元気が出るうれしい話

最近、あちこちの予備校で、成績が上がったという話を生徒から聞きます。今日も、ある女子生徒が、「進研模試で1問しか間違えなかったんです!」と教えてくれたので、「へーえ、それはびっくりだね。」と答えたら、「私も驚きました!」と、とんちんかんなリアクションを返されました。

彼女が言うには、高校3年生だった去年は、60点くらいしか取れなかったんだそうです。それが今では98点。「藤原秀郷が下野押領使だって覚えてないと解けない問題があって……」などと、すみずみまで覚えていることをかいま見せつつ、「ほんとに、先生が言ってたことやノートがそのまま出たんです!」と喜んでいました。まるで、でるとこサイトの「遺言」の偉人たちのセリフですが、彼女自身はパソコンを持っていないため、真似たとかではなく、実に、素(す)の発言でした。

こういう話はうれしいです。

最初から頭のいい人には申しわけないのですが、底辺からはい上がっていく話は大好きです。元気が出ます。あー、そうです。下剋上モノですね。豊臣秀吉の場合はオチがアレですから嫌いですが、受験勉強はいいですねえ。うまいやり方に変えればもっと成績はあがります。彼女も最後に言っていました。「今、私の中でどんどん改革が起こってるんです!」セリフのあとに、「びっくりマーク」が4つも5つもついちゃうような話ぶりでした。このままぜひ、合格まで突っ走っちゃってください。

って言っても、携帯を使いこなせない彼女は、このブログも見ていないようでしたが……。涙。