センター対策の問題集
これまただいぶ古い話で申しわけありません。
河合塾あざみ野館でセンター試験対策講座をおこなった後、横浜から受けに来てくれていた人からこんな質問をいただいていました。
<Xさん>
お久しぶりですm(_ _)m
こないだのセンター日本史の授業ありがとうございました。夏以来、久々に受けられて良かったです。
今回は先生の参考書についてなんですが、横浜の河合塾で同じクラスの人が石黒先生のセンターの本を買ったと言っていたので、てっきり「きめる!センター日本史」かと思ったのですが、どうやら違うみたいです…
画像が粗くて申し訳ないですが、この本です。
amazonで買ったらしいのですが、でるとこ.comの先生の市販の参考書のコーナーを見ても無かったので気になってしまって…著者も先生の名前になってます。この本は本屋さんでも売られてるのでしょうか?
あと、どういう本なのかもできれば教えてください。お忙しいところすみませんm(_ _)m
<石黒>
それは『あるある正誤問題』のコンパクト版です。内容はだいぶかぶってますが、使いやすさは『あるある正誤問題』のほうが上なので、サイトでは紹介していません。大きな書店では売っているはずです。
センターの定番正誤文を、タイプ別にまとめました。
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1日完結の特別講座のご案内
※しばらくこのエントリーを上位におきます。最新エントリーはこの下です。
10月、11月には、1日完結の講座がいろいろ行われます。それを3つまとめて紹介します。
(1)テーマ短期講座「差がつく文化史」(180分)
これは『でる日講義-とことん文化史-お試し版』と同じです。
もっとも演習問題などの付属教材はつきませんが。
このため『でる日講義』をお使いの方は、
内容が重複しますのでご注意ください。
(授業では仏教史以外は扱いません)
10月22日(木)17:00~20:20 あざみ野館→定員枠拡大で募集中!!
11月1日(日) 9:30~12:50 南浦和現役館
11月1日(日)15:10~18:30 藤沢現役館
(2)センター試験対策講座(90分)
そして河合塾あざみ野館では、センター試験対策講座も行われます。「センター試験対策【94点取る日本史】」です。
センター試験の正誤問題を苦手としている向けに、どういったタイプの正誤問題が出されているのかをつかんでもらう講座です。事前に教材を配布しますので、それを解いてから授業に臨んでください。高卒生と現役生では実施日が違いますのでご注意ください。他校舎からも受講しにくることは可能です。
10月29日(木)15:00~16:30 あざみ野館 高卒生向け
11月26日(木)17:00~18:30 あざみ野館 高校3年生向け
(3)高2生向けの無料体験講座(90分)
さらに河合塾あざみ野館では、高校2年生向けの体験授業も行われます。よろしかったら後輩にお伝え願えませんでしょうか。第一志望合格のために必要なことや、入試の実態がわかるとともに、「予備校の授業」というものを無料で体験できるチャンスです。日程は次のとおりです。
11月22日(日) 9:00~10:30
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『きめる! センター日本史』発売しました
先日お知らせした、新刊『きめる! センター日本史』が、店頭にも並び始めたようです。
本冊363ページに別冊53ページと、教科書よりもボリュームのある本です。でも字は大きく、出題されるポイントだけを書いています。
本文はフルカラーで、イラストや図表・地図などを豊富に盛り込んでいます。やわらかい口調に大きめの文字のおかげで、スイスイ読み進められます。講の冒頭でポイントを示し、ところどころには、まとめて覚えるべきものを整理しています。
文化史は、取り外し可能な別冊で扱っています。コンパクトな冊子なので、暗記用に持ち歩けます。
センターで問われる文化史用語を、ジャンルごとに表にまとめ、解説しています。文化ごとのポイントをまとめたり、ゴロあわせを紹介したりして、覚えやすく作りました。
でるとこサイトでは、本文の一部を立ち読みできますので、こちらもぜひごらんください。
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新刊出来! センター対策参考書
去年の3月から執筆していた参考書が、このたびようやく発刊にこぎつけました! 全時代の政治史と文化史を、センター試験レベルで網羅しています。かなりかみくだいて説明しているので、私大入試対策の土台としても、おすすめの本です。
『きめる! センター日本史』(学研教育出版)
「日本史って暗記がタイヘン」と思われがちですが、センター試験の日本史では、細かい人名をあえて避け、「なかみ」の理解度をはかる問題が目立ちます。また、歴史という科目の性質上、用語の時期をつかんでいることが欠かせません。このためセンター対策では、
1 用語暗記に走りすぎない。
2 細かいことにこだわらず、できごとの本質をつかむ。
3 時期を意識しながら用語を覚える。
の3つが重要です。そして、覚えるか捨てるかの線引きは、センター試験の過去問を基準にするのがベストです。そこで過去15年分のセンター試験の問題をデータ分析し、その結果をもとにこの本を書きました。
6月25日から27日ごろには、書店に並ぶかと思います。ぜひチェックしてみてください!
ところで、同時に執筆していた4コマ漫画本は、校正の段階まで進んでいたのですが、発刊中止になってしまいました……。すでに発刊されていた同シリーズの他教科の本が、あまり売れなかったせいらしいです。日本史を先に売り出すべきですよねえ……。センター本を完成させた達成感の反面、発刊中止のがっかり感で、かなり脱力しています。
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入試本番にあたって、高速復習できましたか?
今日はセンター試験ですね。直前にこのブログを見てくれている人もいるでしょうか。
ほとんどの人が、これが2014年度入試の幕開けでしょうから、本番での緊張感とかをじっくり味わってきてください。このブログをよく読んでくださっている人は、何かまとめたものを覚えていると思いますが、ギリギリまでそれをめくってみてくださいね。できるだけ多くの範囲に目を通すことが大切です。視界に入っていれば、丁寧に読み上げたりしなくても頭にはのこります。なので、とにかく、短時間で多くのページをめくることが大切です。
数年前のセンター試験当日、都営新宿線の中で、世界史の単語帳をめくっている受験生を目にしました。また、昨年末には高田馬場のサンマルクカフェで、これまた世界史の教科書を地道に勉強している人を見ました。悲しいことに、まだ頭の方の20ページあたりを見ながら、勉強していました。
そんな悠長なやり方ではなく、速く、かつ大量に単語を目に入れていってください。そして、ここでやってみたことを、一般入試の際にも生かしてください。つまり、センター試験後には、速度と量の両面でレベルアップしてほしいのです。現状に甘んじることなく、常に目標のハードルを上げていきましょう!
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何が出る!? センター試験(再)
センター試験まであと2日、焦っている人がたくさんいることと思います。しつこいようですが、覚える範囲を絞りこもうなんて愚かなことは、くれぐれもしないようにしてください。何も受験において賭け事をすることはないでしょう。ヤマをかけたってハズれて泣くのがオチです。攻めの姿勢で弱点部分を詰め込み続けるべきです。今日はそんな入試出題予想について、2008年のセンター試験直前に書いた記事を紹介します。
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家族で奮闘するでるとこユーザー
以前に何度か紹介していた受験生の保護者のかたから、ご報告をいただきました。センター試験前にいただいたものです。
<Aさん>
(前略)この度、新刊の『2時間でおさらいできる日本史 近・現代史篇』を私自身の読み物として購入予約させていただきました。そのついでと言ってはナニですが、またまた経過のご報告を・・。
わが娘は、相変わらず質・量ともに膨大な教材その他を携えて、1日15時間ほど勉強漬けの日々を送っております。“でるとこ攻略日本史BLOG”で紹介される先輩方の対策内容も参考にしつつ、石黒先生流のやるならとことん方式?でもって奮闘しているようです。親としても、受験生の為の諸々の環境を整えつつ、いよいよ受験料納付や願書提出といった段階を迎え、それなりの緊張感も味わっております。
そんな中、MARCHで唯一受験する立教について、一般入試に加えてセンター方式での入試も追加で願書を提出することにしました。実は、今更のことでお恥ずかしい限りなのですが、日本史を得意とする(というか、国語を苦手とする)娘にとって(第一志望でないとはいえ)立教の一般入試における日本史の配点はどうにも不利なわけです。ですが、併願する文学部のセンター方式では日本史の配点は英語や国語と同じなのです。もともと、立教のセンター方式での合格ボーダーラインはバカ高いので諦めていたのですが、センター模試で確実に得点率を伸ばしてきたことも踏まえ、ダメ元で追加したわけです。親子のささやかな併願合格獲得戦術のひとつでしかありませんが・・、それよりも何よりも、努力の結果としての志望校合格を望んでやみません。引き続き、ブログやメルマガでの叱咤激励をよろしくお願いします。
ところで、たまにイヤホンをつけた娘の見入るモニターの中に石黒先生のでる日講義の様子を拝見しますが、見た目だけでもインパクトありますね。さすがです。
1日15時間勉強とは、大変すばらしいですね。僕の受講生で、負けている人がいないことを願います……。みなさんも残りわずか、体調に気を配りながら奮闘してください!
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1週間前からのセンター対策
12月10日から始まっていた冬期講習が終わって、僕は4連休を過ごしていました。『MARCH学習院あるあるチェック』の作成も終わり気が抜けていたせいで、ついついゆっくり過ごしてしまいました。今現在は、これから始まる大学別対策講座の準備に追い立てられています。
みなさんも、いよいよお尻に火がついてきたのではないでしょうか。こんな質問をいただきました。
<Tさん>
質問です!!私は先生の近現代の問題集やっててあと今日マーチのあるあるが届いたので始めたいのですが、2つとも問題集には直接答えを書き込まないはうがいいですか?それと問題集は何回も繰り返しやるべきですか?
<石黒>
もうあまり時間がないので、直接書いてしまっていいと思います。そして近現代のほうは赤字チェックを、MARCHのほうはCDのアドバイスに従って復習してください。
<Tさん>
質問すいません(*_*)センター試験対策をまだ初めてなくて今からやるならセンターの過去問か先生のあるある正誤問題どっちをやるべきですか?40面ノートや文化がまだ完璧じゃないので今必死に覚えていますがあまり時間がないのであるある正誤問題を一冊しっかりやれる時間があるか不安です 40面ノートや文化がまだ完璧じゃないならやらないほうがいいですか?あとセンターの過去問だけでは足りませんか?
<石黒>
センター試験の重要度によるかと思います。一般入試が本命なら、今から急いで対策する価値は少ないですから。逆に重要だというなら、『あるある正誤問題』のほうが手早く広い範囲を網羅できて、しかも定番の正誤文にあたれるため効率が良いでしょう。
『MARCH学習院あるあるチェック』はまだ在庫がありますので、センターを重視しない人は、早めに取り組み始めることをおすすめします。全865問のあるある問題に加え「過去問セレクション」20題が、225ページの問題集に詰まっています。

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私大一般入試を優先したい人のためのセンター対策
一昨日、無事「日本史道場」が終了しました。夏に続いて先生がおひとりご参加くださいました。ハーフサイズ模試で果敢に挑んだ猛者たちがいましたが、見事に蹴散らされていました。また、代ゼミの早大プレで高得点を取った人も来てくださいましたが、同じく撃沈していました。当方のハーフサイズ模試は、単純暗記で取れる問題が少なく、考えて解く問題やひねった問題を多く配しているからでしょう。いくら過去問をたくさんやったとしても、その解き方が単純暗記によるものでは、こうした問題に対処できないのです。
河合塾池袋校の冬期講習、および「日本史道場」を受講してくださった方からの質問を紹介します。
<Sさん>
こんばんは。3日間お疲れ様でした。ただでさえ内容が詰まった講座なのに5講を一気に3日でやるのは大変かと思いましたが、授業に吸い込まれてあっという間でした!1月の早慶大日本史までに通常授業分も合わせてしっかり復習したいと思います。
さて、先ほど1つ質問し忘れてしまったのでここで質問させていただきます。センター利用で明治や青学などを出願しようと思うのですが、いつ頃からセンター対策に力をいれたらよいのでしょうか。できれば一般入試に力を入れたいのですが。。。
<石黒>
センターを重視しないのなら、「日本史道場」の復習が一段落したところで、センターの過去問を3年分くらい解く程度で良いのではないかと思います。それで9割得点できれば問題ありません。9割に届かなければ、弱点の範囲を分析したり、正誤問題でどういうタイプの誤りを見つけられなかったのかを、丁寧にチェックしてみてください。
<Sさん>
なるほど。ありがとうございます!実はまだセンターの日本史で9割行ったことないのでがんばります。明後日の日本史道場楽しみにしてます!!
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赤本、解き終わってないんですが……
この時期になると、いろいろやるべきことがあってあたふたする人が出てきます。「二兎追う者は一兎をも得ず」とならないように、本命の入試までの学習計画を組む必要があります。
こんな質問をいただきました。
<Kさん>
こんにちは!河合塾藤沢現役館で通年をとっていたKといいます。今冬期講習では石黒先生の演習[発展]と早慶大の両方受講しています。センターも間近になってきての質問なんですが,自分は早稲田商が第一志望で日々冬期の予習復習に時間がかかってしまい,他教科の勉強もすると40面ノートやその他の総復習の時間があまりとれていません。またセンターも近いのでその対策もしなくてはいけないと思いますが、今の段階では3年分ほどしか出来ていません。85~95点辺りをうろついています。ちなみに早稲田商の過去問だと65%程です。ちなみにセンターでは明治商に出願してとれたらいいなくらいの気持ちでいます!これからあと少しでセンターに関してはどのように詰めていけばいいでしょうか?ギリギリの時期に質問してすみませんがお願いします!
<石黒>
講習中は講習の予習・復習だけで手一杯なのは普通なことだと思います。なので、講習が終わってからセンター対策をすればいいと思います。やるべきことは、ノート復習を並行させながらの過去問演習でしょう。しかし、あまりそれに力を入れすぎると早稲田の正誤問題の感覚を忘れてしまうので注意が必要です。過去問の正解率を見るかぎりでは、センター対策よりも早稲田対策の方が重要なように思います。授業でもしきりに言っているように、合格ボーダーとはまだだいぶ差がありますから。
<Kさん>
お返事ありがとうこざいます!とりあえず講習中は予習復習に専念して、新しい知識をどんどん吸収していこうと思います。正直自分は英語が得意と言えるような成績ではないので日本史で高得点狙えるように頑張ります!あともう一つ対策に関して質問なんですが、僕の志望校は
1、早稲田商
2、早稲田教育
3、立教経営(全学部で受けます)
なんですが、これからセンターが終わって猛チャージをかける時期に過去問を解くにあたって、もちろんこれらの過去問はビシバシ解いて、早稲田立教あたりの様々な学部をやっていこうと考えています。もしこれらの学部と傾向だったり問題形式が似ているところがあれば参考にしてそのようなところもやりたいと考えているのですが、もしあれば教えていただきたいと思います。頼ってばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いします!あと、ブログの件も楽しみにしてます(笑)
<石黒>
他の大学に手を出せるほど、早稲田や立教の過去問が解き終わっているのでしょうか? 早稲田も立教も学部が多いので、相当な量の問題があるはずですが。学校などに古い赤本があったら、いくらでも問題が手に入るはずです。ただし、1月下旬に赤本を解きまくるのはどうかとも思います。その時期にはノートフル回転復習に入っているべきです。過去問演習は、本番を意識したシミュレーションのためにやるという感じではないでしょうか。
<Kさん>
正直全然解き終わっていません(>_<)そうですよね、とりあえずノート復習をとことん頑張ってそれからまた本番を意識した演習をしていこうと思います!ノート完璧にします!笑(後略)
こういう人のために用意しているのが、『MARCH学習院あるあるチェック』なわけです。立教対策なら『MARCH学習院あるあるチェック』を使えば、おいしいところを逃さずにチェックできます。過去問をやるよりずっと早くすむわけです。
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