二兎追う者は一兎も得ず」とはこのことです。

今日はその二つの道をみごと両立させた人を紹介します。実は、昨年の12月にいただいていたメッセージです。紹介する機会を逸してしまっていました。

<Kさん>
こんばんは。Kと申します。河合塾南浦和現役館で今年の春期講習から1年間お世話になりました。このたび、11月に運良く指定校推薦での合格内定を戴くことができました。慶應義塾の商学部です。結果的にはこういう形で入試を終えることになりましたが、もともと推薦は自分とは縁がないものと思っていたので、一学期から秋まで一般入試のみを眼中に入れて準備をしてきました。恥ずかしながら2年生では日本史をおろそかにしていたので、3年生になって石黒先生の日本史に出会えたことは非常に幸運でした。模試の結果に敏感に反応するのはよくないことだとは思いますが、4月当初は未熟だった私が、夏休み最後に受けた記述模試では全ての志望校でA判定という結果が出せたことは、多少なりとも自信に繋がりました。英語はもともと得点源だったので、石黒先生のお力を借りなければこの結果はありませんでした。石黒先生のお陰で日本史受験に不安は一切感じなかったし、常に楽しく学んでこられました。夏休みにたくさん取り組んだ過去問も面白くて仕方がなかったです。先生のノートは目から鱗でした。「やるならトコトン」やらなきゃ意味がない、うろ覚えな知識は全く役に立たないということも教えていただきました。
実は世界史を選択したかったのに、覚えられる自信がなくて日本史を選択した者です。情けない話ですが、今ではあのとき日本史を選んだ自分は本当にツイていたと思います。受験日本史は石黒先生のもとで学ぶ以外考えられません。世界史はこれから先いつだって学べます。
直接伝える機会を逃してしまいましたが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。先週、石黒先生の新著を予約しました。これからも石黒先生の日本史が多くの受験生の支えになることと思います。本当に1年間ありがとうございました。長文、失礼いたしました。

「こういうスゴイ人って、将来何になるんだろう?」といつも思います。自分の置かれている状況を見極めつつ、何の勉強に力点を置くのか判断していきましょう。


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