模試

六波羅探題って機関なの? 役職なの?

先日、模試の復習と六波羅探題について、こんな質問をいただきました。

<Sさん>
授業内容の確認のために4月から受けている模試で予備校でやってなくて解けなかった問題を解いていってます。受けた時は全く分からなかった問題でも先生の授業を受けある程度復元できるような状態なら全統記述でも簡単な問題が多いのだなあと気づくことが出来ました。今回聞きたいのはプレステージについてですがこんな問題がありました。

史料C(省略)は、執権北条泰時が京都にいる弟の北条重時に送った書簡の一部である。この当時重時が務めていた役職は何か。

これを見た時に自分は六波羅探題長官、と思ったのですが答えには六波羅探題とだけ書いてありました。六波羅探題は機関ではなく役職でもあるのでしょうか?よろしくお願いします。

<石黒>
模試のおさらいの仕方は非常にいいですね。全統記述模試はだいたいMARCHレベルと考えてください。

六波羅探題については授業で言いそびれました。ここは機関の名前も長官の名前も同じ「六波羅探題」なのです。気を利かせて答えた方がいい場合もあるのですが、この問題は単純に答えれば良かったです。めんどくさいですが一つ一つ積み上げていきましょう。

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良い問題集はありませんか?

河合塾あざみ野館では、僕の授業を受けて合格した人たちがチューターとして働いています。早慶大合格者もいるので、受講生が安心して相談できる体制が整っています。僕としても非常に頼もしいスタッフたちです。
先日、そうしたチューターと話をしたという受講生から質問をいただきました。

<Hさん>
こんにちは。河合塾あざみ野館のHです。以前直接お話ししていただきありがとうございました。石黒さんのアドバイスで山地くんと直接話す事が出来てノートの取り方など教えてくれました!この感じでノートまとめはして行こうと思います!今度見せにいきます!
あと、私は今年から日本史を始めました。今度のマーク模試恐らく悲惨であろう自己採点を石黒さんに見せに行こうと思います。その時にまたアドバイスをくれたら嬉しいです。またその時に次の模試の目標なども一緒に立ててくれたら心強いです。
最後にもう1つだけ質問です。石黒さんの出してた「日本史事始」はもう売らないのでしょうか?とっても入手したいんですが中古にもどこにもありません。どうしたらいいですか?
最後になりました。僕は石黒さんの最初の授業を受けた時に俺この人に受験の日まで着いて行こう!。と決めました。他の事はあまり考えず石黒さんが言った通りに素直にやる事が大事だと思います。これからも指導お願いします。

<石黒>
お問い合わせいただきありがとうございます。
まず模試ですが、授業で終わった部分が正解できていれば何の問題もありません。履修部分の正解率を9割以上にしましょう。
それから『日本史事始』ですが、掲載されている問題や解説が現在の入試出題状況とズレてしまっており、そのままでは再版できません。改訂の予定も現在のところありません。
なので市販されている問題集の中から、入試問題をもとに作られている問題集をご利用ください。残念ながら△△の『○○○○』(編注:伏せさせていただきます)はそうした問題集ではありません。また解説が入試出題率に沿っていると保障できるものがないため、これといってお勧めできるものもありません。
あしからずご了承ください。

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模試の復習の仕方(再)

先日、河合塾で全統マーク模試がありました。模試というと、それなりの料金を払いますし、一日かけて取り組んだという充実感があるせいか、その復習をきちんとやりたくなることが多いようです。しかし、冷静になって客観的に考えてみてください。模試を受ける最大の価値は、他の受験生たちとくらべて、自分がどういう位置にいるかを知ることです。模試の問題は、あくまでもそれを調べるための共通材料にすぎないのです。ということは、どう復習したら良いのでしょう……。
こんな質問がありました。

<Sさん>
はじめまして。藤沢でレギュラー授業を取っているSという者です。今日学校で全統マーク模試を受けまして66点しか取れませんでした。早稲田の社会科学部を目指すには低すぎますよね? 微妙な正誤問題とかを迷ったあげく間違えました。原因はやっぱりノートの暗記と復元を怠ったせいだと痛感したので明日から復元に励みたいと思います。模試の復習についてはどのようにやったら良いとかありますか?もしあったら教えてください! それと、間違えた問題をルーズリーフに貼ったりするのはどうですかね? 長々とすみません返信待っています。

<石黒>
まず、全統マーク模試の出題範囲で話は変わってきます。たとえば予備校の授業で履修していない範囲だったら、0点であってもかまいません。一方、すべて履修済みであれば、9割取りたいのです。履修済みの問題のうち、何割正解したかを数えてみてください。
さて、模試の復習方法ですが、できなかった問題はそのままにせずに、できるようになるべきなのは当然です。しかし、その習得方法は、普段の学習で解いている演習問題と同じでかまわないはずです。まさか、できなかった問題をコピーして切り貼りしませんよね? そんなことをやっていたら、時間がいくらあっても足りません。

というわけで、模試の復習については、こちらにいろいろ書いていますので、ぜひごらんください。
「試験結果をきちんと分析しよう」

ちなみに、模試にもいろいろあって、どこの模試とは言いませんが、入試に出ないような問題が並んでいることもあるのです。「模擬試験」というのだから、さぞや入試らしく作ってるんだろうと思うでしょうが、作っている人が入試問題を分析していないことも多いのですよ。そんな問題だった場合には、手間暇かけて復習するのは実にバカバカしいことです。それ以前に受験する価値すらありません。

今回の模試では、文化史からの出題もあったようですね。過去問を見てもらえばわかりますが、早慶のみならずどの大学でも文化史対策は必須です。先週は、早稲田予備校の「夏のでるとこ日本史コンプリート」で、5日間みっちり文化史を講義しました。丸暗記学習に限界を感じ始めた独学受験生や、普段の授業では文化史に触れる時間のない河合塾生には、映像教材『でる日講義−とことん文化史−』をおすすめします。全時代の文化史を770分にわたって講義したもので、基礎から難関大向けの内容まで完全にマスターしています。

また、「文化史の基礎は固まったので、暗記のトレーニングがしたい!」という方には、『聴くだけ日本史』を用意しています。「美術史編」では美術作品・作者の時期を、「文学史編」では文学作品のジャンルや時期を音声でチェックすることができます。登校時間や入浴中など、すき間時間に活用してみてはいかがでしょうか。

(携帯でごらんの方はこちらからどうぞ。)

ちなみに、このS君からの返事にはこうありました。

早速、間違えた所をノートに蛍光ペンでマークしてみました。こんなの授業でやってないんじゃないの?って思ってたものが全てノートに書いてあり、ノートの凄さを再認識しました!!! 履修済みの問題のみで数えてみると、7割ちょっとでした。早稲田に入る事は甘くないなと実感しました。心を入れ換えて復習と復元に励みたいと思います!

関連記事「模擬試験と問題集と本当の出題状況」

でる日講義−とことん文化史−

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代ゼミの模試より自習してるべき?

今日はいよいよ「早慶上智プレミアム日本史」です。こちらの準備は万端なのですが、一点だけ心配なことがあります。それはハイレベル問題が多く、うわべだけの勉強しかしていない人や、史料・文化史の対策がおろそかな人が、ちんぷんかんぷん状態に陥るのではないか……というものです。

テキストの内容はワセヨビの「早慶難関大の日本史」とかなり重複しているのですが、ワセヨビの場合、毎週70分間の「でるとこ日本史プラス」というオプション講座がありましたから、そこで史料と文化史をかなりやっていました。その上、夏期講習でも文化史をパワーアップしたのです。実際、「早慶難関大の日本史」では、「プラスでやった話ですね」とか「この間の文化史に出てきましたね」という言葉を何度も口にしました。

今回はMARCHレベルを第一志望としている人はおらず、みな早慶上智志望者でしょうから、しっかりプライドを持って難しくてもついてきてもらいたいものです。

さて、同じ日に代ゼミで「早大入試プレ」という模試があるようです。それについてこんな質問をいただきました。

<Mさん>
こんばんは。お久しぶりです。長い間返事をしないですみません。でるとこサイトの教材(父の名前で買いました…)を使うのにも少し慣れてきて、最近日本史がとても楽しいです。楽しいだけではダメだとわかっているので、頑張ってはいるつもりですが…。教材の感想等、また時間があるときにメールさせていただきたいと思っています。
それで、今回伺いたかったのは、河合塾以外の模試も、受けた方が良いのかということです。次の日曜日にある、代ゼミの早稲田プレを申し込んだのですが、行かずに勉強した方が良いのではないかと悩んでいます。模試の勉強をしていなくても模試は、慣れるために大切だから受けろ、とよく言われるのですが、慣れるには、河合塾の模試だけで足りるのでは、等と考えてしまいます…。日本史以外のことを聞いてしまってすみません。誰に聞いたら良いのかわからなかったので…。お返事いただけると嬉しいです。お忙しいのに、本当にすみません。

<石黒>
河合塾で模試を受けているなら、受ける必要はないと思います。でも申し込んでしまったのなら、受けてみても良いのではないでしょうか。考えてみてください。受験することで学ぶモノと、その時間を自習して学ぶモノを天秤にかけた時に、後者の方がずっと重いという自信はありますか? 払った受験料ももったいないように思います。それにしても、模試は試験場慣れをするためのもので、肝心なのは過去問演習です。正解率が8割に達しているか定期的にチェックしてください。

直前になってあわてすぎな気がしますね。情報は早めに収集しておかないと無価値になります。早慶大対策の模試は、河合塾のものが一番よくできていると思いますので、これからはそれ一本で十分ですよ。


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全国模試の成績

模試の成績を気にする受験生は多いのですが、間違ってとらえている人も結構います。

まず、復習の仕方です。模試だからといって特別な復習法なんてありません。ふだん解いている問題集と同じでいいのです。間違えたところをやり直す……じゃありませんよ。なぜ間違えたのか、学習のベースとしている教材にもどって覚え直すだけです。模擬試験といってもただの演習問題にすぎません。全国の受験生が同時に解くことで自分の順位がわかる材料ってところが特別なだけです。

次に、模試で点を取るためだけの先取り学習です。たいていの模試は学校や予備校の授業が終わっていない範囲まで出題されます。かといって独学するのはムダです。なぜなら独学では誤解して覚えてしまう危険性があるうえに、「俺は先にやってあるんだ」という過信を生みかねないからです。その過信のせいで予備校での授業を吸収しきれていない人がいます。そうすると今ひとときの模試の点数は良くても、結局、的確な学習をしてきた人に最後は抜かれてしまうのです。まるで「ウサギとカメ」のウサギです。

ということは、学校の授業進度が速い人や、去年しっかり学習した高卒生などは、模試の順位が良くても喜びすぎてはいけないってことになります。肝心なのは既習範囲の正解率ってことになるのです。さらにもう一つ落とし穴があります。模試の問題の質が、実際の入試と異なっていることがよくあるのです。模試の問題の方が簡単である場合が多いですが、逆に入試ではめったに出題されない問題も目につきます。これは入試問題を本気で分析していないとわからない落とし穴です。

結論としては、模試をことさら重視せず、自分の位置を確認するちょっとした目安くらいにとらえるべきということです。ワセヨビ生なら月イチで校内模試がありますから、出題範囲を勉強し終えるためのペースメーカーにもなります。

ところで、「日本史道場」と「早慶上智プレミアム日本史」はどちらも残席1ケタとなっております。受講希望の方はお急ぎください。

今日はお昼にパスタを、夜にカレーを食べました。えんどうも紫キャベツも実家で育てたものです。


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高卒生ならではの落とし穴

今日は、昨年の現役クラスの通年受講生で、今年は独学するという方からの質問を紹介します。高卒生のみなさんは、これを読んで高卒生ならではの落とし穴に気づいてください。

<Yさん>
こんにちは、昨年藤沢校で石黒先生の通年授業を受講していたYと申します。(以前字が似ているとメールをしたことのある者です)早慶が全滅してしまい、早稲田を目指してもう一度受験することにしました。今は町田校に通っています(ワセヨビとかなり迷ったのですが諸事情により)ので、日本史は受講していません。とりあえずクラス分けで上にはなったのですが、それでも周りの人はなんかぬるく見えます(ただ、自分もそうだから落ちたんだと反省し、痛感しました)。
そこで今年は日本史は通年授業の分は録音と教材、そして講習などを藤沢で受講することにしようと思います。とりあえず3月からとことん文化史を購入させて頂いて頑張っています。文化史の苦手意識は消え去るほどすばらしいものでした!塾でも授業が始まった様なので、政治史ももうやろうと思うのですが、その際のペースなどをご教授して頂けると幸いです。
ちなみに昨年日本史は先生のおかげで夏までぬるかった私でもかなり伸びました。喋ったり書いたり聞いたり、その中でも特に聴覚を使った学習はやはり絶大だと思います。今年は更にそれを生かし極端に出来ない英語を得意科目にしたいと思います。(苦手→得意は努力次第でよくある様なので)長くなりましたが、返信よろしくお願いいたします。

<石黒>
政治史のペースはもっとも遅くて昨年通りということでしょう。それを前倒しするのは良いのですが、急ぎすぎて質の伴わない学習になっても意味がありません。また、前倒しすると模試の順位は上がって当然です。勘違いしてうぬぼれることがないように注意が必要です。基本的に昨年も河合塾に通っていたのですから、単に昨年の延長ではたいした伸びは期待できません。抜本的な変革が必要です。それが明確に描けていればよいのですが、いかがでしょうか。

<Yさん>
お忙しい中ありがとうございます。政治史は昨年より少しだけ前倒しする形をとろうと思います。模試に関しては全くという訳ではないのですが、あくまで「今の自分の実力で、”この形式の問題だとどのぐらいの位置にいるか”を確認できるもの」として、日本史は、昨年一応全範囲は通しているけど、今年やったところさえ出来ていればいいかなというぐらいに考えてるのですが…僕は、昨年から正誤問題が弱点となっています。基本的にじっくり考えるタイプなので、難しいものは丁寧にやれば正解(又は絞り込む)ことが出来るのですが、センターの様な形式にはあっさり引っ掛かってしまいます。(結果満点を目指していたセンターは9割程でした)今年は正確かつ丁寧に解けるようになる為に、昨年少ないと感じていた問題演習の数を大幅に増やそうと思っています。正誤に限らず覚えたものをアウトプットする機会は多い方が定着率がいいですよね。ただそれだけにならないようバランスは上手く計画するようにします。偉人がたくさんいらっしゃるので、その中で今の自分を改革するやり方を見つけていこうと思います。

<石黒>
模試の話ですが、現役生はもちろん高卒生でも未習範囲が出題されるとそこでは得点できないのに対し、前倒し学習している人は得点できるのです。しかしだからといって入試本番でも優位に立てるかというとそうではありません。なぜなら彼らが追いついてくるからです。たとえば11月くらいに行われる模試では、戦後の範囲が出ます。そこは前倒し学習の人だけが正解できるわけです。でも遅れてる人たちも2月には解けるようになっていますから、11月の模試では遅れてる人たちより10~20点は高くて当然ということです。高卒生には入試直前の下剋上が起こりにくいのです。

それから「変革」の話ですが、日本史についてだけでなく受験全体のことを考える必要があります。それは学習計画だけでなく、生活そのものの変革をするくらいの方が良いでしょう。ブログをさかのぼってもらえばたくさんの例が出ています。坊主にする人、携帯をやめた人、友達と連絡を絶つ人、お昼を一人で食べる人、好きなものを段ボールに封印する人……。人にもよりますがY君は、大決断をして自分に厳しくしないと成果を出せないタイプではないかと推測します。

難関大用語集解

パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ


アナタなら、どこの全国模試を受けますか?

昨年、現役生として通年授業を受けていた方から質問をいただきました。彼女は途中入会だったので、出遅れたところが痛かったように思います。今年はワセヨビの高卒クラスで通年授業を受講するそうです。

<Oさん>
石黒先生!私も好きなものは全部視界に入らないとこに置いてます!というか、壁に早稲田グッズ貼りまくってます(^^)v私は早稲田グッズがいつも自分の身に一つあれば一年大丈夫です★赤本を机にぽんと置いておくだけでもやる気がわいてきます!!石黒先生、早稲田の政経は努力しても入れませんか?今は私にとって高嶺の花ですが浪人したからにはトップいきたいです!!まだそのように言える身でありませんが、やるからには一番上目指したいです!

<石黒>
返信が大変遅くなりごめんなさい。3月下旬はメールが大量に来ていたので埋もれてしまいました。また、件名に名前がないと気づきにくくなるので、ご注意ください。というわけで、早稲田政経は十分可能性アリです。ただし、ブログに出てきた鈴木君レベルに達しなければなりません。成績だけでなく勉強量も参考にしてください。これからもすごい人たちをブログで紹介するので、彼らを意識して勉強していってください。

<Oさん>
御返事ありがとうございます!春休み全ての方の遺言を拝見しましたが、改めて現役で私が落ちた理由が分かりました!現役の時はとにかくがむしゃらに勉強していたので、自分なりに工夫したり、効率性も求めた勉強ではなかったと思います。あともう1つはしゃべり勉強です。私のしゃべり勉強は先生や偉人の方々とは全くかけ離れていて、やみくもにただ用語を話していただけで、その勉強方法では全く意味がありませんでした。今まで自分のやり方に凝っていたので、これから偉人の方々の勉強方を参考にさせてもらい、自分にあった勉強方を試行錯誤して早く自分のものにしたいです!!あと、自分に限界を作らないでこれから望んでいこうと思います!
話は逸れてしまうのですが、模試の件で、勿論アチーブは特に力を入れますが、+今、○○(編注:伏せさせていただきます)と河合どちらをずっと受け続けるか悩んでいます。御返事いただけたら嬉しいです!

<石黒>
他教科のことは知りませんが、日本史は河合の方がいいです。理由は作問にあたる人数が○○にくらべて多いからです。ただし、例によって標準的な模試はアチーブより問題が簡単なので、そこで好成績が出せても早稲田に受かるとはかぎりません。「早稲田」の名の付く模試で判断してください。その場合も、河合の方が圧倒的に良いです。◇◇や△△は検討対象にすらなりません。

ツイッターを始めたところ「何を食べてるのかを書いてくれ」というリクエストがありました。そこで食事の写真を載せたりしたのですが、今日はこちらで紹介します。下の写真は、世間でおいしいと言われている「一晩寝かせたカレー」です。引っ越す前は、駅前に安くてうまいカレー屋があって、さんざん通い詰めました。でもインド人が作るカレーなんて、到底真似ることなどできず、自宅では鶏ガラを使うだけの日本風のカレーに甘んじています。いや、味は辛口ですけどね。

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難関大模試っていくつも受けるべきですか?

模試を重視しすぎている受験生がよくいますが、
みなさんは大丈夫でしょうか?
もっとも本末転倒なのは、模試のために予備校の授業より先取りして、
戦後まで勉強している人です。
模試にしても過去問にしても、
既習範囲の正解率だけで評価すれば良いのですよ。
通史を3回も4回もくり返すタイプの学習をしている人なら別ですが。
僕の通年授業を受けている人は、
週に一度の授業で、みっちり理解しきってください。

さて、その模試についての質問がありました。

<Iさん>
昨日は授業お疲れ様でした(^ω^)授業後質問し忘れてしまった事があるので、メールさせて頂きました。質問というのは模試についてです。河合塾の早慶大模試はもちろん申し込んだのですが、他塾の難関大模試や早慶大模試を受けるべきか悩んでいます。以前、先生が授業で「○○(編注:予備校名が入ります)(でしたっけ?)の模試は全然出題率に沿っていない」とおっしゃっていたのが気になっていて。周りの友達は何個か受けるようなのですが、全国での自分の位置は河合塾の早慶大模試で分かる上に、センターまで時間もないので、手当たり次第に模試をうけて、貴重な日曜日を無駄にしたくないと思っています。模試を受ける時間を過去問に費やす方がいいかなとも思っていて。他教科との兼ね合いもあるとは思いますが、日本史的には早慶大/難関大模試をうけるのと、過去問を解くのだったらどちらがより有効でしょうか?また、もしおすすめの模試などがありましたら教えて下さい。

<石黒>
僕も他教科のことはわかりませんが、日本史にかぎって言うなら、
河合塾以外の模試は受ける必要はないと思います。
「早大」などと名前がついていても、
実際には単なる過去問の抜粋だったり、
ピントはずれで、変に難しくしているだけなことが多いです。
本番に弱いタイプなら、試験慣れする必要がありますが、
そうでもないなら、
他の勉強に時間やお金をかけた方がオトクでしょう。
せっかくなので、お友達が模試を受けている日に、
「よーし私はここで出し抜いてやる!」なんて気持ちで、
朝から勉強しまくったらおもしろいですね。(後略)

<Iさん>
(前略)そうですよね。他教科も過去問解き足りてないし、本番には強いタイプだと自負しているので(笑)、河合塾以外の模試は受けるのを控えて、模試の受験料分は石黒先生の教材に使おうと思います!功利主義、志望校…色んな意味で福沢さんに近づけるように頑張ります(笑)毎週火曜日が楽しみです(^ω^)!

<石黒>
Iさんはきっと「本番には強いタイプ」だと思って書きました。
後は入試までに「十分自信を持てる自分」を作ってください。
そのためには猛勉です。

念のためお伝えしますが、
模試によって難易度が違うことに注意してくださいね。
たとえば河合塾で言うなら「私大模試」はカンタンすぎて、
早慶を第一志望としている人は受けてなかったりします。
スゴイ人たちがいなければ、偏差値が高く出て当然です。
マーク模試というのも、難関私大の問題とはまったく異なります。
センター対策というわけですね。
自分の志望校にあった模試を受験してください。


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既習範囲の模試はバッチリです!

月曜日の引っ越しをひかえ、
バタバタの度合いがピークに達しています。
古い予備校のテキストとか、要らなくなった赤本とか、
どんどん処分しています。
こういうときタイプが分かれますよね。
躊躇なく捨てられる人と、なかなか捨てられない人に。
僕は当然、後者なわけですが、
主力スタッフの二人が前者なので大変です。
僕が原稿を書くのに必死で、荷造りをまかせていると、
なんでもかんでも捨てられてしまうのです。
いつか使うかも……と思ってとっておいたものが、
すでにいくつもゴミ袋の中でお亡くなりになっていました。
まあ確かに前回、12年前に引っ越ししたときから、
一度も開けていない段ボールもあるので、反論できないのですが。

さて、はからずもブログで何度も取りあげている模試のことで、
メールをいただきました。

<Xさん>
ワセヨビ西船橋校のXです。いつもお世話になっております。夏に受けた代ゼミ模試の結果が返って来ました。くやしいような、おもしろいような結果だったので報告させてください!早稲田と慶應の対比です。
◎早稲田政経(石黒先生に未習・大問約5分の3)
偏差値68、得点66/100
◎慶應経済(未習・ほぼ全て)
偏差値46、得点28/100
同じ人の結果とは思えないですよね(笑 未習範囲に関しては全く気にしてないです。むしろ、去年の私から脱した成果だとポジティブに受け取ってます(笑)そして何より、「石黒先生パワーすご!」って思わず笑っちゃいました。改めてありがとうございます。ただ悔しいのが、慶應プレで英語小論文がなかなか高得点だったので、日本史がもう少しだけでも取れれば成績優秀者になっていたことです、、、。(早稲田は英語の時間配分で失敗したのですが苦笑)まだまだ甘いなと自分でも感じてますが、がんばるのでよろしくお願いします。お忙しいところ失礼しました。

<石黒>
模試の報告ありがとうございます。
おもしろい結果ですね。
成績優秀者に載れないことはどうでもいいと思います。
このペースでいけば合格できるでしょうから。
それよりも、英語の時間配分で失敗したというのが
一番まずいのではないでしょうか。
次の難関模試では絶対に避けてください。

ちなみに、昨年僕の通年授業を受けていた人が、
やっぱりこの模試で、慶應法学部日本史1位だったそうです。
今、授業を受けているみなさんは、
ちゃんと吸収しきれば、そういう順位になるってことですよ。
突っ走っていってください。


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難関模試で8割得点!

先日、難関模試で高得点した人を紹介しましたが、
その後リアクションがありました。

<Uさん>
blogを見て自分もと思いメールしました。先日○○(編注:予備校名が入ります)早大プレを受け日本史の既習範囲でですが8割をとることが出来ました。blogのTさんは9割ですのでまだまだですね(笑)Tさんの言う通り間違えた部分は全て授業でやったところで曖昧なところを見事に間違えました。去年までなら既習範囲8割取れたら満足してたと思いますが、今は10割取れなかったことが悔しいです。他の予備校の友達と話してると日本史は明らかに差をつけてるなと感じまたし、このまま先生の授業をしっかり受ければ日本史においては大丈夫だと実感しました。2学期以降の授業もお願いします!
近現代の予習ですが講座を取らなかったため2学期までは読むだけ日本史ではなく、一般向けと言っていたいっきに読める日本史が時間もかからずすぐ読めて非常にわかりやすかったので、それを軸にしてちゃんと流れを掴んで読むだけ日本史に移ってます。時間は多少かかりますが早稲田は特に近現代の比率が高いので2学期まではそれくらい丁寧にしてもいいと思ったのですがどうでしょうか?

<石黒>
かまいませんが、通年の授業では
それをはるかに上回る密度の授業になるので、
覚悟してきてください。
そして早稲田をめざすなら、
無駄なことに時間を割く余裕はないでしょう。
どれだけの時間をかけるかには気を配ってください。

別の方からも、『でる日講義−つながる近現代−』のご注文と同時に
こんなメッセージをいただいています。

<Yさん>
西船橋で早慶難関日本史を受けさせていただきました。おかげで、先日の早大プレでは近現代以外では8割ちょっととれました。なので、今から急いで近現代の枠組みを完成させれるように頑張ります。

夏休みも残すところ10日あまり、
順調に2学期のスタートを切れるように奮闘してほしいものです。