熊野古道を歩く(4)

今日は受験に関係する話はありません。

最終日、最初に向かった先は権現山(神倉山)です。ここは神が降臨する山として崇められ、断崖絶壁に神倉神社が建てられています。それがどんなものか興味津々で登りました。びっくりしたのは神社までの階段です。かなり長いうえに石段がぜんぜんそろっていません。
%e7%a5%9e%e5%80%89%e7%a5%9e%e7%a4%be%e3%81%ae%e7%9f%b3%e6%ae%b5
これはだいぶ昔に作られたものですね。段差も大きいうえに雨で表面がツルツルだったため非常に危険でした。それを登り切るとやたら大きな岩があり、そこに神社がありました。
神倉神社
まるで三仏寺投入堂みたいだと思いませんか? 上からの眺めもこんなです。
神倉神社からの眺め

ゴトビキ岩
神社の隣の巨石(ゴトビキ岩)が見えるでしょうか。ここが神が鎮座する「磐座(いわくら)」です。ここから峰を逆に歩ていき新宮(速玉大社)に出ました。こう言ってはなんですがふつうの神社でした。そして最後はバスで那智大社に向かいました。

那智大社の手前に大門坂があります。ここはバスツアーなどのお手軽観光客が、少しだけ歩いて熊野古道の雰囲気を味わえる場所です。
大門坂
延々と石畳が続いていました。よく「登りは疲れる」と言う人がいますが、ここは雨の日に下ったら足を滑らしかねません。登りの方がはるかに安全です。

那智大社からは那智の滝が見えました。神の存在を思わせるたたずまいですね。
那智大社からの滝
近づくとこんな感じです。
那智の滝

ちなみにこの那智に向かう石段を登っていたら、上から年配の女性が足を滑らせて落ちてきてあわてました。すぐ助けおこしたのですが、頭を打って額から流血していたのでかなり冷や汗をかきました。僕のようなへなちょこ体型では背負うこともできないし、山の中だったら気が動転してしまっていたかもしれません。今回は救急車が入ってこられる場所だったので、肩を貸して落ち着けるところまで下りました。救急救命法を習得しておかないと役に立たないな……と反省しました。

熊野古道の話はこれで終わりです。次は沖縄の話を書く予定です。

聴くだけ日本史-美術史編-

関連記事