上智大の合格報告いただきました!

先日、めずらしくこの時期に合格報告をお二人からいただきました。大学に入って2カ月が経って落ち着き、受験の頃を思い出されたのでしょうか。うれしく思います。

<Kさん>
遅くなりましたが、おかげさまで第一志望に合格出来ました。
上智コンプリートミッションを購入し、一応上智向けの河合塾直前講習も受講させていただいた者です。
コンプリートミッションの年代を30回以上まわし、それ以外の箇所も5回以上解いてゴリ押した結果、法学部国際関係法学科に無事合格出来ました。最後の模試がE判定で、過去問も合格ラインに届いてなかったのに受かったのは、コンプリートミッションと河合塾直前講習の出題予想範囲のプリントのおかげです(笑)。
直接お話したことはありませんでしたが、本当に感謝しています。ありがとうございました。

<石黒>
ご報告ありがとうございます。そして合格おめでとうございます。『上智対策コンプリート・ミッション』を使ってくださった方からの合格報告は、なかなかうれしいものがあります。しかし、年代のところを30回とはすごいですね。今年もまた相当ヘンな年代問題が出ていて、エグさは相変わらずでした。南浦和の上智向け講座は、人数が少なくて見知らぬ顔の方が数名いたのですが、まさかそんな人がいたとはつゆ知らず……でした。上智国際関係法ならすばらしく明るい未来が拡がっていると思います。充実した大学生活を送ってください。

どの出版物も力を入れて作っていますが、とりわけderutoko.comの教材は、出題データの入力に相当な労力がかかっているため、こうした感想にはひときわ大喜びします。『上智対策コンプリート・ミッション』は出題データをもとに問題集の形に仕上げる工夫はもちろん、何度も改訂を重ねたため「手塩にかけて育てた」という思いの強い教材です。上智大は古い過去問が入手しづらいため、20年分の過去問を凝縮した当方の教材には、相当な強みがあると自負しております。また、上智大の問題は解答が割れるものが多く、市販やWebの解答のなかには大学側の模範解答とズレていると思われるものもあります。当方の教材ではその点もしっかり解説しており、安心してお使いいただけます。
いよいよ過去問演習を始めるべき6月に入りました。『上智対策コンプリート・ミッション』は今年度の改訂予定はありませんので、上智大を第一志望としている方には早めに「上智大日本史」の世界をのぞいてみることをお勧めします。

上智対策コンプリート・ミッション

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破壊されたパソコンたち

戦国時代の本の原稿は、1日に書くべき分量を決めて、そのノルマを必死にこなしています。たいてい終わるのは深夜になってしまうのですが、進んでいくのは楽しいです(涙)。

ところで今年は、早稲田予備校への出講をやめたので、これを機にいろいろなものを処分しました。テキスト類やプリント類、古い赤本……。そして先日、パソコンを大々的に処分しました。データ漏洩の危険があるので、買い換えの際に下取りに出すようなことはしてなかったのです。それで古いパソコンがたまってしまっていました。そこで解体業者さんに来てもらい、データを読み取れないように物理破壊をしたのです。

HDを抜き取ったパソコン

これがハードディスクを抜き取ったパソコンです。6台ありますね。このほか外付けハードディスクだの、モバイルパソコンだの、MO(もう死語?)も破壊してもらいました。

破壊されたディスク

これがその残骸です。みごと穴があけられました。これで安心です。

愛着のあるパソコンも多いのですが、持っていても邪魔になるだけなので、思いきって捨てました。全部、僕が使っていたものです。「こんなにあるの!?」と驚かれるかもしれませんが、いかんせん2万件を超えるデータを扱っているので、スペックが低いとキーを打つ速度より、機械の方が遅くてまどろこっしくなってしまうんですよ。それでよく買い換えていたのです。「いくらつぎ込んだのか」って? そういうことは計算してはいけません(笑)

2時間でおさらいできる日本史 近・現代史篇

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『早慶大あるあるチェック』作ってください

『受験生が本当にほしかった問題集』(文英堂)は、絶版になった後も当方で直販しており、静かに売れ続けています。先日も在庫がなくなり、年内に間に合うようにとあわてて入荷しました。
当問題集をお求めくださった方からの質問です。

<Wさん>
先日、石黒先生の教材を買わしていただいたのですが、ほんとうに買って良かったと思いました。そこでひとつ要望なのですが、『早慶あるあるチェック』は、つくっていただけないのでしょうか?

<石黒>
お問い合わせありがとうございます。恐れ入りますが、『MARCH学習院あるあるチェック』の早慶大版は、現在のところ制作の予定はありません。以前にもブログで書きました

早慶向けの難しい用語をGETしたいのであれば、『難関大用語集解』をお勧めします。ハイレベルな内容が、過去問とともに豊富に盛り込まれています。つい最近も、こんな感想をいただきました。(「問題集、もっとやったほうがいいですか?」より抜粋)

「これ読んどけば解けたじゃんって問題をたくさん思いだし、もっと早くはじめておけばよかったと後悔していますが、早く周りに追い付けるよう努力しています。」

当方の教材は、世にあふれるテキトー予想とは一線を画したものであるが故に、『早慶大あるあるチェック』は頒布方法や価格など様々な点で、実現するのが難しい企画です。同様の理由で『MARCH学習院あるあるチェック』も、同業者の方からのご注文はご遠慮いただいています。ご理解いただければ幸いです。

難関大用語集解

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あなたなら、どんなタイプの予備校講師を選びますか?(2)

先日のやりとりの続きを紹介します。

<Yさん>
返信ありがとうございます!!!まさか返事が来るとは思いもしませんでしたぁぁ!
○○先生(編注:伏せさせていただきます)は世界史も教えています^^。政経と世界史の知識がないと日本史”B”がおしえられないとおっしゃってました。実は僕石黒先生の教材である日本史事始を昨日買って今日つかってみました!先生のどの教材にも共通して言えることですが、本当にかってよかったと思いました!毎回教材販売の対応が迅速で助かっています^^。でもただ難点が一つあります。それは石黒先生以外の問題集が怖くて使えないことです笑。これだけ出題回数にこだわってくると、どの問題集も手に取ることができません・・。一つだけ意見があるとしたら、文化史DVDの教材のプリントの空欄が狭いことです。特に学問のところは大変でした笑。偉そうですいません・・。この夏の日本史計画をたてたので、厚かましいですが、できればご指摘お願いします。

<通史>
江戸(7代まで)までの時代を7個に分け、そこからまた3段階に分ける。
1段階 日本史事始+史料の暗記
2段階 日本史Bで高得点を稼ぐ標準問題演習+史料(問題編)
3段階 石川の日本史B標準問題精講+「△△(編注:某有名問題集が入ります)」+史料(頻出編)
年代暗記のゴロ本と石黒先生のゴロ本は1~3段階全てに入ってます。3段階までこなしたら次の時代へ。という感じでやります。

<文化史>(もう1回通してみたので2回目です)
(1)プリントの空欄を全部黒ペンで埋める
(2)授業を見る
(3)赤と緑の暗記ペンを上手く使って字を隠しどっから聞かれても答えられるようにする
(4)1テーマ終了ごとに付属の問題集を解く。
(5)全テーマ終了後、河合塾;日本史文化の整理と演習、Z会テーマ・文化史を使っていく。
という流れです。正誤問題は日本史の授業が10月半ばに終わるので、その後に復習も兼ねて使っていこうかと思います。長々とすいません。

<石黒>
確かに世界史や政経の知識がないと「日本史B」は教えられないかもしれませんね。でも「受験日本史」を教えるためには、世界史や政経の知識よりも、まず日本史の入試問題のデータがないと教えられません。教えるべき内容がどれだかわからないからです。当方は「受験日本史」を教えているため、世界史や政経の勉強もしないわけではありませんが、かじる程度にとどめています。言うまでもありませんが、「受験世界史」や「受験政経」を教えるとなったら、そちらの入試問題までデータをとらねばならず、寝る時間がなくなりそう
ですね。
さて勉強法ですが、「日本史Bで高得点を稼ぐ標準問題演習」と「石川の日本史B標準問題精講」については中身をしらないためコメントできません。「△△」についてはブログで何度も書いているとおり、入試問題ではないためお勧めしません。解説も出題率に沿ったものではありませんし。

一方、文化史は『でる日講義−とことん文化史−』の問題集を解いた後は、ひたすらプリントで用語チェックをすれば良いかと思います。他の問題集をやる時間があったら、志望大学の過去問や他教科の勉強に回すべきでしょう。

予備校講師を始めて最初の10年は、かなりたくさんの授業をやっていました。夏期講習なども、今でこそ一日480分でヒーヒー言っていますが、昔はほとんどのタームがそれくらいの時間数で、しかも8月末まで続いたりしていたのです。2001年の手帳を見てみたところ、7月14日~8月29日のうち休みが3日だけというスケジュールでした。2学期の授業もきっちり9月1日から始まっています。

こんな激務でも楽しんでやっていたわけですが、そうせざるを得ない事情もあります。身も蓋もない話ですが、時間給が安いため授業をたくさんこなして稼がないといけないわけです。一方で、数をこなすことで教え方がうまくなっていくという意味も大きくありました。でも逆に、授業の準備には多くの時間を割くことができず、予習は粗くなりがちで、出題データを取るのも相当キツかったです。

今は週4日しか授業を入れていませんから、入試分析はもちろん、本の執筆や他の入試関連業務もできるようになっています。


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あなたなら、どんなタイプの予備校講師を選びますか?(1)

他の先生の授業を受けていて、このブログやでるとこサイトを見た人は、出題データをこれほど重視することに驚くようです。僕としては、自分のために日本史を研究している人ならいざ知らず、真っ向から大学受験のための講師をするなら何をおいても入試分析だと思っています。

先日、こんな質問をいただきました。

<Yさん>
先月にでるとこ日本史講義のとことん文化史を買いました。とてもよかったです!入試までプリントを何回も見直し、問題を解いて不安なとこはまた映像を見る。といった形で頑張っていこうと思います!11月あたりにアラカルトを買おうと思っています。とても楽しみです^^去年は予備校にも通わずに勉強していたのでよくわかったのですが、日本史は独学ではきつい、不可能だと実感しました。
現在通史の授業は○○先生(編注:伏せさせていただきます)に教わっています(映像授業)。自分は浪人が決まった時に敗因であった日本史に力を入れようと映像授業のみですが、色々な日本史の先生の授業を見たときに石黒先生と○○先生しか頼れないと思いました。しかし石黒先生のブログを見ていたら、他の講師に対する意見がいろいろと書いてあってとても不安になりました・・。
そこで質問なんですが、石黒先生は○○先生に対しどのような印象・意見をお持ちですか?お答えできたらorご存じでしたらでいいのでご意見をお聞かせください。

<石黒>
当方の授業を選んでくださり、ありがとうございます。
○○先生の授業は全く存じ上げないため何とも言えません。ただ、○○先生のWebサイトを拝見したところ、日本史と政経の2科目を担当されているそうで驚きました。本気で入試分析をしたら、体が2つないと足りないのではないのでしょうか。もし、Y君が『読むだけ日本史』をお持ちであれば、受講している授業内容と比較してみてください。用語だけなら過不足をチェックできるかと思います。『難関大用語集解』のDランク用語までチェックすれば、なおはっきりするでしょう。ただし、入試に沿ったポイントを突いた授業をされているかどうかは、判断しにくいかと思います。

どういうタイプの講師が良いかは、一概に言うことができません。僕は入試問題の分析を重視していますが、たとえそれを軽視していても、とにかく生徒を惹きつける人なら予備校の経営サイドは十分満足するはずです。受講生サイドにしても、その先生に惹きつけられたことで日本史が好きになれば、それで万々歳ということもあるでしょう。「あの先生に習ってなかったら日本史をこんなに好きになれませんでした」という感想は、合格体験記でよく目にしますから。

ただし、それがもっとも効率の良い受験勉強だったかといえば、そうではないだろうと思うのです。入試に出るものも出ないものもごちゃまぜで習得していくため、早慶上智レベルに達するためには相当ムダな知識まで頭に入れることになります。時間も労力もかなりかかるでしょう。ということは、日本史で高得点を取ろうとすると他教科に悪影響を与えかねません。むしろ日本史はそこそこの正解率で満足し、英語・国語で高得点を取って合格をめざす方が近道になります。これは、地方の独学受験生が難関大合格をGETするコースと同じですね。

僕の場合は、自分自身が受験に無関係なことを教えたくないのと、日本史しか教えないのに英語や国語に頼るのは筋違いだろうという考えから、入試に沿った授業をしているのです。

この話、後日につづきます。


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本当の出題率を知るための史料データ取得法

ひとくちに入試データと言っても、さまざまなものがあります。以前にある大手予備校が「過去ン年分の入試データを持っています」と新聞にうたっていたのは、なんと単なる入試問題の画像データでした。次に、意外と気づいていない人が多くて驚かされるのは、山川出版の『日本史B用語集』に掲載されている「頻度数」です。あれは入試の出題頻度ではなく、単に何種類の教科書に掲載されているかという数字です。それ「頻度」じゃなくて「掲載数」って言うべきじゃありませんか?

当方が取っているデータは、純粋に「正解を導き出すために必要だった知識のデータ」です。このため、問われた用語をチェックしているだけではないのです。たとえば墾田永年私財法についてなら、「位階(身分)による面積制限があった」ことが正誤問題で問われます。そうした「内容」の出題データも取るようにしているのです。そこまでしなければ、「何を」教えるべきかははっきりわかりません。

そして、史料問題の場合は「空欄語句」「意味聞き語句」「史料判別」「出典」など、これまた細かくデータを取るのです。前述の用語などとは別に、史料問題のデータベースをつくってあるのです。そして言うまでもありませんが、定番史料ではない未見史料のデータも取っています。

そうすると見えてくるのは、山川出版の『日本史史料集』に載っていない史料でも、入試では結構出題されているBランク史料があるってことです。それらは当然『どこでも史料問題』に載せています。さらに多くの市販の史料集に載っていない「未見史料」なのに、意外と出題されている史料というのがあります。そうしたものは『難関大用語集解』に「意外と出る未見史料」と題して34個の史料を収録しました。

さて、その史料問題について質問をいただきました。

<Yさん>
こんばんは。でるとこ史料問題を買うかどうかとても迷っています。でるとこ史料問題に載っていない問題はどうしたら良いのか教えてもらえませんか?よくある質問の所に載っているのはわかっているのですがWeb制限のため見れませんパソコンもありません。お手数おかけしてすみません。読むだけ日本史と日本史でるとこ日本史攻略法を使っています。とてもわかりやすいです

<石黒>
『どこでも史料問題−史料編−』に載っていない問題は、Cランク史料と未見史料になります。このうちCランク史料は、『どこでも史料問題−問題編−』および『頻出史料でるとこチェック』に結構載せられています。残るCランク史料は、冬の「日本史道場」で紹介するつもりです。一方、未見史料は史料読解力を養って解いてください。
また、こうした教材・講座を使わない場合は、山川出版や第一学習社などの史料集を見て、『どこでも史料問題』に載っていなかったものをチェックする方法があります。どこが空欄になるかとか、どの部分の意味が問われるかがわからないのが弱点ですが、それでも読んでみる価値はあります。
それからWeb制限のご指摘ありがとうございました。リンクを修正いたしました。よろしかったら再度ごらんください。

<Yさん>
返信ありがとうございます。ブログ見れました。ありがとうございます。昨日書店で史料問題を見てきたのですが、その時に買うなら□□の『□□□□□□□□□』が良さそうだなと思いました。一番欲しいのは石黒先生の史料集なんですが価格が高めなので、□□の問題集と石黒先生の『問題編』と『頻出史料でるとこチェック』を使おうかと思ったのですが、どうでしょうか?度々すみません。お願いいたします。

<石黒>
まあ何もやらないよりは良いのではないでしょうか。先日授業で紹介した、Bランク史料の○○○○は掲載されていないようですが。同じくBランク史料の△△△△も掲載されておりません。どんなデータの取り方なのかが想像つきます……。◇◇先生ご本人が本当に一題一題解いてデータを取ったわけではないのでしょう。そうしたリスクを十分理解したうえでお取り組みください。

上記の問題集は出題データにもとづいて作ったと表示しているのに、なぜBランク史料が掲載されていないのでしょう? 出題頻度の低いCランク史料もたくさん収録している問題集なのに、おかしいと思いませんか?

実はこの2つのBランク史料は、山川出版の『日本史史料集』にも掲載されておりません。そうすると邪推したくなってきます。もしかして、上記の問題集を作る際のデータ分析って、こんな作業だったんじゃないか? と。

(1)入試問題を片っ端から見ていって、史料問題を見つけたら山川の史料集と照らし合わせる。
(2)山川に掲載されていれば、そこに直接出題箇所をマーキングする。
(3)山川に掲載されていなければ、未見史料として無視する。

入試では未見史料問題もたくさん出題されているので、すべての史料問題のデータを取るのは大変なのです。そこで山川に載っているか否かで、振り分けたのではないでしょうか。これくらい単純に割り切らないと、作業効率としては悪すぎです。また、この作業ならアシスタントにやらせることもできますね。

一方、僕は山川では判断しませんでした。山川に載っていようが載ってなかろうが関係なく、単に史料文をパソコンに打ち込み、問われた用語のカードを1枚1枚作っていったのです。馬鹿みたいに時間のかかる作業でした。今でも入力してますが、新しい未見史料は毎年増えていますから、手間がかかることこの上なしです。もちろん誰も給料を出してくれません。今でこそ史料問題集を販売してますが、昔はそんなこと夢にも思わず、ただただ作業を続けたのです。どう考えても頭のイイ人がやる作業ではありませんね。


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使いものにならなくなる現役時代の40面ノート

昨年、河合塾で現役生として通年授業を受講していた人から質問がありました。最初のメールでかなり驚かされたのですが、その後にもっと驚かされました……。物事を冷静かつ客観的にとらえることができないと、難関大合格は難しくなります。ちょっと長いですが、二回に分けてオチを先送りするのももったいないので、やりとりを全部載せます。

<Tさん>
石黒先生こんばんは
報告ずいぶんと遅くなりましたが浪人しています!3月が長かったので自分の弱いところも辛かったですが、見つめ直せました。慶應経済、商にリベンジします!今年はSFCと早稲田政経も受けます!今は△△予備校で勉強しています。本当は早稲予備で先生の講義をもう一度受けたかったのですが、遠いので時間を持て余す不安と、△△予備校で特待生になれて授業料全額免除だったのでここに決めました!高校の部活の先輩がアドバイザーなのにも後押しされました。今は3週間が過ぎようとしています!△△のよさである面倒見のよさ、授業の復習テスト、毎朝の英単語熟語テストにも慣れてきて良い感じです!日本史の先生は○○先生といいます!講座は週2回3時間の講義とαクラスの演習講座があります!演習講座は明日が最初なのですが、普通の講座を6回受けた感じから言うとテキストのノート欄に書き込んでいく形態です。去年40面ノートで勉強してきたので、時期が掴みにくいという欠点があります!そこで先生に相談したいのですが、40面ノートをベースでやり、△△で知識を足していく方法か、40面ノートはやらずに△△だけの方がいいか?というものです。前者だと早稲予備で今生授業をやっている人達には勝てないのではという不安が少しあります!一年たつとメモがあるといっても完璧ではないですから…どっちにせよ先生の聞くだけシリーズは行き帰りで聞くのは決まっていますが。後者では時期把握が曖昧になるのではと思っています。○○先生は去年の教材あるなら使ってくれて全く構わないと言っていました!是非石黒先生の意見が聞きたいです!授業もありお忙しいと思いますがよろしくお願いします。では、失礼します

<石黒>
△△予備校での授業内容がまったくわからないので、判断のしようがありません。ただし2つの点で疑問を持ちました。40面ノートに加える知識というのが、本当に必要な入試情報なのかという疑問と、40面ノートよりも△△のテキストの方がよくできているのかという疑問です。まあ一年間僕の授業を受けた人が思うのですから、それはそれで素直な感想なのだとは思いますが……。自画自賛のようで申しわけありませんが、もしかして40面ノートを使いこなせていなかったのではないでしょうか? これはびっくりする質問だったのでツイッターで意見を求めてみますね。

<Tさん>
補足になりますが、40面ノートで大丈夫かなと思ったのは録音を保存していなかったのでまた正確に復元できるか不安だったためです。時間が空いたので行間を完璧に埋めて復元できるか?ということです。

<石黒>
メモがどれだけあるかによりますが、授業内容を再現することはどちらにしても難しいと思います。

<Tさん>
お恥ずかしい限りですが使いこなせてはいませんでした。使いこなしていたら浪人ではなかったかもしれません!それは先生のおっしゃる通りです!知識を補うと言ったのは地図や因果関係などです、誤解があったようですみませんでした。△△の授業でこんな疑問はありました。江田船山と稲荷山の見分け方で剣か刀で見分けるのは早慶って言ってました。「えだたち」で覚えてたのでこれって早慶なの?と思ったのは事実です。あと黒塚古墳って出ますか?MARCH~早慶って言ってましたが初めて聞きました!△△では当然の単語みたいです。あと布帛もでますか?同じくMARCH~早慶です。お願いします。

<石黒>
剣か刀で見分けるのは、以前青学で出ていました。早慶だけとは限りません。
次に黒塚古墳は時間の短い河合では言えなかった可能性が高いですが、でるとこサイトの「青学」のページに書いてあります。(パソコンからのみ閲覧可能です。)関東の大学なら青学でしか見たことがありません。捨ててもいい用語です。布帛はめったに出ませんが、一応6番ページにあります。
やはりノートが弱いですね。念のためお伝えしますと、40面ノートに補足するなら、前近代は『難関大用語集解』、近現代は『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』がベストです。『聴くだけ日本史』よりはるかにレベルの高い内容がつまっています。よろしかったらどうぞ。

<Tさん>
石黒先生の教材出来る限り行間を補わせてもらいます。ノートでは布綿となっていました。そもそも漢字を間違えていたみたいです。すみませんでした。付け加えますと△△テキストでは、私地私民制を廃止し、代わりに豪族には食封を支給・下級役人には布帛を支給とありました。その布帛がMARCH~早慶らしいのですが、どうなんでしょうか?たびたびすみません。

<石黒>
改新の詔の史料に「布帛」が出てきますね。しかし、史料としても普通の問題としてもまず出ません。その先生が授業のために仕入れたネタは、入試問題ではなく、どこかの参考書なのでしょう。よくある話です。

<Tさん>
そうなのですか!では今後もそのようなものにも重点をおくと思って間違いありませんね。これからの日本史は40面ノートを復元して△△の講義は欠けている行間を埋めるのと問題演習として受講して、石黒先生の教材で強化していきます!△△は1学期のテキストが分国法までですしね…
最後にお聞きしたいのですが、夏までに40番まで完璧にしますが、もう少し遅い方がいいのでしょうか?早いほどよいのですか?つまり浪人は夏までにどこまでやるのがいいのでしょうか。何度もすみません。夜分遅くまでお付き合いしていただきありがとうございます。

<石黒>
その話、4月27日のブログに書いたばかりです……。もうちょっと情報ってものを重視した方がいいです。

<Tさん>
そうなのですか、ブログは見ていなかったです。見てみます!どうもありがとうございました。

最後の最後で、本当に目が点になりました。逆に今この記事をご覧になっているみなさんは、もうそれだけで優位に立っているってことではないでしょうか。昨年、通年授業を受けた人で他の予備校に通っている人は、受験に対する自分の認識が間違っていないかの見直しから始めてください。ライブドアサーバーから引っ越したので、パソコンからならブログ内検索がしやすくなりました。たとえば検索窓に「浪人 ノート テキスト」と入れて検索すると、いくつも記事が出てきます。その中で「去年の受講生なんですが、勉強法で悩んでます」とか、「伊勢神宮ってよく出るAランク用語ですか?」などを読むと参考になると思うのです。


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今年は○○からン周年で、何が出る?

引っ越しも一段落して、例の文庫本の原稿も大詰めを迎えています。
なんと、すでに発売日も決定しているそうです。
編集者からプレッシャーをかけられています。
その一方で、今年の入試問題のデータ入力も始めました。
直前講習の大学別対策や、
『MARCH学習院あるあるチェック』の作成に向けて、
入力を終わらせる必要があるのです。
そのうえ来週からは、新たな業務もはじまります。
てんてこまいとはこのことです。

さて、先週、おもしろい質問を受けました。

<Kさん>
普段 南浦和の河合で石黒先生の授業をとっている者です。今年で韓国併合100周年だから、入試では韓国併合あたりが狙われる!と担任(日本史教師)が言っていました。すべての範囲を満遍なく学習できていれば何ら問題ないとは思うのですが、これは多少なりとも意識した方が良いのでしょうか?丁度いい機会なので質問させていただきます。

<石黒>
この「○○周年」というのはくせ者で、
本当にそれで出題率が高まるときとそうでないときがあります。
以前に大津事件が出題率1位となった1994年入試は、
条約改正そのものが頻出した年でした。
たぶんそれは、1894年の日英通商航海条約から、
100周年だったからかと思います。
しかし、その後も100周年ネタが順繰りによく出たかというと、
そうでもないのです。
やはりK君の言うとおり、
「すべての範囲を満遍なく学習できていれば何ら問題ない」
と考えるのがベストですね。

たしかに成績の低い生徒を対象とした授業では、
「○○周年」などをエサにして注目させる教授法はアリだと思います。
しかし、実際には、
それほど「○○周年」で出題されているわけではないので、
早慶上智などのハイレベルな大学をめざす授業では、
あまりそればかり強調するのもどうかと思います。
どちらかというと、講師が出題データを持っていないために、
「○○周年」をネタに「来年はこれが出るぞ!」などと、
うそぶいていることが多いのではないでしょうか。


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講習を受講して焦りはじめた人(3)

今週は河合塾南浦和現役館で講習をやっています。
例によって発展・早慶・近現代の4コマです。
そして、初回の授業後には普段授業を受けていない人が、
何人も学習法の相談に来ていました。
やはり授業で衝撃を受けた人が多いようです。
3講座とも、初日の内容はわりと簡単なので、
ここで衝撃を受けたとしたら、この後大変なことになりますよ?
「発展」なら土地制度史が待っていますし、
「早慶大日本史」ならこの後、50題以上の類題が待っています。
衝撃を受けつつも攻めの姿勢で挑んでくれればいいのですが、
へこんでしまう人もいるでしょうねえ。
実際、質問中に本当に固まってしまって、
声が出なくなってしまった人もいました。
彼女は僕ではなく、別の先生の授業を受けていたそうなのですが、
「どこまで細かく入試で出るのかわからない」と言うのです。
そうでしょうねえ。
何が出るのかがわかれば、ダレでもカンタンに受験勉強できます。
でも、なかなかその正しい情報を入手することはできません。
いらない知識を教えている先生や参考書はたくさんありますし、
標準問題を「難問」と切り捨てている問題集もたくさんあります。
そうした環境のなかで、みんな闇雲に勉強しているのです。
当の本人は気づかないでしょうが、
実は「これが出るんじゃないかな?」という幻想だけで、
入試まで突っ走っている人が大半なんです。

ちょっとひどい言い方になってしまったかもしれません。
でも入試問題を7万5千回も入力した僕としては、
そうした世間一般の入試情報と真実の入試情報のズレを、
言わずにはいられないのです。
授業料を払って受講してくれているのですから、
できるだけいらない知識は省いてあげたいですよ。
逆に必要な知識は時間のあるかぎり紹介したいです。
みなさんも入試問題を2千本くらい解けば、
世間に出回っているエセ入試情報に気づくはずです。

さすがにこのブログでは、どこがどう違うかは言えません。
公の場で特定の参考書を批判するのは、何かと差し障りがありますし、
20年間、数千時間も入力した結果に得られた入試情報だからです。
当方の授業・教材に価値を認めてくださっている方にだけ、
お教えしたいと考えております。
パソコンからなら、各教材のサンプルが詳細に見られます。
受験日本史をかじったことがある人なら、
そのサンプル画像を見るだけでも‘違い’がわかるかと思います。
予算に余裕のある人は、ぜひ、受験日本史で優位に立ってください。


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遣唐使の一覧って全部覚えるんですよね?

この5日間は、河合塾藤沢現役館で夏期講習をやっています。
例年と違い、今年は他の校舎から、
見知らぬ高卒生が何人も来てくれました。
去年の通年受講生も来てくれているのですが、
どうもそれ以上の数の見知らぬ高卒生がいるようなのです。

そして、ある高卒生から衝撃的な事実を聞きました。
通年授業のテキストにある遣唐使一覧の表を、
「全部覚えろ!」と言われたそうなんです。
表を見せてもらい、不要なものをバッサバッサと削っていったら、
だいたい3分の1の情報量になってしまったのです。
聞きに来た彼は呆然としていました。
まあ、そうですよね。
だって覚えろって言われた情報量の3分の2が、
要らないものだったのですから。
でも、容易に想像がつくのは、
ほかにも要らないものをいろいろ覚え込まされてるってことです。

これがギャグなのは、この質問の主が、
「日本史講師に抱く不信感(1)」のH君だったってことです。
そのときの話では、
講師は用語ごとの出題ランクを知ってるって話だったんですよ?

世の中には出題データを重んじない人もいます。
だけど、いくら大は小を兼ねるといっても、
3倍も覚える余裕なんてあるのでしょうか?
そんなことをしていたら英語が落ちますよ。

この話を読んで笑えた人は、
真実の出題情報をもとに奮闘してください。
必ず報われますよ。
勝って当然なんです!


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