derutoko.com 教材

早稲田の壁を痛感した人

今年は担当する講習が7月中に終わったので、8月は山登り、陶芸、旅行の日々を過ごしています。
先日、こんな質問がありました。

<Hさん>
こんにちは。
藤沢館の夏期講習の早慶大日本史を受講した者です。志望大学は早稲田大学の国際教養か政治経済学部です。
日本史は比較的得意な方で一学期は日本史受講しなくていいかなと思っていたのですが、いざ夏期講習を受けてみると知らないことばかりで、早稲田の壁というのを痛感しすごく焦りました。
二学期からは石黒先生の授業を受けるのですが、江戸時代までの内容の授業を受けていないのでとても不安です。そこで教材を買おうと思っているのですが何を買ったらいいのか分かりません。これは買った方がいいというのがありましたら教えてきただきたいです。

<石黒>
日本史が比較的得意ということでしたら基本事項はできているということですね? であればハイレベル用語だけを扱った『難関大用語集解』をお勧めします。
また、完全に流れを説明したものがよろしければ映像教材の『でる日講義-経済・外交史(前近代)-』をお勧めします。
いずれも詳しい内容はWebをごらんください。

難関大用語集解

関連記事

歴検1級を奪回した医師のNさん

derutoko.comの教材を使って日本史を学習している人の中にはおとなの方も多くいらっしゃいます。中にはderutoko.comの教材のコピーを予備校で配布している講師がいたりして、同業者として非常にがっかりしました。悪い噂の絶えない業界です。

でもその逆の人もいます。歴史検定に挑み続けている医師のNさんもその一人です。「50代からの歴検奮闘記」でご紹介しました。そのときは1級に合格したのですが、翌年は1点足りずに不合格という非常に残念な思いをされていました。今回、再び1級を奪回したというご報告をいただきました。
※非常に長いので注目箇所を勝手に太字にさせていただきました。

<Nさん>
石黒先生
昨年2月に先生にお会いさせていただきまして1年近くがたち、ご無沙汰いたしております。先生におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。私の方は、相変わらず医療の現場で日々仕事に追われている中で、歴史オタクを極めようと、通勤の合間などわずかな時間に少しずつ“歴検受験日本史道”の修行を続けてまいりました。昨年は1点で不合格となりました歴史検定1級を奪回すべく、今年も、すべての映像教材、「受験生が本当にほしかった問題集(近現代)」、『難関大用語集解』、を徹底的にやり、「あるある史料問題」や、『2時間でおさらいできる日本史(近現代)』にも少し取り組んでおりました。昨年59点で1点差不合格という悔しい点数でしたが、今年は66点とることができ、2度目の1級に合格できました。実は自己採点の時点で、合格はできたと思っておりましたが、どうも気分がすっきりしませんでした。それは、ここでもお話するのが恥ずかしいくらいのケアレスミスが3題、9点分もあったからです。自分のもっている実力が本番で発揮できないほど悔しいことはないと思いますが、是非、大学受験生のみなさんには私のようなケアレスミスがないよう、例えば、さらりと記載されたうそつき部分に気づかず正誤問題にひっかかりやすいとか、難しいところに目がいきすぎて意外に簡単なところに解答の糸口があるのに気づかないとか、本番の試験における実践的な弱点を克服していただきたいと思います。

さて、お恥ずかしいケアレスミスをおかした問題はさておき、それ以外で、恒例ではございますが、今回の問題をふりかえってみたいと思います。実は、1問は選択問題で3点分、もう1問は論述問題で8点分、計11点分で、先生の書かれたベストセラー「2時間でおさらいできる日本史」に書かれている内容を覚えきれておらず大変残念なことをしました。1問は、第一回帝国議会で最多を占めた吏党名です。先生は、「受験生が本当にほしかった問題集」の解説の中に、立憲帝政党は政府が保護をやめたこともあって1883年に解党した、と書かれていますし、実際の帝国議会では大成会や国民自由党などの吏党があった、とも書かれています。さらに、「2時間でおさらいできる日本史」の中で、立憲帝政党は第一議会の時点では解党し、大政会が吏党の中の最大党であるとグラフ付きで説明されています。もちろん大政会という吏党があったという認識はあったのですが、さすがに第一議会では立憲帝政党かなと思ってしまい、撃沈でした。たいせいかい(大政会)をだいせいかい(大正解)したかったところでした。

論述の1問は「大蔵省百年史」という未見史料で、この論文がかかれたころの高度成長期の好景気と戦後まもない頃の好景気との比較を、好景気に関連した戦争にもふれながら論述させるものでした。通常の教科書に記載されているように、戦後まもなくの朝鮮特需を記載し、高度成長期の好景気は、安い海外資源、高い貯蓄率、低賃金で良質な若い労働力、などに支えられて戦争と無関係のように書いてしまいました。先生の本を読んだ記憶が少しあり、ベトナム戦争が頭を一瞬よぎったのですが、残念。高度成長期の後半にはベトナム特需が影響していることを書かなければいけませんでした。これは教科書にも、問題集にも載っていない内容ながら、「2時間でおさらいできる日本史」には、しっかり先生が説明されており、これこそニヤリ問題で、この本からゲットしておくべき内容だったと大変悔しい思いをしております。せめてもう一度読み直していればばっちりできていたはずでした。そのようなわけで先生の教材をしっかりやって、ケアレスミスがなければ、さらに20点はアップできるはずでした。

さて、そのほかの問題で、完全に降参したものを2つ。明治2年ある機関が改組されて大蔵省となったが、改組される前の名称を聞く記述問題で、答えは会計官。山川の資料集には太政官制の図の中に記載されていました。もうひとつ、縄文時代早期に定住性の高い集落が営まれていたことを明らかにした鹿児島県の遺跡名を聞く記述問題で、答えは上野原遺跡。これも資料集には記載されていました。前回までの自分ですと、このような難しい問題が印象に残り、ついついそのような内容に目がいっていました。しかし、昨年、先生にお会いした時に、先生がおっしゃられた言葉が思い出されます。「そのような難問が出ているのは満点がでないようにしているためでしょう」、とか、私に遠慮がちな口調で、「他の問題で点数とっていってください」、とおっしゃったことです。そうです。もっと正解しなければならない問題がまだまだあるのでした。医師の世界も似たようなものです。いくら勉強していてその疾患を知っていても、実際の本番でその疾患の患者に出くわして、正しく診断、治療できなければ、試験では0点ですみますが、医療の現場では患者の不利益となり0点どころかマイナス点なわけで。

次回は、今回の失敗を生かし、ケアレスミスがないように、これまで使っていた問題集はもちろんのこと、「あるある史料問題」や「2時間でおさらいできる日本史」、さらに山川の資料集ももう少し徹底して拾えるところを拾っていきたいと思います。来年はさらに点数をアップさせて3回目の合格をめざします。3回目の合格で修士という資格がいただけるようです。試験会場には、高校の教師や一般社会人のような方もみられましたが、高校生か大学生ぐらいの若い受験生もたくさんおられました。何分、年齢にはかなわず記憶の定着という点では、若い人たちにはかないませんが、本業の片手間ながら日本史をこよなく愛する気持ちはまだまだ負けてはいない思いで来年も頑張りたいと思います。

なお、以前にお話しておりましたが、今までの私の医師としての臨床経験をもとにして、これからの若い医師にむけて書いた医学書をKindle本で昨年刊行することができました。もちろん先生のベストセラーに比べますと足元、いやいやおそらく爪の先にも及びませんが、くちこみなどで少しずつ広がって、若い医師たちの参考にしていただければと思っております。普段の医学部生への病院宣伝活動(最近はこれも医師の仕事です)や書籍出版の効果もあったのか、ようやく若い医師が当院の研修に興味を持ちはじめ、ぼつぼつ研修希望の数も増えてまいりました。子供も4歳になり、休みの日は、いつも公園で走らされたり、先日は大文字山に一緒に登ったりさせられております。また京都にいらしたときはご都合がつかれるようでしたらいつでもお声をおかけください。冷え込む日が続きますが、受験生の対応に日々お忙しい中、先生におかれましては、どうかお身体の方、ご自愛ください。

<石黒>
1級合格おめでとうございます。
講習が終わってようやく返信が書ける時間が取れました。遅くなりもうしわけありません。
大学受験の日本史の観点からすると、「大成会」はあたりまえですが「会計官」は捨て問です。また論述問題のベトナム特需はちょっと難しいですが、必死に考えたら思いついたかもしれませんよね。

ところで、最近発掘された遺跡や最近話題になっている事柄については、1月の講習でプリントを配布しています。「上野原遺跡」はそこで紹介していました。もっとも上野原遺跡はそれほど注目されていないものなのですが。

Kindleでの刊行おめでとうございます。医学部生向けでしたら何も紙媒体である必要はないと思います。当方も電子書籍を考えたことがありますが、受験生には向かないだろうと判断してあきらめました。

またお目にかかる機会があったらうれしく思います。

でる日講義

関連記事

あと1点に泣いた歴史検定(2)

昨日のつづきです。

<Nさん>
先生のブログを読ませていただいていますと全国には先生の授業を聞けずに頑張っている独学受験生が数多くいるのだと感じており、そのような受験生の参考になるかどうかわかりませんが、私の教材活用方法を、特に前近代について書いてみます。今の高校生がどの程度PCソフトを使いこなしているのかあまり知らないため、全く参考にならないかもしれませんのでその場合はご容赦ください。

前近代の政治史・外交史については先生の『読むだけ日本史』がベースです。『流れがわかる日本史ノート』という本をベースにして、このノートの紙面上に、読むだけ日本史の重要用語を拾い上げてチェックを入れたり、補足を入れたりしていくという独学受験生の話を読みました。しかしこれでは、日本史ノートに書かれている、入試に出ないところも目についてしまいます。

そこで私はまず読むだけ日本史を買ったあと、1枚1枚の紙面を本から切りはずしてばらばらにしてしまいました。斬って斬ってきりまくるのでここがまさに“斬新”な方法です。
バラバラにされた読むだけ日本史は次にスキャナーにかけて写真ファイルとなり(これを一瞬でやってくれる機械もあるようです)、これをプレゼンテーションソフトであるパワーポイントに1ページにつき1枚の写真ファイルの割合で次々に貼り付けていきます。
横長のパワーポイントの白紙1ページの上には左1/3ほどのところに読むだけ日本史1ページ分が貼り付けられ、合計約180ページ分のパワーポイントファイルができあがります。
タブレットPCにこのファイルを入れ、ここからは、『読むだけ日本史』の赤字以外の重要用語にPC上で赤線を引いたり、本文の行間や真ん中1/3の白紙部分に、映像教材で拾い上げた内容や『難関大用語集解』で拾った内容などを赤字で追記したりしていきます。
最後に右1/3の白紙には語呂合わせや、漢字に注意すべき用語などを拾い上げて記載していきます。先生が映像教材で注意喚起されているワープロの略字などはここで注意事項として入れております。

このようにして作った自家製電子書籍モドキのものをタブレットPCで拡大して通勤時などに目を通しております。老眼も始まっています私には拡大されている『読むだけ日本史』は非常にここちよく、行間に字を挿入しているところも苦痛なく読めます。
何といっても目にするものは受験に不要なものはほとんどありません。もしPCをあまり使っていない方なら拡大コピーされたらいいと思います。ポイントは横長の向きにB4サイズ用紙設定し、左1/3に拡大コピーし、残り2/3を余白にすることです。ここに補足情報を追記すればよいと思います。

文化史は何といっても『でる日講義-とことん文化史-』のまとめプリントです。学生さんは余白に補足したものをもとにして最後に清書されているかもしれませんが、私はこれもパワーポイントに入れてPCで入力しております。

先生がいつもおっしゃられていますように受験勉強は当然本番が勝負です。これは私どもの医療の世界でも同じです。いくら普段勉強していて医学の知識をいっぱいもっていても、最終的に医師として患者にしっかりと役に立てなければ、残念ですが評価されません。
おそらく多くの社会人にとって結果がすべてです。これが厳しい現実です。
受験日本史の世界でも、先生の膨大なデータから考えるととても本番では出そうにないことを扱う受験参考書があるのと同様に、私どもの世界でも、世間にいろいろ医学書はありますが、実際の患者さんの症例から学ぶアプローチをしている書物は意外と少なく、これから一人前の医師になっていく人たちのために何とか今年度中にそのような書籍を先生にならって自費出版してみようと目下製作中です。話がそれましたが、これからも若い人たちを導いておられる先生を陰ながら応援させていただきます。
先生におかれましてはどうか御身体の方、ご自愛くださいませ。

いやはやすごい勉強法ですね。これはさすがに高校生は真似られませんね。
受験生に参考にしてほしいのは次の2点です。

 ①暗記のモトを一つに絞る
 ②そこに過去問や別の参考書で得た情報をすべて書き込む

教科書や参考書を読んで、一問一答集をやって、問題集・過去問をやって……というのでは、情報があちこちに散らばっていて復習がしにくいことこの上なしです。何度も覚え直すことを考えたら暗記のモトは一つにしておくべきです。まとめておくべきなのです。

受験生は入試で出題される事柄を知らないため、多くの参考書が入試とズレていることを知りません。たとえば用語集では情報量が多すぎ、逆に教科書では情報が足りません。分厚すぎる参考書もたいてい不要なことがたくさん書かれています。入試データをとっている当方が見るとそれは一目瞭然です。日本史にばかり時間をかけていたら他教科の足を引っ張ってしまいます。入試に出るところだけを拾っていきましょう。

でる日講義-とことん文化史-

関連記事

あと1点に泣いた歴史検定(1)

昨年「50代からの歴検奮闘記」でご紹介したNさんが、ふたたび歴史検定を受検なさっていました。お医者さんとして日々忙しくされているにもかかわらず、歴史にも精通しようという奇特な方です。ところが今回は残念な結果だったそうです。報告メールをいただきましたのでご紹介いたします。

<Nさん>
石黒拡親先生
御無沙汰いたしております。1年ぶりにメールさせていただきます京都のNです。昨年は「50代からの歴検奮闘記」としてご紹介いただき、恐縮しておりました。1年前に申し上げておりました通り、最低合格ラインでの歴検1級合格では歴史オタクを目指す私としましても納得できず、あれから『難関大用語集解』も購入させていただき、このたび再度1級の試験を受けました。すでにこれ以前にも先生の出されている教材は、5本の映像教材すべてと、『日本史でるとこ攻略法』、『読むだけ日本史』、『受験生がほしかった問題集近現代』、とまでそろえておりましたが、『難関大用語集解』で前近代がさらに詳しく拾えたのですが、一方で人間は忘れる動物であることを50代の私は身にしみて実感し、まだまだ今まで使ってきた教材を十分自分のものとしきれていないと自覚しておりました。

そこで、この1年も他の教材には手を出さず、これまで使ってきた先生の教材にひたすら集中しておりました。しかし、、、、、残念ながら目を疑いましたが今回は59点で1点に泣き、昨年とあまり進歩していないことをみせつけられた思いでおります。一旦、合格できた慢心があり、最初先生の教材にとりくんだ年に比べて貪欲さにかけていたと思います。

簡単に、今回の試験をふりかえりますと、やはり細かい内容を聞く選択問題が20題あり、それに続いて単語の記述が8題、論述の記述が2題でした。
【単語記述】
石匙、再葬墓、李参平、平民宰相は書けましたが、せっかく『難関大用語集解』で拾っていながら、傘連判、一味神水が問題文の穴埋めで撃沈。これは痛かったです。
そのほか、お手上げだったのは、アヘン戦争勃発の2年後からカピタンに幕府が新たに提出させるようになった報告書は?というもので、答えは別段風説書。これは参りました。あっさり負けを認め、これは別段(べつだん)気にしていません。
もうひとつの難問は、1891年に成立し、清浦奎吾内閣を支持した貴族院の有力会派は?で、答えは研究会。これは負けを認めますが、名前が単純すぎて、何か出題者がにやりとしているところが想像されるようで悔しい思いです。

【論述問題】
1)2つの徳政一揆に関する史料があり、まずそれが何という徳政一揆についてのものかを示し、一揆発生の契機という観点から指摘できる両者の共通点と、その要求の実現という観点から指摘できる両者の相違について、80字以内で、というものでした。
史料1は正長、史料2は嘉吉の徳政一揆と読み取れ、両者とも将軍の代始めを契機に、というところまで記述できたのですが、実現について、というところの問題の意図をしっかりくみ取っていなかったうっかりミスでした。
私は幕府に徳政令を発布させるという要求は、正長では認められず、嘉吉では認められたので、そのように記述したのですが、だめでした。もちろん、正長の一揆では幕府に出させることができなかったので実力による債務破棄など私徳政が展開された、と記述するべきでした。実に残念。

2)佐賀藩が日本で最も早く反射炉建造に成功した理由として考えられることを、鍋島直正の政策、幕藩体制下における佐賀藩の任務、佐賀藩内の在来産業と関連付けて80字以内で、というものです。
反射炉建造費については、有田焼という陶磁器の専売で得た利益が役立ったことは、記述できましたが、反射炉建造の技術については反射炉建造に必要な高熱に耐えられる煉瓦などを藩内で生産していたということで、陶磁器生産の技術が反射炉建造技術にも貢献したことは、なるほどいわれてみればそうですが、残念ながら書けませんでした。
また長崎貿易に精通していたことで外圧をを認識し防衛力を強化する必要性を感じていた、というように記述しましたが、長崎警備の任務を担っていたことを記述するべきでした。はずかしながら警備をしていたのを知りませんでした。フェートン号事件で長崎奉行が切腹したのに、佐賀藩主まで責任を問われていたことが少し疑問だったのでそこでもう少し深く理解しておけばよかったと思います。

選択問題は7割とれましたが、注意して読めば正解できていたケアレスミスが2題あり、これも残念でした。したがって、先生の教材を完璧にしていてケアレスミスをなくせばもちろん合格できていたのです。受験日本史以外の肉付けも今年は何とかやっていきたいと思います。このたびはこのような報告になり申し訳ありません。来年は、また再度リベンジに挑みます。こんなことでひきさがるわけにはいきません。

なかなか難しい問題ですね。大学入試でもまず問われないものが出されています。
Nさんからの報告は明日につづきます。

難関大用語集解

関連記事

『上智対策コンプリート・ミッション』は今からでも?

先日『上智対策コンプリート・ミッション』について質問をくださった方から、さらに質問をいただきました。

<Aさん>
お忙しいところ、何度も質問すみません。
こちらの教材は受験スケジュールでは入試の数ヶ月前という風に書かれていますが、現高2の私がやり始めてもおかしくないでしょうか?
またこちらは毎年入試問題を反映して改訂なさっているのでしょうか?もし、その場合、まだ今年度の問題は含まれていないですよね?

<石黒>
日本史の学習レベルに自信があるのでしたらチャレンジしてみるのもおもしろいとは思います。
ただまるで歯が立たなかった場合には、この問題集の水準を頭に置きながら、もう一度日本史全体の学習にもどるべきかと思います。

改訂のタイミングは在庫がなくなりしだいです。毎年改訂しているわけではありません。最近の問題については赤本で解いてください。シミュレーションをする意味もありますし。もちろんTEAPをのぞくすべての学部の問題を解くべきです。

なお、当方のサイトで販売している教材は個別販売なので、出題状況が変化するなど何かしら対応が必要となった場合には、ご購入された方にフォローメールをお送りしています。

メルマガ購読・解除
でるとこ攻略日本史メルマガ
読者購読規約
>> バックナンバーpowered by まぐまぐ!
 

関連記事

音声教材を使いこなして早稲田合格!

早稲田大の文化構想学部や教育学部などに合格した方から、当方で販売している音声教材についての感想をいただきました。

<Nさん>
私は『聴くだけ日本史』全種類を7月の初めに購入して、移動時間などに聞いていました。登下校に片道1時間はかかるのと、私は電車で参考書を開くのがあまり好きではないのでありがたかったです。
他の方の感想にもある通り、耳からの情報はすごく大事でした。授業や試験などで「あっこれ聞き覚えある!」と思い出したりして、特に授業で配られるだけの文化史プリントを覚えるのに非常に役立ちました。

また、私は初めから『どこでも史料問題』の音声CDも合わせて全部シャッフルモードで聞いていたので、頭の中のノート検索能力もかなり鍛えられたと思います。1月頃には何も聞いていなくても、日本史を勉強していない時でさえ、頭の中で先生が喋っている感覚がありました(笑) 先生の解説を自分で声に出して言えるくらいに聞きまくっていました。そこまでいくと知っている問題を聞く時間がもったいないと思ったので、1月頃から1.5倍速で聞いていました。1.5倍速でようやく授業中の先生のスピードと同じになるんです!

さらに2月頃からは2倍速で聞きました。考える時間も短くて相当鍛えられました。
おかげで早稲田文化構想の日本史では、試験時間60分のところ30分で解き終わり、その後ゆっくりと見直しをして86%取りました!試験時間の半分程度で解けたものは他にセンターと青学全学部と早稲田教育くらいですが、他もだいたい余裕で終わりました。試験終了後の帰り道では周りで答え合わせとかをしている会話を聞きたくなかったので、すぐに聴くだけ日本史を聞いていました。

それから内閣プリントは授業で配られるものよりもわかりやすくて、予め色や矢印が書いてあってとても便利でした。コピーして水に濡れないケースに入れて、お風呂でも見れるようにしていました。

『聴くだけ日本史』は私の受験日本史を最後まで支えてくれました。素敵な教材をありがとうございました!

いやはや、さすが早稲田にいくつも受かる人はうまい使い方をするものですね。聴覚による記憶というのはあなどれないと思っています。他人の話し声とかが耳に入ってきて集中できない時にも、こうした音声教材なら他人に邪魔されずに勉強できます。
僕はまわりで誰かが話しているとその内容をつい聞き入ってしまうタイプなので、世間にもっと音声媒体が増えたらいいのになあと思っています。

聴くだけ日本史-美術史編-

関連記事

問題集って用語を完璧にしてからやるんですか?

『上智対策コンプリート・ミッション』と問題演習のタイミングについて質問をいただきました。

<Aさん>
上智対策コンプリート・ミッションの内容について質問させて頂きます。
演習的な内容の解説はどれくらいの情報量でしょうか?
また、こういった教材は用語の知識が完璧になってからやるのが良いのでしょうか?

<石黒>
「情報量」というとどうお答えすればよいのかわかりませんが、ページ数で言うと全253ページのうち解説部分は50ページです。ふつうに日本史を学習してから取り組めば、この解説で十分理解できるかと思います。多くの問題集に見られるような、入試に不要な解説はしておりません。
また、どの問題集でも変わりませんが、知識の定着を待ってから問題を解くよりも、早々に問題演習にかかったほうが記憶効果は高いものです。このことは脳科学の研究結果から明らかになっています。もっとも大学受験の勉強では「知識が完璧」になることはまずありません。過去問を解けばわかるはずですが、早慶上智のような難関大ではいくら勉強しても解けない問題が出されます。受験勉強に終わりはありません。そういう意味でも、ある程度学習したら問題演習で力試しをしていくべきです。
ちなみに過去問演習は、遅くとも6月には始めることをおすすめしています。

「暗記を完全に終えてから問題を解こう」と考えるのは、受験生の定番の落とし穴です。こうした失敗をしないように、受験勉強を本格的に始める前に春休みのおすすめブログエントリーで受験全体をつかんでおくことをおすすめします。

上智対策コンプリート・ミッション

関連記事

大学別対策講座についての質問

冬期・直前講習の申込みの時期ですね。
今年はあざみ野館だけでなく、藤沢館も高卒生が講習を受講します。そのため講座が締め切りとなる可能性が高いです。万が一抽選になってしまったらごめんなさい。

ところで直前講習の講座選びについて質問をいただきました。

<Tさん>
こんにちは。南浦和でいつもお世話になっています。
前回の授業は、私が好きな幕末の範囲で、覚える量は多いけれどわくわくして聞いていました。
今日お聞きしたいのは直前講習のことです。私は第一志望が上智で他には立教と青学を受験校に決めていて、早慶を受けるつもりはありません。だから上智青学直前テストを受けようかと思ったのですが、私は先生の「上智コンプリートミッション」を持っています。
先生のブログで『上智青学の直前講習もありますが、それなら「上智CM」もありますよ』という記述を見て、上智青学の講習を受けるべきか、それとも、学習院は受けないけど立教学習院の直前講習にするべきか悩んでいます。
先生はどちらがオススメでしょうか?

<石黒>
これは言いにくいのですが、正直なところ直前講習では『上智対策コンプリート・ミッション』を越える内容を紹介することはできません。『上智対策コンプリート・ミッション』のほうが圧倒的に情報量が多いし、傾向も詳細にわかるようにできています。
なので、青学対策と立教対策のどちらを優先するかで選ぶと良いでしょう。出題傾向と出題用語の当たる確率が高いのは、明らかに立教です。

上智対策コンプリート・ミッション

関連記事

映像教材だと最近の出題データはどうなりますか?

先日、映像教材『でる日講義』シリーズについて質問をいただきました。

<Yさん>
こんばんは、夜分に失礼します。河合塾で通年授業を受けているYです。
メルマガいつも読ませて頂いてます。わたしはガラケーなのですが、ガラケーでも読みやすいように配慮して下さっているのがすごく嬉しいです。最近はスマホしか対応してないようなものが多いので…(ToT)本当にありがとうございます。
質問なのですが、夏期講習の講義の代わりにでる日講義の利用を考えているのですが、でる日講義の収録後、出題数が増えて新たに追加して今年度の講習で話される単語とかってありますか?
先生の授業を受けていると、出題された年がすごく最近の単語もたくさん出てくるので、それが少し心配です。
お忙しいなかすみません、よろしくお願いしますm(_ _)m

<石黒>
返信が遅くなりすみません。山に出かけていました(笑)
メルマガ購読ありがとうございます。当然ガラケーで読まれることを想定していますが、ウェブサイトの方は対応できていなくてすみません。以前はガラケー用のサイトも作っていたのですが、労力が追いつかず断念しました。
さて、でる日講義についてのご質問にお答えします。撮影してからだいぶ経っていますが、最近の出題にはもちろん配慮しております。直接購入された方にはフォローメールやプリントなどで、最新情報をお伝えするようにしています。こうしたことができるのが対面販売の良さだと自負しております。ご心配なくご利用ください。

<Yさん>
山ですか、先生のブログの動画見ましたがすごく本格的な山登りのようで驚きました!滑落とかお気をつけ下さい笑
なるほど、そんな工夫があるんですね! 安心しました、それなら購入しようと思います。
ありがとうございました、これからも授業頑張ります。

山の動画も見てくださっているとはうれしいですね。ついでにこの時に登っていた中央アルプス宝剣岳をごらんください。

中央アルプス宝剣岳
ここのてっぺんには高さ5mほどの尖った巨石があって、そこは人が一人立つのがやっとです。


そのてっぺんで動画を撮りました。画面が揺れているのはガクブルだったからです。

メルマガ購読・解除
でるとこ攻略日本史メルマガ
読者購読規約
>> バックナンバーpowered by まぐまぐ!
 

でる日講義

関連記事

でるとこ教材で上智大に合格!

昨年、derutoko.comのさまざまな教材を使ってくださっていたIさんが、みごと上智大学に合格されました。先日、その報告をいただきましたので紹介します。

<Iさん>
こんばんは、でるとこ教材を使ってましたIです。
2月の入試で上智大外国語学部に合格しましたので、報告メールを送らせて頂きます。

朝の電車で聴くだけ日本史を聴いていた日々が懐かしく思います。入試当日まで聴いて最終確認してました。特に暗記しよう暗記しようと聴いてた訳ではなく、ただ単純に音声の質問に毎回毎回答えただけで各語句の時代区分や内閣の出来事が口から自然に出てくるようになってました。実際マイナー大仏が出たときは語句の感覚が口から出てきて解答できました。また、上智コンプの年代や過去問セレクションの分野、経済外交史の穴場年代も普通に解答できました。
大学での言語の勉強でも単語の音の感覚で暗記してます。大勢の前で喋る時が入学してから何回かあったのですが、喋り予行練習で何とか乗り切りました。

以上遅くなりましたが、近況報告をさせていただきました。本当にありがとうございました。

<石黒>
上智大学合格おめでとうございます!
Iさんには当方のいろいろな教材を使っていただき感謝しておりましたが、みごと上智大に合格されたとのこと、大変うれしく思います。たしかに今年も上智大は相も変わらず難しい問題を出していましたね。学習の成果を発揮できたとはすばらしいです。
しかも、やはりしゃべり勉強を導入していたことにもこみ上げるものがありました。今後も人前で話すことが多くなるでしょうから、ぜひその習慣を続けてください。(後略)

上智対策コンプリート・ミッション

関連記事