よくある日本史の質問

領事裁判権のおもわぬ盲点

先日、史料をよく勉強している方から質問をいただきました。流し読みせず、よく読んでみてください。

<Yさん>
日米修好通商条約の6条目の領事裁判権の文章で『亜墨利加人へ対し、法を犯したる日本人は、日本役人糺の上、日本の法度を以て罰すへし。』で日本の法で日本人が裁くと解釈できるので、どこが日本人にとって不平等なのかわかりません。

※編注:日米修好通商条約 第六条
 日本人に対し、法を犯せる亜墨利加人は、亜墨利加コンシユル裁断所にて吟味の上、亜墨利加の法度を以て罰すへし。亜墨利加人へ対し、法を犯したる日本人は、日本役人糺の上、日本の法度を以て罰すへし。

<石黒>
よくそこを読解しましたね。その点は日本に不利ではありません。不利なのはその手前にある「日本人に対し、法を犯せる亜墨利加人は、亜墨利加コンシユル裁断所にて吟味の上、亜墨利加の法度を以て罰すへし。」という部分です。これは来日しているアメリカ人が犯した犯罪を、日本の法律では裁けないことを意味します。これが日本に不利だということはわかりますよね? あえて言うと、日本人がアメリカで犯罪を犯したらアメリカの法律で裁かれます。
そしてYさんが指摘した部分は通年授業ではあえて触れませんでした。一度にそこまで説明するとついてこられない人が多いからです。それゆ冬期講習で説明します。

ちなみにこうした点も『どこでも史料問題』ではわかるようになっています。付属の音声CDの中で説明しているのです。十分味わいつくしてください。

どこでも史料問題

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過去問演習のカン違い

先日、こんなやりとりがありました。

<Uさん>
夜遅くにごめんなさい。
受験生が本当にほしかった問題集の、解答3ページの文中、信濃松代藩士のところなのですが、辞書だと信州松代藩士と出てきてしまうのですが、意味は同じですか?

<石黒>
長門国を長州というように、信濃国は信州です。どの国にもそうした言い方があります。

<Uさん>
早稲田大学文学部・教育学部・立教法学部・立教経済学部を受けようとしているのですが、いずれもやはり、10年分やるべきでしょうか?
あと、いつごろまでに10年分終わらせるのが目安ですか?

<石黒>
いろいろ間違っているように思います。まず、過去問は基本的に他学部まで解くべきです。そうするとどの大学も10年分なんて解けないのではありませんか? また、いつごろまでとありますが、既習範囲しか解けませんので、いくら早くても12月いっぱいくらいでしょう。実際には1月上旬とかまでかかると思います。また、現在、赤本は10年分も問題を掲載していないので、古本を探さなければなりません。というわけで、受験校の赤本はいずれも10年分なんて解けないものです。

<Uさん>
とても納得してしまいました…。やらなければいけないことが多すぎてついつい優先事項を間違えがちになってしまいます(;_;)まずはノートの復元とほしかった近現代をしっかりといて、日曜日に既習範囲の過去問に触れるようにしようお思います!

聴くだけ日本史-内閣編-

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国公立大と私立大を併願する人の悩み

とある地方の国公立大と私立難関大を併願する方から質問をいただきました。ちょうどこの前日に、予備校でも同じような質問を受けたばかりだったので、似たような悩みを抱えている人が多いのかもしれないと思いました。

<Xさん>
こんにちは、○○校で受講しているものです。
国公立大学を志望していましたが私立大学一本にしようか悩んでおり、未だに結論が出せていないまま勉強を続けています。国公立大学は30~90字程度の論述問題が多く出る傾向の学校を志望しているのですがまだ論述対策に手をつけられていません。私大は早稲田大学の文化構想学部、社会科学部と上智大学の文学部などを考えています。もし国公立大学と併願する場合、傾向が異なる私大の併願は何校ぐらいに絞るのが良いのでしょうか?上にあげたほかにMARCHからも受験するつもりでいるのですが。そして、10月の模試の結果なども踏まえて志望校を決定しようと思っているのですが、現段階ではどのように学習をすればよいでしょうか。

<石黒>
まずいですね。遅くとも9月末の時点でどちらを優先するか決断すべきです。二兎追う者は一兎も得ずとなりかねません。つまり、9月末の時点で理数系科目の得点の見通しを立て、合格点を取れそうなら国公立大優先でいくべきですし、無理そうならば私大優先に切り換えるべきです。なぜなら併願する私大が早稲田・上智という最難関大だからです。生半可な取り組みでは受かりません。しかも両者の傾向はかなり異なります。国公立大の論述対策は国公立優先と決めた後の10月からでも良いでしょう。その場合、早稲田と上智の対策としては英語で9割取って合格する作戦を取り、日本史は7割でがまんするべきでしょう。英語に力を入れることは国公立大合格にも大いに役立ちますから。

僕自身も併願しましたが、国公立に的を絞っていたため、私立大の合否結果は散々なものとなりました。自分のことを客観的にとらえるというのは、高校生くらいだとまだ難しいかもしれませんね。自分のことをわかってくれている身近な年上の人がいれば、どう思うか聞いてみるといいかもしれません。僕の場合は、7つ上の人で自分が目指していた大学を出た人がいたので、良いアドバイスをいただくことができました。ギターの師匠でもありましたが、もう亡くなってしまって残念です。

合格スケジュール

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学校でこんな参考書を薦められたのですが

先日、こんなメッセージをいただきました。

<Oさん>
春期講習に河合塾の○○(編注:校舎名が入ります)で先生の授業を初めて受けた者です。そして、4月からのレギュラー授業もお世話になる予定です。

本題ですが、新学期になり学校の日本史も授業が始まり、『進研WINSTEP 日本史B[改訂版]』という教材を学校でまとめて発注すると言われました。全員絶対ではなく希望者だけ買えばいいと言いながら、『進研WINSTEP 日本史B[改訂版]』は難関大学を考えているのならば直前期のまとめの時期に必ず必要になってくるとも話していました。
ぶっちゃけると、春期講習受けてから学校の先生の日本史に関して言うことが100パーセントは信用できなくなってしまいました。本当に『進研WINSTEP 日本史B[改訂版]』が必要な教材なのか教えていただきたいです。よろしくお願いします。

<石黒>
こうした学校で紹介される教材は、基本的に予備校に通わない人のためのものだと考えてください。河合塾の通年授業や講習を受講するなら、必要ありません。必要なのは参考書・まとめ的要素をもつ教材ではなく、純粋に問題集です。
先生も「直前期のまとめ」とおっしゃっているように、まとめノート的なものを持っていない人が使うと良い(かもしれない)ものなのです。
予備校で「40面ノート」を作っていくのですから、そちらに専念した方がずっと合理的です。他のまとめノートを併用すると、時間・労力のムダになるだけでなく、記憶が混ざって障害をおこします。ご注意ください。

あたりまえのことですが、大学入試の日本史対策は、何をもとに学習するかで結果がまったく変わってきます。当然、入試に即してつくられた教材を使うのがベストです。しかし、教科書はそうなっていないし(そうなる必要もありませんが)、市販の参考書もズレていることが多いです。「そんな細かいズレなんて気にしねーよ」とおおらかに行く人はかまわないのですが、僕はわりと几帳面なので、出題率とのズレがある参考書はまったくお薦めしません。また、上のような用語をまとめた教材は、いくつも使うべきではありません。記憶の障害がおこって学習効果がマイナスになってしまうからです。趣味の日本史ならいざ知らず、大学受験のための日本史は効率優先でいくのが良いと思います。

日本史事始

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明大に受かっても背水の陣を敷く受験生

受験界に「仮面浪人」という言葉があります。滑り止めとして受かった大学に籍を置きながら、第一志望合格を目指す浪人のことです。
MARCHあたりの大学に籍を置きながら、早慶上智をめざす人が多いのですが、大学に籍があるためつい甘え心が湧いてしまい、なかなか合格できないのがよくあるパターンです。
それゆえ大学を休学する人もいますが、先日、なんとMARCHを蹴って早慶をめざすという剛の者から質問をいただきました。「背水の陣」で望むわけですね。

<Kさん>
今年明治入学をやめて早慶に行くために浪人します
新課程の教科書や用語集などは買うべきなのでしょうか?
頻度は見ずに辞書代わりに使うためには旧課程の用語集で対応できるのでしょうか?
○○(編注:予備校名が入ります)で浪人するのですが、○○のテキストで十分対応できるのでしょうか?
新課程になることで何が変わるかもよくわかりません

<石黒>
新課程になっても入試の出題傾向はとくに変わりません。教科書も旧課程の最終版を持っているなら、どちらでもかまいません。もちろん変更点はいくつもありますが、それを覚えなければ早慶に受からないということは、ほとんどありません。何よりも入試の出題情報にもとづく用語の習得率で、正解率が決まります。
そして、○○のテキストだけでは早慶での高得点は取れないと思います。入試に有益な情報を足したり、不要な情報を削るのは、講師の力量にゆだねられています。何が出て何が出ないかがわからない場合は、大は小を兼ねるとあきらめて、ムダを承知でたくさん習得するしかありません。
Webサイトやブログでさまざまな情報を提供していますので、あちこち読みあさってみてはいかがでしょうか。

上のKさんと同じように「背水の陣」で挑んだ受験生は、過去に何人もいました。その結果は、実に悲喜こもごもです。一番印象深いのは、早稲田商学部の日本史で98%の正解率を叩きだした男子です。学部内トップ合格で、第一回大隈賞というとんでもない栄誉を勝ち得ました。

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3月から猛勉する高卒生

地震と原発で落ち着かない日々が続きますね。
高卒生のみなさんは、本番でのメンタル面を鍛えるためにも、
こういうときこそ周りに振り回されず、受験勉強に励むべきでしょう。
まさにそれを実行していたかつてのワセヨビ生のO君が、
先日、校舎に来てくれました。
彼は当時行われていた9月入試で、早稲田商学部に合格した人です。
現役時には、なんと日東駒専レベルにも受からなかったそうですが、
不合格が決まった直後から奮闘しはじめ、
9月には早々に早稲田入学を手にしてしまったのです。
合格後に教えてくれましたが、すでに3月の段階で、
まだ人の少ない自習室にこもって勉強していたとのことでした。

今日は、4月からワセヨビの通年授業を受ける、
高卒生からの質問を紹介します。

<Oさん>
度々すみません(´;ω;`)読むだけ日本史を読んだので再びノート復元をやろうと思っているのですが、その際に問題を解いて理解出来ているか確かめるわけですが、春休みまでは、赤本でなく、学校から配布されていた問題集をやろうと思っています。現役の時いきなり赤本から始めてしまい、少しは基礎で土台を固めておくべきだったのではないかと思ったからです。参考書は、日本史総合テスト、菅野の日本史B問題集、スピードマスター日本文化史、です。良いでしょうか。

<石黒>
基礎を固めるために問題集をやるのは良いことです。
ただし、市販の問題集にはなかなか良いものがありません。
入試に出ないような問題を作者がオリジナルで作ってしまっていたり、
ポイントのずれた解説がなされていたり、
本当の出題率を無視して「難問」と判断したり、
その逆にほとんど出題されない内容を太字で書いたり、
「重要だ」と言ってみたり……。
そうした弱点があることを承知した上で取り組んでください。
「参考書」として挙げられていたものは、
いずれもそうした弱点を持つものだと思います。
一応、念のため聞きますが、
昨年ワセヨビで配布されたテキストの問題は解いたのでしょうか。
それなら上記の弱点は皆無です。

本番で実力を出し切れましたか?

みなさんの受験結果をうかがうと、
本番に100%の実力を出すというのは非常に難しいことだと感じます。
メンタル面の弱さやシミュレーション不足などで、
過去問で出せた正解率に届かない人が多いのです。
早慶レベルになると、一教科でもこけてしまうと合格にいたりません。
来年度は、メンタル面のトレーニング講座をやりたくなったほどです。
とりあえず、日本史を担当する立場としては、
まさか日本史で足を引っ張るなんてことがないように、
8割後半から9割の正解率をたたき出せる授業をするべきですね。
当方の授業を再度受講する人も、
その点を強く意識して新年度にのぞんでください。

ちょうどそういう方からのメールをいただきました。

<Oさん>
石黒先生、お久しぶりです。って言ってもメール送るのは初めてです。(中略)現役高3だったOです。明治と早稲田を受験したのですが、不合格でした。明治の文学部と国際日本は8割で、早稲田の教育と人科は7割しか取れませんでした。敗因は、たくさんあります。国語と英語ももっと取らなくてはいけなかったのもあるのですが、日本史に関して言えることは、やっぱりつめが甘いし、うろ覚えのところがあったりと、穴がたくさんあった結果だと思います。でも試験で石黒先生がポロっと話されていたことも本当に試験に出てきて、感動しちゃいました!元々、早稲田が第1希望だったので、また一年間石黒先生にお世話になりたいと思います。今日早稲田の検証申し込みしてきました、どんどん自分にプラスしていきたいです!!二度と同じ失敗は繰り返したくないので、自分の弱点としっかり向き合って新学期に備えたいと思います!3月は、自分の弱点の克服と読むだけ日本史を読んでもう一度流れを確認したり、自分の苦手だと思われるノートのページなどとにかく何回も覚え直す勉強でよろしいでしょうか?お忙しい中すみません。

<石黒>
報告ありがとうございます。
たしかに正解率が低いですね。
明治ならもっととれるはずですし、
早稲田でも8割後半を目指すべきです。

授業開始まではまだだいぶ間があるので、
いろいろやりたくなるでしょうが、
一つだけ心配なのは、間違った理解を頭にしみつけてしまうことです。
その危険性に気を配りながら、弱点部分を補うと良いでしょう。
『読むだけ日本史』を読むのはいいと思います。
この時期の具体的な勉強法などは、でるとこサイトの
「春休みのオススメ でるとこブログエントリー」
に挙げてありますので、参考にしてください。

ただどちらかと言えば、
英語のほうが自分でやるべきことがはっきりしているかと思います。
今の段階では英語を最優先に学習するべきでしょう。
日本史に関しては、でるとこサイトやブログを読みあさりながら、
以下の問に対する答えを出しておいてください。

1 どのくらい授業を聴き取るべきだったのか。
2 これからはどうやって授業内容を復習するのか。
3 暗記する方法にはどんな種類があるか。
4 問題演習はどのくらいするべきか。
5 過去問は何年分・何学部分をいつからやるべきか。
6 他教科と比較して日本史にどれだけ時間をかけるか。
7 時間をかけずに上記をやりとげる方法は何か。

論述って書けなくても受かりますか?

早稲田政経や慶應経済では、手強い論述問題が待ちかまえています。
derutoko.com でも『きたえる論述−早稲田・慶應−』という教材で、
対策をおこなっています。
その論述問題について質問がありました。

<Mさん>
こんばんは。藤沢のMです。実は早稲田の政経や商を受けようと思っているのですが、また論述の壁にぶち当たりました。(商は論述と言えるかどうか分かりませんが)冬期で先生が「慶応の経済は論述はそんなに配点が高くない」とおっしゃっていましたが、早稲田の政経や商に関してはどうなのでしょうか? 同じだとそんなに嬉しいことはないのですが…。論述以外の部分ができれば、論述でできが悪くても良いものなのでしょうか?

<石黒>
天下の政経で論述ができなかったらアウトでしょう。
商学部の場合は問題にもよりますが、
語句が指定されているため書きやすいと思います。
推論をたてて解答作成をすることもあるでしょう。
そして、最近の政経の論述問題は難易度が下がっているので、
かなり高得点が求められています。
本気で政経を狙うなら、それ相応の対策が必要でしょう。

慶應経済といえば、これまた最近スゴイ人を見ました。
大晦日に行われた代ゼミの「慶大入試プレ」で、
日本史が全国3位だったという人がいたのです。
彼女のすごいところは「打てば響く」ところです。
ちょうど模試の前日に論述のアドバイスをしたのですが、
それをみごとに反映させて論述解答を作っていました。
そのうえ英語が全国1位だったので、
もう怖いものなしという万全体制です。

こういうスゴイ人たちは、大学に入った後、
どうなっていくんだろう? とよく思います。
過去の卒業生の中には、
すでに社会人として活躍している人がいるはずですから。

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河合塾藤沢現役館での講習が始まりました

あけましておめでとうございます。
『MARCH学習院あるあるチェック』が完成し、
ワセヨビのキツイ授業「早慶難関大の日本史」も終わったので、
ようやくホッとしました。
年明け最初のタームは2日から始まったのですが、
これがなんと藤沢で2コマだけという、
例年にくらべ大変余裕のあるタームとなりました。
これではホッとするのも無理はありません。
でも、そうして気が抜けたら、喉の調子が悪くなってきました。
そんなわけで正月元旦は、大量に睡眠を取りました。

そして2日。
藤沢に行ってみると「早慶大日本史」の講座が、
独特の雰囲気になっていました。
なんと教室の3分の1近くが高卒生だったのです。
横浜や町田から来てくださったのだと思いますが、
去年の通年授業や、夏の講習で見たなつかしい顔が多くありました。

そのうちの1人から、
太平洋戦争の沖縄での死者の数について質問を受けました。
どうも別の校舎の先生の話と、僕が言うことが違うんだそうです。
そう言われても入試で出る数字が肝心ですから、
ここは僕が話した死者数を覚えてほしいと思います。
もちろん、入試に出ないような細かい内容までは必要ありません。
定番と化していますが、本当に入試に出る内容を覚えるべきです。

一方で、こんな質問もありました。
「慶應法学部志望なんですけど、8割得点をめざすべきなんですか?」
と言うものです。
確かに2010年の慶應法学部は難しかったのですが、
他の年は結構得点できます。
7割で受かろうというなら、英語・小論で高得点を取ってください。
日本史しか教えられない僕としては、
日本史で稼げる講義をしますけどね。
明日以降の4日間には、慶應法学部の問題も出てくるので、
そこで、実際の受験者の正解率を紹介したいと思います。
本気で早慶に受かろうとしている人には、
目標設定は高めにするべきでしょう。

※授業後に「佐野常民」について質問をくれた方へ
そういえば、以前に、「大隈重信の後の大蔵卿は誰?」
という記事を書いていました。
ごらんください。笑える話になっています。

志望校変更……でもMARCH学習院なら大丈夫です

この時期になるとよくある相談に、
「受験校を変えたため、対策ができていません!
 どうすればいいですか?」
というのがあります。
そうでなくても現役生は入試対策が遅れがちです。
先日も、同じような質問を受けました。

<Kさん>
(前略)今回は受験校についての質問です。今まで自分の志望校はマーク中心(記述は明学の大問3くらい)でした。しかし本日河合塾の資料で法政で自分の取りたい資格があるかも…と分かりました。詳しくは明日調べる予定なので受けるかは分からないのですが、どうもMarch=記述ばっかのイメージがあり法政も例外ではないと思っております。そこで仮に受けるとしたら法政の対策で新たにしないといけないことはありますか??ちなみに全学部と社会福祉学部です。

<石黒>
法政大は学部によって論述問題がありますが、
それ以外はほとんど選択問題です。
そして行うべき対策は細かく言うといくらでもありますが、
それを話すためには2時間くらいかかります。
よろしかったら12月に発売予定の、
『MARCH学習院あるあるチェック』をご利用ください。

<Kさん>
今、僕は先生の読むだけ日本史とゴロとあるある正誤とノートがあるんですけど、それと赤本で対策はできますか??

<石黒>
根本的な話として、河合塾の生徒は何度もお伝えしているとおり、
文化史と史料問題対策がまったくできていません。
法政では言うまでもなく、そのどちらもが必要です。
明学でもそれは同じです。
そして、教材をもっているだけ、授業を受けているだけ、
では大学には受かりません。
どちらも理解・習得できているかどうかにかかっています。
そこは大丈夫でしょうか。
過去問を解く以外に判断方法はありません。

『MARCH学習院あるあるチェック』は期間限定販売の教材です。
今年も、音声アドバイスをこれから収録していく予定です。
詳しくは、順次お知らせしていきます。ご期待ください。

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