一問一答はできるのに、正誤問題が解けません

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今日紹介する方も、回答が届かなかったものです。質問主が読んでくだされば良いのですが……。

<Eさん>
こんにちは。今、○○(編注:予備校名が入ります)で浪人をしているものです。第一志望は慶応商学部、早稲田商学部です。日本史のことで悩んでいるのでメールさせていただきました。
第一回のマーク模試、記述模試、共に偏差値は70を超えました。現役のころのセンター試験本番は87点でした。ですので、わたしは、自分では日本史は得意な方だと思っていました。ですが、最近、日本史に不安を感じ始めています。夏期講習では早慶大日本史演習を受講したのですが、やや難以上の問題はほとんど取れませんでした。
わたしは、現役のころから正誤問題が苦手で、昨年の早稲田商学部の日本史の点数は32点(素点)でした。どうしても正誤判定ができません。一問一答のように単語を答えるのは得意なのですが…。どういう勉強をしたら正誤判定ができるようになるか、アドバイスをいただきたいです。今は、○○のテキストしかやっていません。昨年通っていた、□□のテキストの方が細かいものまで載っていたので、○○のテキストだけやっていて大丈夫なのか不安です。ぜひご回答よろしくお願いいたします。

<石黒>
お問い合わせありがとうございます。
厳しい言い方ですが、Eさんの成績を見るかぎり、取り立てて日本史が得意な人とは言えないのではないでしょうか。MARCHが第一志望ならかまいませんが、早稲田をめざしているならセンター試験では9割を取るべきです。さらに、河合塾の夏期講習の「早慶大日本史」は、わりと簡単な問題が中心ですから、そこでつまづいていたというのは驚きです。当方がおこなっている「日本史道場」や早稲田予備校の「早慶難関大の日本史」などでは、ずっと難易度の高い問題を扱っています。

たとえばこう考えてみればわかりやすいでしょう。3ケタの掛け算ができる人は「数学が得意な人」でしょうか? 小学校3年生でそれができるというなら得意な人と言えますが、高校生だったら得意な人とはかぎりませんよね? もしかしたら掛け算はできても微分・積分はてんでダメな、「数学の苦手な人」かもしれません。Eさんは簡単な日本史の問題なら正解できる人ということだと思います。実際の入試が5割ちょっとだというのが、何よりも物語っています。当方の生徒のなかには、早稲田商学部で8割越えの人はたくさんいるのですよ。自分を冷静に客観的に見る必要があるかと思います。

さて正誤問題ですが、単純に用語を詰め込むだけでは早稲田レベルの問題は解けません。できごと通しのつながりや意義を理解することから始まって、細かいようにみえても難関大では定番の知識をバンバン習得する必要があります。推測して解く問題も多数存在します。Eさんが受講している講座では、残念ながらそうした力をつける授業がなされていないのでしょう。○○のテキストだけでは足りないのは当たり前ですが、いっぽうで□□のテキストには不要な情報がたくさん入っています。それはそれで無駄と言えます。

当方では、正誤問題を解く力をつける問題集として『あるある正誤問題』を出しています。しかしこれは基礎レベルの問題集ですので、これだけでは早慶には届きません。手始めに取り組むものだとお考えください。
前近代部分は、ハイレベル用語をかみくだきながら説明した参考書『難関大用語集解』がお勧めです。外交史や土地制度史などを、根本からハイレベルに理解するには映像教材『でる日講義−経済・外交史(前近代)−』がお勧めです。
近現代の外交史や経済史の理解には、『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』が最適です。
それぞれの教材の内容は、サイトで詳しく紹介していますのでごらんください。

多元的に深く理解するためには、参考書や問題集では限界がありますので、映像教材を受けることをおすすめします。サンプルムービーも公開していますので、ぜひ見てみてください。

単純な解法では太刀打ちできない早慶難関大に挑むために、解答にいたるプロセスを意識した演習講座が、12月の「日本史道場」です。丸暗記勉強とはまったく違う世界に驚くはずです。普段僕の授業を受けていない方の挑戦も、お待ちしています。
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