予備校の授業は受けるべきか

高校1年から予備校で日本史を受講してきて、学校のテストでも高得点を取っている方から質問をいただきました。すでにだいぶ前にいただいた質問ですが、そろそろ新学期からの受講を迷う人が増えていそうなので、ここでご紹介します。

<Kさん>
千葉県の××高校のKと申します。突然ですが、予備校の授業は受けるべきでしょうか?
私は、高一の一学期に河合塾に通っていて、上のクラスに行きたかったのですが、行けず、そんな時に駿台の方から上位クラスの認定がもらえたので、二学期から移籍し、今までやって来ました。話がそれてしまったのですが、私は高二の夏期講習で、古代中世整理という講座をとったのですが、正直、四日間で古代中世を行うのは無理があり、流れだけ掴んでほしいという事で、私もそれを念頭に置いて、受けたのですが、ほとんど忘れてしまっていました。そのため、高3から通常授業を取っても、結局忘れてしまう授業をされるのではないかと思い、自分でやるべきなのか、と感じ冬期講習は日本史を取らないことにしました。今の勉強法は、石川実況中継は、深いところも太字で書かれ、確実に抑えておきたい用語を効率的に覚えられないと思い、金谷の日本史をやっています。とりあえず、一冊をある程度完成させたらスピマスで確認し、また一冊、確認、一冊、確認で、センター過去問を解き、覚えた用語がどう出されるか、などを学び、駿台のセンターから学ぶと、石川実況中継を使い、(論述対策に関してはまだ未定)最終的に志望校である一橋大学、また早慶の過去問に移ろうと思ってます。まだ進研模試でしか日本史の模試を受けたことがありませんが、つい先日受けた日本史の自己採点は百点中、七十九点でした。また、学校の評定は100点中98点で5でした。(私の学校では定期考査なども全て含めて点数化される)これが私の日本史の実力のインデックスになるかどうかわかりませんが、この勉強法の改善点など、指摘してくださると助かります。また、高3からもしかしたら河合塾に日本史だけ受けに行くかもしれないので、その点に関して、河合塾の通常授業、もしくは石黒先生の講座ではこういうふうに教える、などをお答えしていただけると助かります。

<石黒>
簡潔に言って予備校の授業は先生しだいです。
授業時間も記憶容量もかぎられていますから、入試出題データにもとづいて出題率に沿った内容を、わかりやすく、覚えやすく教えてくれる先生なら受けたほうが良いでしょう。やみくもに自分で勉強するより何倍も効率よく高得点が取れるようになるからです。
問題はそうした先生がいるのかどうか、さらに言えばKさんがそうした先生を見極められるかどうかです。
参考書にも同じことが言えます。ご存じないと思いますが、××(編注:伏せさせていただきます)には入試に出ないことも載っていますし、その逆に意外と入試で問われることが書かれていなかったりもします。△△も同じです。
それから学校での成績は入試には直接関係ありません。あくまでも志望校の問題で高得点が取れるかどうかが勝負ですから。模試も同じです。ふつうの私大文系向けの模試は早慶上智の入試より簡単なことが多いのです。
僕の授業法については、ブログなどをごらんください。derutoko.comでは映像教材のサンプルムービーも見られますので、そちらをごらんになればより具体的にわかるかと思います。

以前はよく千葉県で授業をしていましたが、今はやっておりません。それゆえはるばる南浦和まで受講に来る人が毎年1~2名いました。しかし通うのは結構大変なので、遠方のかたには『でる日講義』シリーズをお薦めしたいと思います。くり返し見られることもあって、複雑な経済史などはだいぶオトクな気がします。

でる日講義

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部活で予備校の授業に出られないときは?

先日、河合塾南浦和現役館で高校2年生向けの体験授業がありました。埼玉県は部活のさかんな高校が多いのか、部活を引退するまで予備校の授業に出られないという悩みをよく聞きます。授業後に直接相談に来た人もいましたし、その後もこんな質問をいただきました。

<Yさん>
先日、南浦和で先生の日本史対策の講座を受けた高2の者です。
私は4月から先生の 早慶大日本を受講する予定なのですが4月の第1講と第2講が部活のため途中から受講する形になってしまうのですがそういった場合、途中から受講するのが良いのかそれとも振替で先生の映像を見るのどちらがよいでしょうか?
また、春期講習も部活の為受講出来ないのですが4月からの講習に向けて何かやっておいた方が良い事があれば教えてください。

本当は体験講座ほ後に質問したかったのですが次の講座があったためこの場を借りて質問させていただきました。個人的な質問ですみません。ご返答よろしくお願いします。

<石黒>
用意周到ですね。すばらしいことです。
さてお答えですが、まず残年ながら河合塾では授業を録画していません。別の曜日に行われているライブ授業に振り替えるしかありません。もっとも他の先生の授業を受けても授業内容・ノートはまったく違っていますので、お薦めしません。一番いいのは別の校舎で僕の授業を受けることです。水曜の藤沢か、木曜のあざみ野になります。授業がはじまって間もない頃は、わりとみんな気楽に休んだり、他の先生の授業に振り替えたりしますが、2学期くらいになるとそれがどれほど危険なことかがわかるようで、無理してでも遠くの校舎まで来るようになります。参考にしてみてください。

春期講習ではこれからの一年を見通して、どういうことに注意すべきかを説明します。受けられないのであれば、ブログを読みあさって、早めに受験日本史の全体をつかんでください。

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石黒の通年授業を受けるにあたって

河合塾で僕の担当する春期講習は、今日で4日間の最終日を迎えます。通年授業は何を取るか、まだ決めかねている人もいるでしょうか。先日も職員の方から、授業内容について生徒からよく質問されると聞き、お答えしました。今日はその内容を紹介します。迷っている人は講座選びの参考に、受講を決めた人は予習のために、目を通してみてください。

石黒拡親は、入試問題分析を20年続けてデータ化し、約2万件の用語の出題率を取っています。レギュラー授業では、このデータに基づいて「ウソはったりのない、入試に直結する講義」をおこないます。河合塾では授業のスピードが速いので、ある程度の予習が必要です。とくに学校で古代史をやっていない人は、1学期の授業はキツイでしょう。初学者や日本史に不安のある人は、歴史のあらましを知るために、次のどちらかの本を読むことをおすすめします。
『いっきに読める日本の歴史』
 初心者でも読みやすい
『読むだけ日本史(1)』
 必須用語を赤字で網羅している
読むときは、音読した方が単語に早く慣れて良いです。

授業では、講義しながら板書をしていきます。チョークは白赤黄青緑橙の6色を使うので、色ペンを持参してください。ちょっと太めの黒ペンもあるとなお良いです。ノートは40枚のものでB5判、もしくはそれより少し大きいA4判のものを用意してください。A4判を使えば余白に追加情報を書き込みやすくなります。また、講義を聞きながらノートを取るというのは大変忙しい作業なので、ワセヨビ生は授業を録音できる機械を持ってくるとよいでしょう。

そして何よりも、具体的な勉強を始める前に、受験に対する心構えを作るため、ブログやサイトを読みあさることをお勧めします。「日本史は夏からやればいいんじゃないの?」「用語集の数字と入試の出題率って違うの?」といった定番の質問から、意外な落とし穴まで、受験に役立つ情報を豊富に提供しています。正しいセオリーに基づいて、合格への最短コースを走りましょう!

2時間でおさらいできる日本史

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模試で目覚める河合塾生

河合塾のマーク模試でよい点数が取れた、という報告があいついでいます。順調な走り出しですばらしいです。これで第一ステージはクリアという感じですね。次のステージは、マーク模試より少し難しい全統記述模試です。これまた予備校の履修範囲の問題で、どれだけ正解できるかが肝心です。

先日、その河合塾の模試についてのメッセージと、授業についての質問をいただきました。

<Wさん>
こんばんは!河合塾藤沢現役館で先生の授業を受けている者です。先日プレステージ、マーク模試と2つの模試を受けたのですが本当に先生が出る!とおっしゃっていたところが出て本当に感動しました!!特に<志賀島>を記述で書けたときは本当に嬉しかったです。しかしそれと同時に先生の授業を受けて自分で復習すればすぐに解ける問題がたくさんあり、今までいかに自分がぬるい勉強をしていたのかを痛感しました。模試を受けてからは記憶が逃げて行く前にしっかりと復習をするように心がけています!
2つ質問があります。(1)よく黒板で「この年代はバツで」とおっしゃっていながら書いている年代がありますよね???あれは覚えるべきなんでしょうか???(2)記述対策としては教科書を読むことが第一歩と考えていいのでしょうか???それとも記述式の過去問で授業でやったところからどんどんやるべきでしょうか???
ちなみに私の第一志望は国公立大学で、私立なら早稲田に行きたいと思っています。よろしくお願いします!

<石黒>
(1)覚えなくていい年代です。授業で「年代は出ません」って言ってますよ。
(2)本気で二次試験に論述が課される国公立大を受験する場合は、教科書での表現に慣れつつ、過去問に取り組むべきです。

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受験生にみる、二つのマインドセット

先日『「やればできる!」の研究—能力を開花させるマインドセットの力』(キャロル S.ドゥエック著)という本を読みました。このなかで著者は、人を次の二つのタイプに分けて論じています。

 (1)自分の能力は石版に刻まれたように固定的で変わらない、
   と信じている「こちこちマインドセット」の人

 (2)人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができる、
   と信じている「しなやかマインドセット」の人

そんな単純に二分することなどできないわけですが、それでも20年も受験生を見ていると似たようなことを思います。「カチカチアタマの受験生」と「やわらかあたまの受験生」です。それは授業を聴く態度に表れます。「カチカチアタマの受験生」は、どこかで習った知識があるせいか、授業を聴こうとする姿勢に欠けます。授業で理解して成績を伸ばそうという意欲も感じられません。「やわらかあたまの受験生」との差は、込み入った内容の話になったときにはいっそう際立ちます。理解することを放棄してしまったりするのです。なんて書いているうちに、かつて出会った「カチカチアタマの受験生」の顔が、何人も思い浮かんできました。

そうした人たちは、勉強法を柔軟に変えることも苦手なようです。理解することが苦手なせいか、「日本史なんて暗記すればいいんだろ」と考えているようにも見えます。

この本で興味深かったのは次の部分です。

マインドセットの違いは脳波にも現れる。両方のマインドセットの人たちに、コロンビア大学の脳波実験室に来てもらった。難しい問題に答えさせ、それが正解か否かを知らせて、どのようなときに興味や注意が喚起されたことを示す脳波が現れるかを調べた。
こちこちマインドセットの人たちの関心が高まるのは、「あなたは正解です」と言われたときだった。答えが正解か否かを告げられる瞬間に最大の注意が払われることが、脳波から明らかになった。
一方、学習に役立つ情報が提示されても興味を示す気配はみられなかった。答えが間違っていたときでさえ、正しい答えを知ることに興味を示さなかったのである。
知識を広げてくれる情報にしっかりと注意を向け、学習に重きを置いているのはしなやかなマインドセットの人たちだけだった。

これも実に思いあたる話です。というのは、早慶大向けのハイレベル問題を解説する際に同じようなことがおこるのです。解説に入る前に正解をまとめて言うと、丸付けをしただけで脱力している人がいるのです。解説こそ聴くべきところだと言うのに! そのいっぽうで込み入った解説を聴いて、ニヤニヤしている人もいます。きっと正解へのプロセスが、僕と同じだった人なのでしょう。

「日本史道場」では、考えて解く問題をたくさん解説します。難関大に受かる頭をつくっていきましょう。

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セキヶ原の戦いはいつから?

予備校の教室には、いわゆる「受かる席」と「落ちる席」があるんじゃないかと思っていますが、最近、「授業を聴かない人が座る席」ってのも、だいたい決まってるものだと思うようになりました。

ほかにも席の話では、前の席が埋まっているか空いているかという違いもあります。必ずしも最前列が見やすいわけではないのですが、不思議と前がすぐ埋まる校舎とそうでない校舎は毎年同じなのです。

「攻め」の姿勢で受講してもらえれば、どの席だってかまわないのですが、行動心理学の世界ではすでに分析がなされていると思います。

というわけで、その席取りの大変さを教えていただきました。

<Fさん>
河合塾藤沢校で先生の授業をとっているHです。今週2回目の授業が終わり、昨日しっかりノートの復元もしました(^O^)先生の授業でなるべく前の席に座りたくて前回は授業開始の35分前に行ったのに、もう前5列は埋まっていました!(他の授業は15分前に行っても2~3列目はとれるのに!)その割に前の席に座ってる人がぼーっとしてる事が多くてちょっといらいらしました笑 授業のスピードには慣れつつありますが、100%メモを取りきれていないので先生の授業のときには本当に猫の手も借りたい状態です!
ところで質問ですが、ノートの時の色の役割がわかりません。オレンジは偉い人だったり、赤は戦いに勝った人ですか? ノートのページによって色の意味が違って分からないので教えていただけるとうれしいです!

<石黒>
藤沢は教室が大きいので、例年、良い席を取るのは難しいようです。講習などでは並ぶことになったりします。そういう時間にいかに勉強できるかが重要かもしれませんね。

色分けは目次に書いてあるので見てください。ただし、緑とオレンジはページによって意味が異なるため、授業のなかでその都度お伝えします。また、プリントの太字に色をつける場合は、自分で考えてやってみると良いと思います。

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万全態勢の高3生、満を持してのスタート

先日の河合塾の春期講習では、非常に意識の高い受講生もいました。今日紹介するU君は、「日本史は高3で石黒先生の授業を受ければ大丈夫だ」と思い、1・2年生のうちに英語をばっちりやっておき、満を持して講習に来てくれたそうです。ぬかりないとはこのことですね。2年分の期待に応えられる授業をしたいと思います。

<Uさん>
はじめまして。夜に失礼いたします。今年の春に高校3年生になるUと申します。河合塾南浦和現役館にて春期講習及び通年授業を受講させていただくことになります。よろしくお願いいたします。先生のブログを読み進めていく中でいくつかの質問が生じましたので質問させていただきます。
1、日本史でるとこ攻略法15ページの「渡来人による品部の種類」についてです。
ここの部分の漢字の読みを覚えるのはもちろんだと思うのですが、漢字の書きはどうするべきでしょうか。覚えるべきかどうかご教授お願いいたします。ちなみに、第一志望校は早稲田大学法学部です。
2、資料集についてです。
先生は確か山川出版社もしくは浜島書店の資料集を薦めていたのと思うのですが、僕の学校で購入した資料集は東京法令出版のものでした。資料集は先生が薦めていたもの以外のものでも問題はないでしょうか。
3、史料集についてです。
先生は確か山川出版社の史料集を薦めていたと思うのですが、僕の学校で購入した史料集は実教出版の新詳述日本史史料集でした。どこでも史料問題では山川出版社の史料集のページと対応しているので、山川出版社の史料集のほうが使いやすそうだなぁ・・・と思っています。史料集は実教出版の新詳述日本史史料集でも問題はないでしょうか。
4、ノートの冊数についてです。
通年授業→1冊
通年授業の下書き用→1冊
日本史集中講義(近現代)→1冊
総合日本史演習[発展](夏休みと冬休み)→テキストに書き込むため不要
早慶大日本史(夏休みと冬休み)→テキストに書き込むため不要
以上の冊数で足りるでしょうか。
5、ノートの1ページに書く最大の行数についてです。
40面ノートの1ページには最大で何行書くのでしょうか。以前にブログで読んだのですが、どうしても見つけられず・・・。お手数をおかけします。
長文となりましたが、先生がお時間に余裕のある時返信をしていただけたら幸いです。

<石黒>
初めまして。質問にお答えします。
1.漢字については、読み書きともに当然覚えてください。文化史作品の一部を除き、漢字は覚えて当然です。ハードルをかなり上げてください。

2.資料集(図説)は、やはり浜島書店のもののほうが良くできています。これについては、学校の事情に合わせないほうが良いと思います。

3.実教出版の史料集でも悪くないと思いますが、「直近3年の入試の出題データに沿っている」という部分はいただけません。そんなに短い期間では出題予想としては意味がないからです。その点についてはあまりあてにしないように気をつけてください。

4.ノートは基本的には、通年授業の下書き用と清書用に、文化史プリントやテーマ史プリントを貼るための3冊があれば大丈夫です。それ以外はルーズリーフなどで対処するのでもかまいません。

5.ノートの行数は、最大で31行使います。どのノートでも大丈夫なはずです。

着々と準備を進めているようで頼もしいです。春期講習でお会いしましょう。

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南浦和からのメッセージ2011(7)

今週は室町時代に入りました。南浦和では夏期講習「日本史集中講義(近現代)」が締め切りになったようです。抽選に漏れた方ごめんなさい。代替策として、『でる日講義−つながる近現代−』の受講をお勧めします。

<Nさん>
今日からよろしくお願いします。途中からだけどがんばります!

<石黒>
今日はわりとラクな内容でしたが、また来週は大変になります。derutoko.com公式サイトやこのブログなどで情報をあさってください。

<Oさん>
頑張ります!!!!!!!!!

<石黒>
びっくりマーク9つ分がんばるんですね。

<Iさん>
もう6月になってしまうと思うと驚きです。来週の話、楽しみにしています。

<石黒>
いよいよ赤本を始める時期ってことです。

<Mさん>
学校の授業ではわからなかった得宗と執権のちがいがわかってよかったです。過去問をといてみましたが全然できなくて愕然としました。

<石黒>
得宗は理解できていない人が多いのですが、もしかしたら僕の授業でも、もっと小さいところで理解しきれていないところがあるのではないでしょうか。そして、過去問を解いたらどこまで理解して覚えれば、正解率が8割超えるのかをノートと照らし合わせてつかんでください。今までより格段に習得レベルを持ち上げないとヤバイです。

<Mさん>
楠木正成!!

<石黒>
僕も幼少のころ好きでした!

<Fさん>
南北朝のことを学校でやったとき、よくわからなかったので、ここでわかれてよかったです^^ でるとこ買います!!

<石黒>
ゴロを利用するのは早い方が効果が高いですよ。

<Nさん>
日元貿易って元寇で元と戦っているのにも関わらず貿易するんですね!!今日は地震がなかったですね(^^)

<石黒>
授業でお話しした通り、貿易しますね。地震はなくて良かったです。

<Tさん>
義澄はそんな重要ではないのですか? 学校では暗記法を使って覚えましたが……!

<石黒>
「そんな」どころかほとんど出ませんよ。学校の授業と入試のための勉強は切り離して考えた方がいいと思います。

<Sさん>
・史料史の勉強は先生が、ここは史料レベル○!と言った所だけ読んでおけばいいんですか?
・授業中どうしても眠い時は水を飲んでもいいですか?

<石黒>
「読んでおけばいい」ってことはありえないですね。なぜならあちこちが空欄で問われるからです。しつこいようですが、史料問題集をやってください。市販のものを使う場合は、実際の入試では他にも問題が出ることを覚悟してください。『どこでも史料問題』をお勧めします。水は自由に飲んでください。

<Tさん>
僕直接清書なんですが、よした方がいいですか?

<石黒>
国公立との二本立てでいくなら、それくらいの短時間化はするべきかもしれません。

<Nさん>
模試や赤本がとけてうれしいです。学校の授業は先生の趣味全開なのでかなり助かってます。

<石黒>
それは良かったです。学校の授業は、僕はむしろそれでいいと思います。生徒も受験に役立つなんて誤解しなくてすみますしね。

<Oさん>
復元の大切さを身に染みました……。

<石黒>
中途半端なチカラじゃなくて、どんな問題でも解けるチカラがほしいと思いませんか? 早慶上智を受験するなら、面倒がらずに復元の努力をすべきです。

<Mさん>
学習院大の問題、解いてて楽しかったです!

<石黒>
時間の許すかぎり解いてみることをお勧めします。

<Sさん>
夏期講習がちゃんととれていたので良かったです。頑張ります!

<石黒>
近現代の講座は抽選になったみたいですね。外れなくてよかったです。

<Iさん>
5/29の記述模試の古文で、信西が自殺するシーンが出題されました!!時代背景を覚えていたので分かりやすかったです。
今週はどうですか?

<石黒>
へーえ。読んだことありませんでした。古文と日本史は重なり合うことが結構あるようです。
似顔絵、手をそえてるなんてお行儀よすぎです。コーヒーは大好きです。

<Kさん>
記述で撃沈しました。覚えたつもりになっていたようなので復習しっかりします。

<石黒>
復元できるところまで到達できてなかったのではありませんか? ちょっと問題集を解くくらいではチェックしたことにはなりませんよ。

<Sさん>
朝勉強はいいと思いますか?

<石黒>
今そうしているなら、それでいいと思います。

<Kさん>
今日は地震なくてよかったです。テスト終わったからといっておろそかになんかしません!!(と宣言……)

<石黒>
地震……ほんとですね。

<Hさん>
私の学校では、合唱コンクールの練習が始まりました。これを機に、天皇のうたをたくさん歌いたいと思います。ちなみに先生の好きな歌は何ですか?

<石黒>
天皇の替え歌は覚えられればそれで十分なので、また別の替え歌をつくって歌ってはいかがでしょう。そして僕の好きな歌は……って、この年齢になるとたくさんありすぎてとても答えられません。

<Yさん>
先生は授業の内容、言うことも含めて全て暗記しているのですか?土地系難しいです。夏期になんとかしたいです。

<石黒>
もちろん覚えていますよ。でなきゃ授業できません。そして十分な下地ができていないと、結局、夏期講習でも理解しきれなくなります。

<Oさん>
先生はギターが趣味なんですか?すごく上手でした。

<石黒>
ありがとうございます。趣味というわりには弾かなさすぎですね。

<Tさん>
先生なら、休日に6時間勉強するとして、日本史・英語・国語を何時間ずつ勉強しますか。

<石黒>
16時間の間違いじゃなくて、ですか? ここには一日17時間勉強してた人がいますよ。また、ここには日本史1割、英語9割なんて人もいました。科目別の得意・不得意があるので、時間配分は人それぞれだと思います。


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国司が課税率を自由に決められるようになったのは何世紀?

1学期の講義内容の中で、もっともつまづきやすいのが「荘園」、つまり土地制度史です。教科書を読んでも具体的にイメージできませんし、各用語のポイント(問われ方)もよくわからないでしょう。ある程度用語に慣れている人だと、授業後に「いろんなことが結びついて、これですっきりわかりました☆」などと喜んでくれるのですが、初心者だとなかなかそうはいきません。いや、たとえ既習者であっても集中力を欠いてしまうと、わかるはずのものもわからなくなってしまうのです。先日も書きましたが、これが既習者の陥りやすいワナなのです。

さて、その土地制度史の授業を受けた方から質問をいただきました。

<Wさん>
河合塾藤沢校で受講させて頂いているWと申します。こんなお恥ずかしい質問をして良いのかわからないのですが…先日5講の授業で土地制度をやった時に、先生に投げかけて頂いた質問に国司が関わると途端に答えを導けなくなってしまいました。例えば、「初期荘園に国司は協力したのか」や「国司が自由に税を決められるようになったのはいつか」などです。特に後者の方が予想も出来ませんでした(>_<)律令国家の部分の授業も抜け目なく吸収したつもりでしたが、先生の質問に答えられない限りは受験に勝つのは難しいと感じています。先生の質問に素早く答えられるようになりたいので、国司の部分に関して、どう理解すれば良いのか教えて頂きたいです。(後略) <石黒> まず二つの問は、両方とも正解できなければならない問ではありませんでした。1つ目は墾田が輸租田で、租の納入先が国衙であることを考えれば推測できたはずです。一方、2つ目の問は、受講生の注意を引くためになげかけた問です。「こんな問題が出ること知らないでしょ? 用語だけ覚えればすむと思ってたら大間違いだよ!」と。このため正解できる必要はなかったのです。そして、授業を聴いた後ならわかりましたよね? それで大丈夫です。 <Wさん> 昨日質問させて頂いたWです。ありがとうございます。その後、授業の録音を何度も聞き、自分の理解不足に驚きながらもかなり理解を深めることが出来ました!!!毎回石黒先生のすごさはかなり感じていましたが、個人的に今回の授業が1番頭の中の絡まりがほどけた授業でした。学校の授業でも毎日「にやり」させて頂いています。今私が恐れているものは、「地震」と「石黒先生の体調不良」です。お忙しいと思いますが、お身体に気をつけてください。これからもよろしくお願いします!

河合塾の場合、話すスピードが速いので大変だと思いますが、理解できたようでなによりです。それから、身体のことを心配してくださって恐縮です。見た目は不健康そうに見えるようですが、これで意外と健康体のつもりです。パスタの話が多いですが、和食も多いですし。今日もお昼は、さんま・納豆・味噌汁・紫キャベツでした。

ところで、僕がみずから教材を紹介する映像を作ってみました。ぜひ、ごらんください。初めての試みなので、ご意見もお待ちしております。


(携帯でごらんの方はこちらからどうぞ。)

日本史事始

パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ


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近現代の予習は、去年のおさらいで大丈夫ですか?

開国後のおよそ150年間を近現代と言います。150という数字だけ見ると短く思えるのですが、政治・外交・経済・文化が複雑にからみあう大変密度の濃い時代となっています。一度授業を聴くだけでは、難関大の入試に通用するレベルの理解に達しないことも多々あります。このため夏期講習で近現代の講座を受講することをお勧めしているのですが、他の講座と日程が重複する方には、映像教材『でる日講義−つながる近現代−』で受講する道もあります。これならわかりにくいところを何度も見られるという利点があります。

ところで、その近現代についてだいぶ前に質問をいただいていました。

<Hさん>
初めまして、ワセヨビで授業を受けているHです。去年、日本史で受験をしました!なので一通り日本史は勉強しています。今、授業では7世紀頃をやっているのですが、近現代をやるのは2学期頃になりますよね?近現代を授業でやるまで、もし何もやらなかったら近現代を忘れてしまうので、今の時期に、今授業でやってる範囲の勉強と、予習(というか去年の復習?)をやろうと思うのですが…どんな風にやったらいいのでしょうか?問題集を解いたりでいいんでしょうか?それとも予習は必要ないですか?(さすがにやらないのはまずいかな…と思ってるのですが)忙しいなか申し訳ないのですが、よろしくお願いします。

<石黒>
近現代を昨年の知識で予習する場合に心配なことがあります。それは「正しい理解なのか?」という点です。たとえば今おこなわれている授業で「自分が理解していたことと違ってた!」とか「そんなことがポイントだったのか!」とか、さらには「この用語とあの用語で迷った時は、そこで見分けるのか!」などと思ったことはありませんか? もしあったら、去年の教材を利用して記憶を上塗りするのは危険な面もあるのです。その理解のままで問題集を解くのはさらに悪影響を及ぼすでしょう。しかも近現代は考えて解く問題が多いですから、通年授業で頭を鍛えてから解いた方が、問題演習の効果が大きいのです。

というわけで、どうしても急ぎたいなら『読むだけ日本史(2)』『でる日講義−つながる近現代−』をお勧めします。確かにすでに『でる日講義−つながる近現代−』で予習しているワセヨビ生もいますから。いずれにせよ1学期の段階では英語に相当力を注ぐべきだと思います。

すでにどこかで日本史を学習したことがあると、「自分は知ってる」という過信のせいで、授業内容を100%吸収する気にならない落とし穴があるのです。鎌倉時代から簡単な例をあげてみましょう。

「文永の役の後に異国警固番役が……」と聴くと、「ハイハイ、防衛のための役職を設置したんでしょ?」などと早合点する人はいませんか?
異国警固番役は役職ではありませんよ? さらに早慶レベルなら、文永の役の「後」と単純にとらえるのもどうか……です。そして、番役を負担したのが誰でしょう?
こうしたポイントを聴き逃さないためには、それなりに予習はするものの、「授業で理解しきろう!」という姿勢が大切です。せっかく授業料を払っているのですから、貪欲に授業内容を吸い取ってください。


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