文化史って用語集の説明をどこまで拾うべきですか?

河合塾では高卒生の授業が毎週180分あるのに対し、現役生は150分しかありません。さらに高卒生には毎週90分のテストゼミまでついています。この時間差はどうにも埋められません。そこで文化史のまとめプリントを配布するとともに、文化史のABランク用語だけを文章で説明したプリントを配布しています。のこりのCDランク用語は各自の独学にゆだねているわけです。

こうした理由から現役生は文化史分野が弱点になりがちです。先日、慶應大法学部の過去問を解いて危機感を覚えた方から質問をいただきました。

<Sさん>
いつもお世話になっています。
文化史のプリントを図説を見ながら進めているのですが慶應法の2012に文化史の問題があったのでやったのですが気になったことがあるので質問させてください。
問題では神職の家の生まれ、50歳で出家から鴨長明を、藤原俊成が撰上から千載集を、安元の大火、養和の飢饉などの災害が載っているというところで方丈記を(鴨長明が分かれば答えられそうです)、朝堂院の正殿から大極殿を導くような問題がありました。他宗の排斥から日蓮を答える問題などは出来たのですが上のように図説には載ってないものもあり用語集には載っているのですがどの程度までやるべきなのか困り果てています。出来る限りやった方がいいのは分かっているのですがプリントに載っている人物の細かい情報を全部拾っていくのは途方もないことだなあとも考えてしまいます。また平安京のなかの朝堂院などはどこに何があるか全く分からない状況だったのですが載っているものは全て覚えるべきでしょうか?
本番で文化史が出た時に撃沈してしまいそうでヤバイです…

友達が難しいと言っていた先日のマーク模試で既習範囲は一ミスだったので少し浮かれていました…回答よろしくお願いします。

<石黒>
スイスにいるため返信が遅くなりました。すみません。
鴨長明を特定する部分は「神職の家の生まれ、50歳で出家」ではありません。史料文の「治承四年水無月の比,にはかに都遷り侍りき。いと思ひの外なりし事なり」からです。受験界ではあまりにも有名な部分なので、ワンフレーズ史料判別ができて当然だと考えてください。もっとも直前講習で配布する「最近の話題」プリントを習得すれば、平安末期の災害というヒントから『方丈記』とわかるようにもなります。
朝堂院・大極殿などは先日の講習「早慶大日本史」で配布した別冊の最後の部分に書いてあります。ごらんください。
よって難問なのは『千載集』のみです。

文化史はたとえプリントがあったとしても、どこまで理解するべきかは非常に難しいものです。用語集を全部理解するなどまったくもってムダな作業です。予算が許せば『でる日講義-とことん文化史-』を使うのが圧倒的にラクで確実です。こちらを使う場合は、授業で配布しているプリントは学習しなくて結構です。逆に独学の場合は問題をたくさん解くなどして、問われやすい内容をつかんでいってください。

慶應は早稲田より文化史の問題数が多いので備えを万全にしておくのは当然です。がんばりましょう。

でる日講義-とことん文化史-

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テーマ史対策ラインナップ

この時期に現れる定番の質問に、「赤本を見たらテーマ史ばっかり出てたんですけど、どうすればいいんですか?」というのがあります。多くの受験生が、特別な対策をしないといけないように感じるところですが、問われる用語としてはノートやプリントに載っているものがほとんどです。なので今の段階では、頭の中でノートのあちこちが瞬時に思い出せるように鍛錬することが大切です。

このテの質問をしてくる受験生には、ノート覚えがしっかりできていない人が多いです。現実には、出されるテーマなんて無数にあるので、問題集などではきちんとした対策なんてできないんですよ。立教大の「庭の歴史」や「数学の歴史」、上智大の「飢饉・災害の歴史」など、特殊なテーマは数かぎりなくあるのです。

一方で、経済史、外交史、文化史は、時代をまたいで流れを理解すると、「なるほど! そうつながっているのか」とわかる部分があります。そうしたものは、冬休みを使って扱います。受講できない人には映像教材も準備していますので、ご検討ください。それぞれの内容を整理します。

河合塾
冬期講習「総合日本史演習(発展)」
講義時間:450分
近現代の経済史・外交史(ポイント講義)と、全時代の沖縄史・北海道史のかけ足講義
女性史はまとめプリントの配布のみ(テキストの問題演習で内容理解)

早稲田予備校
冬期講習「冬のでるとこ日本史コンプリート」
講義時間:900分
近現代の経済史・外交史・文化史の講義
テーマ史問題の演習講義

直前講習「でるとこ日本史コンプリート」
講義時間:280分
全時代の沖縄史・北海道史・女性史の講義
地図・グラフ問題の演習講義

●derutoko.com 映像教材
『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』
講義時間:550分
近現代の経済史・外交史と、全時代の貨幣史・交通史の講義
※演習問題テキストが付属します

『でる日講義−アラカルト−』
講義時間:360分
全時代の沖縄史・北海道史・女性史の講義
地図・グラフ問題の演習講義

『でる日講義−とことん文化史−』
講義時間:770分
全時代の文化史の講義
※演習問題テキストや一問一答集が付属します

でる日講義−経済・外交史(近現代)−

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上智大受験 最後の砦

今日は受験生の保護者のかたからいただいた質問を紹介します。

<Aさん>
直近、「上智対策コンプリート・ミッション」、「難関大用語集解」、「受験生が本当にほしかった問題集」を購入させていただいた者です。と申しますか、受験生の父です。
現在わが娘は、上智(外国語学部)を筆頭に、早稲田、立教といった難関私大を目指す現役生です。日本史に関しては、近頃ではセンター模試なら日本史90%に到達できており、これは高校での授業をまじめに取り組んできたことの成果だと思います。ですが、いまだその壁を越えられずにいるのも事実です。いまひとつ何かが必要なのだろうと私なりに考えていたところでした。ちなみに、河合塾の第2回のセンター模試でも記述模試でも3教科偏差値は60~62.5のレベルですが、国語が弱い為、日本史の優位でもって出してる成績です。
現在は、大学別の過去問中心の対策にも取り組んでいます。立教なら日本史90%程度できているようですが、上智、早稲田レベルでは十分には対処できないみたいでまだ不安なようです。そこで、遅まきながらZ会旧版のテーマ史、文化史の問題集を探してきて、取り組み始めたりもしてたようです。そんな折、たまたま私から石黒先生の教材の存在を伝えてみたところ、試してみたいとの反応があったのでした。
自力で仕上げたノート中心の学習に、市販の教材で凌いできた娘には、(「日本史でるとこ攻略法」は自分で買ってたみたいですが・・)石黒先生の渾身のこの3教材は(ある種の戸惑いも含め・・)相当なインパクトがあったようでした。私としては、「とことん文化史」とか「どこでも史料問題」とか、まだまだ気になる教材はあるわけですが、さすがに他教科とのバランスもあり、さらに追加するかどうかの決断に迷うところです。現在進行形で迷っております。
どんなものでしょうか、と思わずお尋ねしたくなりました。よろしくお願いします。

<石黒>
いつも当方の教材をご愛顧くださいまして、ありがとうございます。
模試や立教の過去問でだいぶ得点できているのはすばらしいですが、お父様がご心配される通り、上智大の問題で高得点が出せるかどうかが、最後の大きな壁になるかと思います。

史料は市販の問題集でも取り組めるかもしれませんが、やはり最大の難関は文化史になるかと思います。『上智対策コンプリート・ミッション』を解いて文化史分野に不安を感じるようでしたら、腹をくくって本気で文化史に取り組む必要があるかと思います。というのは、上智大がもっとも文化史を多く、かつ難しく出題する大学だからです。政治史とくらべて、文化史は用語の取捨選択に悩まされます。各用語のポイントをのがさず、体系的に学習するには『でる日講義−とことん文化史−』が最適です。

こちらで紹介している受講生の声にもある通り、ボリュームはありますが、文化史分野で必要なものをすべて網羅していますので、あれこれと手を出す必要がない、という点で効率的です。全770分の講義を約13分ごとに区切ってありますので、空いた時間に少しずつ進めることができるようになっています。他教科とのバランスも見ながら、ご検討いただければ幸いです。

みなさんからの感想コーナーで紹介している、上智大文学部に合格したT.Hさんは、「でる文の知識「だけ」で上智の文化史問題に挑み、ほぼ圧勝した」と言ってくださっていました。初学者から難関大受験生向けの内容まで完全にマスターしていますから、どなたでも安心してお使いいただけます。
その後、Aさんからはすぐにお申し込みをいただきました。まだ二の足を踏んでいる人も、文化史に本腰を入れて取り組むことを願います。

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「とことん文化史」はどこまで拾う?

『でる日講義−とことん文化史−』についての質問を紹介します。

<Hさん>
こんばんは!とことん文化史を使っている者です。とても分かりやすくて模試などで文化史が出ても楽に解けます。ところで気になる点があるのですが、講義の中で先生が、「あまりでません」や「頻度は低めです」とよく言っていらっしゃいますが、それらの用語は何ランクなのでしょうか?自分は勝手にDランクぐらいだと思っているのですが…また、私は明治大学や立教大学の法学部を受けるのですが、これらの用語や、講義ではランクを言っていない用語なども出来るだけ覚えていったほうがいいのでしょうか?よろしくおねがいします。

<石黒>
『でる日講義−とことん文化史−』の講義中でランクを言っていないものは、ほとんどCランク用語ですので、これは普通に覚えなければなりません。「あまり出ません」といったものは、ほとんどがDランク用語です。英語がきちんとできているのでしたら、これらのうち半分くらい拾えれば、MARCHクラスは合格レベルに達するでしょう。

ときどき、通年授業で配布している文化史プリントについて、「どこまで覚えればいいんですか?」と言う人がいます。あのまとめプリントには、A~Cランク用語と、Dランク用語の半分以上を盛り込んでいますので、早慶難関大受験生だったら迷わずすべて拾ってください。河合塾で別途配布している細かい字の解説プリントや、早稲田予備校の通年授業中では、ABランク用語について簡単に解説することしかできていません。このため、CDランク用語の内容理解をどこでフォローするかが問題です。早稲田予備校ではオプション講座や講習で扱いますが、河合塾ではその機会がないので、くれぐれも注意してください。

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『でる日講義−とことん文化史−』の進め方(2)

夏休みが近づき、『でる日講義−とことん文化史−』をお求めいただく方が増えてきました。夏期講習の予習もあるでしょうが、講義は13分ほどずつ短く区切ってありますから、うまく時間を作って取り組んでください。
高卒生から、当教材の進め方について質問がありました。

<Xさん>
(前略)実は私は、今年は先生の夏期講習は早慶日本史だけ受講してコンプリートはでる日講義で、代用させていただきます。そこで質問なのですが、文化史のやつは冬期講習も含めてすべて入ってるようなのですが、やはりこの夏は今までの習った範囲だけを学習すべきでしょうか?後、全時代が、一枚になっているプリント(キリスト教の歴史とか)は、そこまでをつまんでやるべきか、すべて終わったらやるべきか、どうしたらよいでしょうか?たわいもない質問ですが、先生の都合のよい時間にアドバイスいただければ幸いです。(後略)

<石黒>
基本的には政治史の既習範囲にそって学習しますが、O君の場合は去年一通り通史を学んでいますので、中途半端にプリントの途中で止めたりせずに、切りの良いところまでフライングしてしまってもかまわないと思います。
日本史に割ける時間の中で、文化史・テーマ史をバランス良く進めてください。

こちらの記事では、現役生の場合の進め方などを紹介しています。
「『でる日講義−とことん文化史−』の進め方」(1)
『でる日講義』の使い方

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「とことん文化史」は最新の入試に対応できますか?

『でる日講義−とことん文化史−』について、質問をいただきました。

<Hさん>
(前略)現在は宅浪をしていて、文化史対策のために『とことん文化史』を買おうと思っています。ちなみに今年は明治・法政・立教の法学部を受けるつもりです。両親を説得して、買ってもらうことは許してもらえたのですが、気になることがあるということでメールさせていただきました。
『とことん文化史』が販売されたのは結構前なので、販売当初と用語のランクが変わっていないのか?最新の入試問題にちゃんと対応できるのか?
今年中に『とことん文化史』が改訂される予定はあるのか?もし、改訂されたとして、それ以前の『とことん文化史』を買ってしまった場合、アフターフォローはあるのか?
この2点です。お忙しいと思いますが返信よろしくお願いします。長文・駄文失礼いたしました。

<石黒>
『でる日講義−とことん文化史−』につきまして、お問い合わせありがとうございます。
ご指摘のとおり、当教材販売後に出題カウントが増え、新たに習得すべき用語がいくつか出てきています。そのため、補足解説プリントを差し挟んだり、ご購入いただいた方にメールを差し上げるなどして、個別にお伝えしています。というわけで、最新の出題状況には万全の対応をしておりますので、ご心配なさらずとも大丈夫です。どうぞ安心して視聴してください。よって、教材の全面改訂の予定は、当分の間ございません。

教材をご購入いただいた方には、最新の入試問題を見ながら、「こっちの用語も拾ってほしい」「最近出題されたこの問題を解いてみてください」といった情報を、随時メールでお届けしています。こんなめんどうなこと普通の出版社じゃできませんが、小回りの利くのが derutoko.com です。サポートメールにも、必ず目を通してください。
時々、携帯のメールアドレスにメールをお送りできないことがありますので、迷惑メール対策の設定をされている方は、指定受信リストへ mail address をご登録ください。

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あなたの文化史学習は、単純丸暗記派? 理解習得派?

昨年、僕の授業を受けていた高卒生からの質問です。今年は別の先生に習っている人は、講義などの違いに戸惑うこともあるでしょう。ギモンを抱いたまま勉強を進めても、思うように実力は伸びないものです。自分の進むべき道をはっきり見つけることを願います。

<Sさん>
こんにちは。ご無沙汰しております。今日の授業で、ん?、と思ったことがありましたので、質問させてください。先生が授業で、加持祈祷とか、田堵を記述で書かせる場合、今、二つ書いたように書いても正解を貰える、というのです。つまり、難しい漢字の、パソコンや携帯ででて来ない田堵のト、加持祈祷のトウ、で無くても忘れてしまっていたら、簡単な方の漢字でもいい、ということらしいのですが、本当にそれで宜しいのでしょうか?先生のブログにこのようなことが書いてあった気がするのですが…… 携帯だと満足に探せないのです。回答よろしくお願いします。
PS 夏期講習、先生の池袋の講座取れました。その時は、ビシビシムチを入れて下さい。

<石黒>
もちろん思い出せない場合は、白紙にするより略字でも書いておいたほうが得点になる可能性があります。しかし、正字のほうが無難であることは間違いありません。採点基準は大学によって違いますから。

ちなみに携帯ブログ(アメブロは除く)は、最下部に検索窓があるので、そこに「漢字」と入れると「南浦和からのメッセージ2012(5)」が出てきます。この記事中で、漢字ミスの話を取り上げていました。検索機能も活用してみてください。

後日いただいた別の質問も紹介します。

<Sさん>
こんばんは。 夜分遅くにすみません。今文化史の勉強をしています。 去年の河合塾のテキストと先生から頂いたプリント、河合のテキストで補えないところは、山川出版の詳説日本史を使っています。予算があれば先生の文化史のでる日講義を購入したいのですが、失礼だと存じますが無理そうなので、CDランク単語(ここでは、先生がプリントに載せていなかった更に細かいこととしてください。)は独学することにしました。
そこで質問をさせてください。 私が今使っている山川出版の日本史図録でどこまでCDランクと思われるできごとを拾えるでしょうか?教科書は殆ど使ってないです。また、文化史対策にはこの日本史図録は有効ですか……いや、これでより多くのことを拾えるでしょうか?長文かつ、ごちゃごちゃしている内容かと存じますが、返信を宜しくお願いいたします。(後略)

<石黒>
プリントに載っていないCDランク用語とありましたが、そのプリントとは、細かい字の解説プリントでしょうか? 確かに解説プリントのほうではABランク用語しか触れていませんが、文化史プリント(まとめ)のほうにはCDランク用語の大半が入っています。このため習得すべき用語の大半は、そこで知ることができます。

いっぽう美術作品の資料としては、第1講の授業で配布したプリントにあるように、浜島書店の『新詳日本史』、次に第一学習社の『総合日本史図表』をお勧めしています。山川出版は美術分野が弱いです。そして何より図説(図録)は、美術作品の学習には有用ですが、それ以外の分野がカバーできません。とくに、仏教史・思想史・学問史などは抽象的であるため、内容の理解はもちろん、入試におけるポイントなどをつかむのは至難の業です。

いずれにしてもこうした教科書副読本は、大学入試の出題内容に即しているとは言いがたいのが現実です。過去問を多く解くなどして、出題ポイントをおさえた学習を進めることを願います。

昨日の質問にもありましたが、みなさん文化史に手こずっているようですね。体育会系丸暗記勝負の人もいますが、きちんと理解しながら頭に入れるとよく定着するので、予算のあるかたには『でる日講義−とことん文化史−』をおすすめします。

以前に紹介したことがありますが、今年早稲田に合格したA君はこんなことを言っていました。「文化史にはかなり労力を取られて本当に焦りました。(中略)多分文化史の深い問題がでていたら残念な結果だったろうと思います。その辺の、自分の労力と教材のコストの関係が夏休みの時点ではまだ完全に把握できてなかったのが痛かったです。」

全時代にわたる文化史を770分みっちり講義していますので、教材費に見合うだけの成果は得られるものと自負しています。


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1学期の学習法まとめ−文化史編

文化史は、史料とならんで現役生がおろそかにしがちな分野です。過去問を冷静に分析したら、とても放ってはおけないはずです。政治・史料・文化とバランス良くこなしましょう。

お勧めする教材は、文化史対策の決定版『でる日講義−とことん文化史−』です。これは文化史をテーマ別に扱った映像教材で、基礎レベルから早慶難関大レベルまで網羅しています。講義は全770分にも及ぶので、甘く考えずに早めに取り組みましょう。大きく時間が確保できる夏休みにやるのも良いですが、各講義が約12分単位に区切られているので、毎日少しずつ進めることもできます。問題演習テキストや、A・Bランクの文化史用語を網羅した一問一答集など、付属教材も大変充実しています。


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「文化史プリントだけでMARCHレベルに対応できますか?」

また『聴くだけ日本史』という音声教材もあります。文化史分野では「美術史編」「文学史編」があり、どちらも文化作品や作者から時期を問いかけているCDです。「いつ」なのかがあやふやになりがちな文化史を、音声で手軽にマスターしましょう。

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「文化史作品の覚え方」
「予告!『聴くだけ日本史−文学史編−』(2)」

「史料や文化史で落とした」という定番の不合格パターンにならないよう、必ず対策をしておいてください。

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あなたなら、どんなタイプの予備校講師を選びますか?(1)

他の先生の授業を受けていて、このブログやでるとこサイトを見た人は、出題データをこれほど重視することに驚くようです。僕としては、自分のために日本史を研究している人ならいざ知らず、真っ向から大学受験のための講師をするなら何をおいても入試分析だと思っています。

先日、こんな質問をいただきました。

<Yさん>
先月にでるとこ日本史講義のとことん文化史を買いました。とてもよかったです!入試までプリントを何回も見直し、問題を解いて不安なとこはまた映像を見る。といった形で頑張っていこうと思います!11月あたりにアラカルトを買おうと思っています。とても楽しみです^^去年は予備校にも通わずに勉強していたのでよくわかったのですが、日本史は独学ではきつい、不可能だと実感しました。
現在通史の授業は○○先生(編注:伏せさせていただきます)に教わっています(映像授業)。自分は浪人が決まった時に敗因であった日本史に力を入れようと映像授業のみですが、色々な日本史の先生の授業を見たときに石黒先生と○○先生しか頼れないと思いました。しかし石黒先生のブログを見ていたら、他の講師に対する意見がいろいろと書いてあってとても不安になりました・・。
そこで質問なんですが、石黒先生は○○先生に対しどのような印象・意見をお持ちですか?お答えできたらorご存じでしたらでいいのでご意見をお聞かせください。

<石黒>
当方の授業を選んでくださり、ありがとうございます。
○○先生の授業は全く存じ上げないため何とも言えません。ただ、○○先生のWebサイトを拝見したところ、日本史と政経の2科目を担当されているそうで驚きました。本気で入試分析をしたら、体が2つないと足りないのではないのでしょうか。もし、Y君が『読むだけ日本史』をお持ちであれば、受講している授業内容と比較してみてください。用語だけなら過不足をチェックできるかと思います。『難関大用語集解』のDランク用語までチェックすれば、なおはっきりするでしょう。ただし、入試に沿ったポイントを突いた授業をされているかどうかは、判断しにくいかと思います。

どういうタイプの講師が良いかは、一概に言うことができません。僕は入試問題の分析を重視していますが、たとえそれを軽視していても、とにかく生徒を惹きつける人なら予備校の経営サイドは十分満足するはずです。受講生サイドにしても、その先生に惹きつけられたことで日本史が好きになれば、それで万々歳ということもあるでしょう。「あの先生に習ってなかったら日本史をこんなに好きになれませんでした」という感想は、合格体験記でよく目にしますから。

ただし、それがもっとも効率の良い受験勉強だったかといえば、そうではないだろうと思うのです。入試に出るものも出ないものもごちゃまぜで習得していくため、早慶上智レベルに達するためには相当ムダな知識まで頭に入れることになります。時間も労力もかなりかかるでしょう。ということは、日本史で高得点を取ろうとすると他教科に悪影響を与えかねません。むしろ日本史はそこそこの正解率で満足し、英語・国語で高得点を取って合格をめざす方が近道になります。これは、地方の独学受験生が難関大合格をGETするコースと同じですね。

僕の場合は、自分自身が受験に無関係なことを教えたくないのと、日本史しか教えないのに英語や国語に頼るのは筋違いだろうという考えから、入試に沿った授業をしているのです。

この話、後日につづきます。


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文化史プリントだけでMARCHレベルに対応できますか?

先日、河合塾藤沢現役館で「夏の活用法ガイダンス 高3日本史」という無料講座がありました。これは河合塾にはめずらしく、僕が自由に授業内容を決められる講座でした。そこで、河合塾の通年受講生、さらに広く言えば多くの現役生にとって弱点となりがちなテーマを扱いました。文化史と史料問題です。いきなり文化史は難しいだろうと、まず法政大の史料問題をやってもらいました。最難関大学を避け、しかも頻出のAランク史料の問題だったのですが、40字の論述問題が2つあったせいか、鉛筆が動かないままの人が結構いました。正誤問題もありましたから、「何のチェックも入れずに解けるのか?」と首をかしげてしまいました。

その後、文化史にうつって鎌倉仏教を講義しました。文化史分野はとかく暗記科目と思われがちなので、それに警鐘を鳴らすべく、内容理解の欠かせない鎌倉仏教を選んだわけです。ところが、集中力をなくす人が続出し、「もしかして文化史は出ないと勘違いしてるんじゃないか?」と、これまたハラハラさせられました。

そんなところに、こんなメールをいただきました。通年授業を受けていない方ですが、文化史分野への危機感は感じてくださっているようで、ちょっとホッとしました。

<Kさん>
僕は河合塾藤沢の友人が先生の通常授業を受けており先生のことを知りメールさせていただいています。質問なんですが、文化史プリントの購入を考えております。Bランク単語まで載っていると聞いておりますが、そのプリントに載っている単語のみでマーチレベルの受験にどのくらい対応できますか?お忙しいと思いますが返信よろしくお願いします。

<石黒>
通常授業で配布している文化史プリントに相当する教材『文化史入門』には、どの大学でも覚えるべきA~Cランク用語と、ややハイレベルのDランク用語の大半を盛り込んでおります。このため、単純に単語だけ見ればMARCHレベルに対応できると言えます。ただし付属の音声CDでは、A・Bランク用語しか解説していないため、それ以外の用語1つ1つについては、独力で調べて習得する必要があります。プリントは用語を整理するためのもので、用語の説明をしているものではないということです。

一方、文化史学習の決定版としてお勧めしている『でる日講義−とことん文化史−』では、上記の内容を網羅するだけでなく、さらにDランク用語を追加した「講義」をおこなっています。こちらはほとんどの用語を映像内で説明しているのです。独力での学習が心もとない場合は、当教材をおすすめします。講義の様子はこちらからごらんいただけます

『でる日講義−とことん文化史−』については、ちょうどこんな感想をいただいたところですので、紹介いたします。

<Tさん>
(前略)アチーブメントテストを見直してみると、ちょくちょく落としているところが、文化史だということに気づいたので先日「とことん文化史」を購入させてもらいました。さっそくもう10枚ほどプリントを消化したのですが、内容の密度の濃さに驚かされました・・・。(@_@;)いかに学校で文化史を浅くやっているのかがわかりました。しかも出題率に沿って講義をしていただいているので、とても取捨選択がしやすく、(できるだけ全部の用語を拾っていますが)助かっています。これからの講義も集中して受け、自分のものにしていきたいです。
今日は、河合の全統記述模試も返ってきました。日本史は全国偏差値で75.5を出せました^^嬉しかったです^^でも、模試は模試で入試は別ということは分かっています。これからも先生の教材で頑張っていきますので、質問等がありましたらよろしくお願い致します。報告&感想でした^^

T君はこのブログでもたびたび紹介している方です。さすがですね。日本史がこれほど順調なら、英語・国語をもっと伸ばせるはずなので、ワンランク上の大学も射程距離に入るのではないでしょうか。頼もしいかぎりです。

【追記】
『文化史入門』は、現在は販売しておりません。


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