ストーリー理解ができているか不安です
夏休みも終わろうという8月下旬、不安にさいなまれた方から質問をいただきました。
<Iさん>
こんにちは。藤沢館で石黒先生の授業を受けている者です。私は一学期の時に思いっきり部活を言い訳にして形だけの受験勉強をしていました。本当に馬鹿だと思うのですが復習も全然していませんでした。そのせいで、メモはとっていますが、石黒先生が授業で話してくださっていたはずのストーリー理解などが甘いのでは?と不安です。学校での授業などでもとからある程度のストーリーははいっているのですが忘れてしまっているところもあると思います。それに歴史は流れで覚えろみたいなことをよく聞きます。私は読むだけ日本史をもっていて、それを使ってストーリーを理解しているのですがそれでは足りないですか?ノート覚えの方は完璧とまではいかないですが、大まかにだったら復元できます。
<石黒>
理解度がわらないためなんとも言えませんが、過去問の正解率が8割以上であればそれで結構です。そこで判断してください。
<Iさん>
既習範囲だけですが早稲田の商学部を解いてみたところ、7割でした……勘というか、なんだかいろいろとたぶんこうだろなと予想してパズル的に解いた感じだったので正直知識の定着は7割以下だなと感じました。夏で少し成長しましたが英語の能力がまだ全然足りてないので英語をもっと頑張りたいと思っています。文化史は替え歌でなんとなく覚えていますがおそらく問題をとけるレベルではないと思います。史料問題はまだ手をつけていません、、秋からの日本史の勉強はどのように進めていったらいいでしょうかまた、ストーリーの理解が足りないのはどう勉強すればいいでしょうか?
長文すみません。
<石黒>
「予想してパズル的に解」くこと自体は悪くはありません。とくに早稲田の問題ではそうした解法を使うべき問題がいくつもあります。
さてご質問のストーリー理解についてです。1学期部分の復習ができていないということは『読むだけ日本史(1)』に書かれていないDランク用語の理解が乏しいだろうと思われます。学校でも扱わなかったであろう用語です。今から取り返す方法としては『難関大用語集解』で学習するのが良いかと思います。史料問題や文化史についても過去問の正解率で判断してください。
秋からの日本史の勉強については、とくに1学期と変わりはありません。1学期の学習法については初回の授業で配った学習法のプリント通りです。ただし2学期は1学期部分の復習も同時進行でやっていく必要があります。今まで以上にテキパキ進めてください。
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目に見えないから語られない、合格の秘訣
用語を暗記できたか否かというのは、テストをすれば簡単にわかります。しかし、自分が正しくきちんと理解したか否かというのは、チェック方法がないため、なかなか判断できないものです。
でも理解が乏しいと暗記しても定着率が悪いし、正誤問題でつまづきがちです。さらに早稲田などで出される、考えて解く問題にも対応できなくなります。それは困りますよね?
ところで最近、こんな落とし穴もあるなあと感じました。
理解度の低い人は、自分のヤバさに気づかないことが多いようです。というのは、他の受験生がどれほど理解しているかが、外から見えにくいからでしょう。だから単に点数比較しかできず、自分の点数の低さを、暗記不足とか気合い不足とか、はたまた参考書のせいにしたり(笑)、わかりやすいことで納得しがちになります。
僕にはなぜ理解度の違いがわかるかというと、理解している人とそうでない人では、授業を聴く様子が違っていることが多いからです。また、考えて解く問題が正解できているかどうかでもわかります。これは直接問題を持って質問に来た時には如実にわかりますし、演習講座で解説を聴いている生徒を見るだけでもわかります。
この理解度の差は表に現れないため、友達どうしでも気づかれにくいはずです。さらに言うと、合格者自身もその重要さに気づかなかったりします。自分の理解度を全国共通レベルだと思い込んでしまっているからです。いやいや世間には理解度の低い人が、たくさんいるんですよ。
これから受験する人は、先輩からのアドバイスにも「語られない部分」があると知っておくべきですね。
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単純暗記グセから脱却できますか?(再)
日本史は、丸暗記した知識そのままを答えにする問題と、その知識をもとに考えて答えを導き出す問題の、両方から成り立っています。後者のような問題が解けるようになるためには、かなり深く考えることを常態化しなければなりません。とくに難関大受験生の場合は、この思考力の高さが合格のカギとなるでしょう。自分がどこまで‘単純暗記’レベルから脱却できているか、客観的にチェックしてみてください。
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ひたすら唱えるだけじゃ受からない?(再)
受験に失敗した高卒生は、どうも苦行に走りがちです。自分の勉強法を見直すことが今一番大切なことなのに、とにかくがむしゃらにやればいいと思ってしまうようです。ひたすらにがんばることはもちろん大切ですが、受験は苦行をつめば必ず受かるというものでもありません。今までの学習法で失敗してしまったのなら、それのどこがいけなかったのかをよく考えて、もう一段高いステージに立つ必要があります。こちらの記事を読んで、もう一度自分の学習法を見つめ直してみましょう。
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模試はできるのに、過去問が解けません(2)
地方にお住まいの受験生から、定番の悩み相談を受けました。
<Yさん>
僕は現在早稲田大学国際教養を目指しているのですがこの前実際に過去問を解いたところ50点中半分程度しか解けませんでした。センターの問題や模試ではいつも九割は固く日本史の偏差値は現在70弱あります。あと残された時間で確実に7割5分~8割~とれるような力をつけるためには具体的にどうすればよろしいでしょうか?なんとしても早稲田国際教養に入りたいです!
<石黒>
まず何よりも、センター試験や一般的な全国模試レベルであぐらをかかないことが重要です。もう一段上のレベルを習得する気持ちを持ってください。そうしなければ早稲田の問題は解けないのだ、と。
あとはどういう手段で細かい知識を習得するか、ということになります。予算的に厳しければ、用語集を全部覚えるとか、教科書2冊くらいをすみずみまで習得するとか、はたまた早稲田の過去問を全学部20年分くらい解くとかいうことになります。
短時間で効率よく習得したい場合は、次のステップが賢明です。
(1)『読むだけ日本史(1)』で赤字だけでなく、黒字も含めて知らない知識がないかを確認する。
(2)『難関大用語集解』で細かい知識を得る。ここでは、『読むだけ日本史(1)』、『日本史でるとこ攻略法』、『日本史事始』に掲載していない細かい内容を説明しています。
(3)早稲田の正誤問題で、歴史事項の「内容」の理解不足で正解できない場合は、『でる日講義−経済・外交史(前近代)−』を受講して、どの程度まで深い理解が必要かを身をもって知る。
これが前近代部分の対処法です。ここまでやってもう一度過去問にあたってみてください。それで正解率が高まっていれば、同様な学習を近現代でもおこなってください。
また、文化史分野も手薄になってしまっていないでしょうか。文化史の失点は、合格の足を引っぱる定番の原因です。
模試では得点できるのに、志望校の過去問で点数が出せない受験生は、とくに自分のペースに陥りがちな独学生によく見られます。過去にブログでも取り上げました。対処法もアドバイスしていますので、こちらも参考にしてください。
早稲田政経の論述対策アドバイス
模試はできるのに、過去問が解けません(1)
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模試はできるのに、過去問が解けません(1)
大手予備校の模試やセンター試験の過去問では高い点数が出るのに、いざ志望校の赤本を解いてみるとなかなか得点できない……というケースは、毎年よく見られます。なぜだかわかりますか? よく陥るワナに気付かずに本番を迎えてしまわないよう、勉強法の穴は確実に埋めておきましょう。
<Kさん>
はじめまして 友人から先生のお話しを聞きさせていただきました
今の現状は予備校にかよっているのですが授業のあった次の週に毎回テストがあり4割程度しかとれません。テストの内容は早・慶を始めとするMARCHなど難関校の問題です。用語はだいたいわかっているのですが問題のだされかたが難しくなると全くわからなくなります。
どのような勉強をすればいいか教えてください 日本史は今年はじめてやります 最近のベネッセの模試では65でした 第一志望は上智の経営です
<石黒>
お問い合わせありがとうございます。
単純な用語暗記はある程度できても、理解ができていなかったりポイントがわかっていないために、一歩踏み込んだ問題が解けないのだと思います。それはK君の勉強法だけでなく、予備校講師の責任もあるのではないかと推察します。それぞれの用語の、大学入試における出題ポイント(1つとは限りません)や、正誤問題で問われやすい内容を的確についた学習でなければ、入試問題で得点することはできません。カンタン模試では点数を取れても、難関大の問題には太刀打ちできない典型的なタイプです。というわけで、ポイントをつかむ深い学習をするべきです。その方法として当方がつくっている教材と講座をお伝えします。
まず『難関大用語集解』という参考書です。これは古代~近世のハイレベル用語を網羅したもので、「ここまで拾ってみてほしい」という用語についてかみくだきながらポイントを説明し、さらにそれがどういう形で入試で出されたかがわかるように、出題例を紹介しています。用語の意味を1対1対応で単純暗記するだけでなく、深い理解が必要だと言っても、何でもかんでも掘り下げて学習していたら膨大な時間がかかってしまいます。本書を読めば、難関大受験において、どういうところまでつっこんで習得すべきかがわかります。K君のように、単純暗記から難関大レベルの学習にステップアップしたい受験生におすすめです。
つぎに上智大が第一志望であれば、『上智対策コンプリート・ミッション』もおすすめします。上智大で過去に出題された、できごとや文化作品の時期チェック問題(総数893問)を収集し、1996~2008年の過去問から12題を選んだ問題と解説では、上智で出やすいテーマをつかんでもらいます。いずれにせよ、上智の問題は特殊ですから、他学部も含めて過去問に当たってください。
最後に、7月15日に開催する公開講座「日本史道場」があります。ここでは、早慶上智などの問題から難しめなものを集めて、入試の出題ポイントを解説します。‘文化史のオニ’上智大の驚くべき問題も登場します。普段僕の授業を取っておらず、学習レベルが甘くなりがちな受験生には、夏休み前に目を覚ます良いきっかけになるようです。都合がつけば、ぜひご参加ください。
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網漁はいつから行われていたか?
センター試験では、時期を正誤判別させる問題が非常に多いです。このため、用語暗記にばかり走っている人が撃沈する例が後を絶ちません。定番の落とし穴は「石の槍」についての問題です。こちらの記事をごらんください。
「失速する人、遅咲きの人」
というわけで、それと似た質問をいただきました。
<Oさん>
藤沢現役館でお世話になってます。先日、駿台のセンター試験プレテストの正誤問題で、「全国の貝塚の調査により、縄文時代の漁労では、網漁が行われていなかったことが分かっている。」という問題がでて正解は×だったのですが、自分は15番ページ左上の沿岸漁業(地引き網)を思い出して、「それまで網漁は行われていなかったのではないか」と思い○にしてしまいました。縄文時代の網漁はどこから推測すればいいのですか?同じプレテストに「江戸地回り経済圏が江戸後期に形成された」ことが正文で出されていたのですが、それの導きだし方も知りたいです。よろしくお願いします。
<石黒>
用語の意味をつかんでいないことが露わになっていますが、大丈夫でしょうか? 縄文時代の「石錘」は網で魚を捕るための道具です。また、江戸地回り経済圏は21番ページで話したことです。形成された時期は「江戸後期だろうな」と推測してください。何でもかんでも上方から運んでいたら、運送料がかかってもったいないから、江戸周辺で作るようになったという話です。地回り物としては、醤油が代表的ですね。
センター試験や、私立一般入試の基本的な正誤問題対策には『あるある正誤問題』をお勧めしています。冬休み中に仕上げると良い問題集です。
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丸暗記よりも大事なものがココにあります
先日、ワセヨビの高卒生からびっくりする話を聞きました。
某大手予備校で体験授業を受けたら「史料を暗唱させていました!」
と言うのです。
河合塾の現役生からも似たような話を聞いたばかりでした。
やはり同じその某予備校に冬期講習に行ったら、
「魏志倭人伝とか、長い文章を暗記しろって言ってました」
とのことでした。
そんな暇があったら、もっと別の勉強ができますよ?
そうすれば、入試の正解率なんてカンタンに上げられます。
遠回りしている受験生を見ると、
「近道はココにあるよー」と教えたくなります。
いやはや、それにしても世の中にはいろんな先生がいるものですね。
そして驚くのは、そんな授業でも疑問に思ったりせず、
素直に受けている十代の若者が存在することです。
自分が十代だったころの反抗期っぷりを思い出すと、
ちょっと信じられません。
いや、逆に、その先生のカリスマのなせる技ということでしょうか。
とすれば、もっと僕が見習う必要がありますね。
発声法・発話法の次に習得すべき分野かもしれません。
相当難しそうですが。
さて、そんな丸暗記よりお勧めしているのが、
ストーリーで理解し、理屈で次の流れを推測することです。
近現代では、内閣ごとの事績を、
ストーリーを思い出しながらたどってもらいたいものです。
それが十分にできるようになると、
ここにある「内閣チェックテスト」も全問正解ができるでしょう。
ちょうどそのことについて、質問メールがありました。
<Yさん>
早稲田予備校東京本校のYです!こんばんは。内閣プリントのことで石黒先生に質問したいことがあります。授業中,先生が伊藤博文から派生した出来事を述べた点を他の内閣でも出来るようにするためにはどおすればいいですか??
<石黒>
それは、授業で話したストーリーとともにノートを覚えるだけですよ。
後は、内閣プリントのわずかな用語から、
どれだけ連想して引きずり出せるか、ってことです。
『聴くだけ日本史−内閣編−』では、
法令名や事件名、条約名などから内閣を問うだけでなく、
その出題率や、答えの導き出し方、
さらには他のできごととの関連性なども説明しています。
付属の内閣シートが大変わかりやすくできています。
色分けはもちろん、印象に残したい年代を入れて、
関連するできごとを矢印で結んであります。
数え切れないほど試行しつづけてたどりついた形ですので、
その記憶効果は抜群です。
この教材で内閣別の整理をマスターして、
ぜひ、内閣や時期から難問を解く醍醐味を味わってください。
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単純暗記グセから脱却できますか?
2カ月くらい前に
「山川の教科書は使わないんですか?」という記事を書きました。
あのときの彼からメールをいただきました。
<Sさん>
夏休みに「先生の40面ノートを使う生徒は山川教科書は必要なのですか」という質問をしたものです。先日、読むだけ日本史を両方、購入しました。日本史は9月の上旬に近代も学習が終わり、不覚にも「安心」していたのですが、書店で石黒先生の読むだけ日本史を手にとってながめてみたところ、自分が的を得られていなかった学習をしていたことに気付き、気を引き締め直し、日本史に取り組んでいるところです。私は正誤問題が苦手なので正誤問題対策に石黒先生の本を購入する予定です。
よかったです。気づいてもらえて。
まずそもそも、そんな簡単に日本史が終わるわけないと思うのです。
通年授業を受けている人なら、
もう十分わかったのではないかと思いますが、
(A)日本史は丸暗記した知識そのままを答えにする問題と、
(B)その知識をもとに考えて答えを導き出す問題の、
両方から成り立っています。
そして、(B)の問題が解けるようになるためには、
かなり深く考えることを常態化しなければなりません。
学校などで日本史を暗記科目として教わっている場合、
その習慣は身につきません。
ゆえに、(B)の問題は解けるようにならないのです。
近現代に入ってからは、授業中に考えてもらうことが、
かなり多くなっています。
河合塾の人たちには、考える時間をほとんど用意できませんので、
追いつけていない人が結構いるようです。
なぜそれがわかるかといえば、答えを口では言わず、
黒板の文字を指し示すだけにしているからです。
それなのにうつむいたまま黒板を見ない人がいるんですよ。
答えを見もしないということは、考えてもいないわけです……。
もっとも時間的に余裕のあるワセヨビでも、
高卒生のなかに同じような人はいます。
単純暗記だけでやってきたクセから抜け出せないのでしょうか。
後1カ月ちょっとで通年授業も終わりますから、
変われるとしたら最後の機会です。
というわけで、近代の学習が「9月に終わる」なんてことは、
ありえません。
言葉の、しかも、カンタン言葉の暗記だけなら終わるでしょう。
深く考えるというレベルまで到達していないのです。
S君には『読むだけ日本史』くらいで満足せず、
もう一歩先まで取り組んでほしいものです。
通年授業や『でる日講義−経済・外交史−』などを受講したら、
その深さに驚くはずです。
MARCH以上をめざすなら、本当に深いところまで取り組んでください。
逆に深く理解できたら、内容誤りタイプの正誤問題は、
解くのが楽しくなるはずです。
先日も
「早稲田の人科の正誤問題とかは解けるのに、
記述問題で漢字を間違えてしまうんですよー」
なんて言ってる高卒生女子がいて笑えました。
こちらのタイプの方が、
弱点を克服しやすいのは言うまでもありません。
彼女ならまだまだ間に合うはずです。
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考えて解くことを楽しめますか?
原稿に追われています。
9月の日曜日は河合塾で一日完結講座が2回あるので、
とても油断できない状況にあります。
さて、先日こんな相談メールをいただきました。
<Hさん>
早稲田予備校に通ってるHです。夜遅くにすみません。質問があります。夏の時にも先生に言った事なんですが、早稲田大学の赤本をやっていて特に商学部の正解率が平均で7、8割ぐらいしかいかずに困ってます。やはり、授業内容をちゃんと理解出来ていないからでしょうか?それとも自分の勉強法が良くないからでしょうか?このまま同じ事を続けて勉強しても変わらないと思い、アドバイスをいただきたくメールしました。英語がそれほど得意というわけではないので本当に商学部の問題で高得点を取りたいんです。
<石黒>
商学部で得点できないということは、
正誤問題でつまずいているのでしょうか?
だとしたら、間違えた箇所を丹念にひとつずつチェックして、
自分にはどういうミスが多いのかをカウントするしか、
何とも言えません。
授業理解が足りないのか、用語暗記があやふやなのか、
文化史が弱いのか、史料が弱いのか……などです。
講習などで解法を知った問題については、
自分の解法との違いにも注目してください。
解法がなってないという場合もよくあります。
<Hさん>
返信ありがとうございます。多分ですが、正誤は考えてやらないと解けない問題の正解率がまだ低いから全体の正解率もいまいちなんだと思います。夏の早慶難関大の日本史の問題を解く時のポイントで自分が気づいてなかった部分もあったので、まだステージが低いのかなぁと思いました。
これまでの人生で、パズルを解くのを楽しんできた人と、
そうでない人がいるわけです。
僕はほどよく楽しんできた方だと思いますが、
そうでない人の場合、考えて解く問題でつまづきがちです。
「考えて解く」こと自体が楽しめないのかもしれませんね。
その場合は早稲田の政経や商・教育・人科……などで、
高得点は望めないでしょう。
英語や国語でカバーしてください。
もっともその逆に考えて問題を解くのが、
楽しくて楽しくてしかたがない人もいるかもしれません。
ハマりすぎないように注意しましょう。
ノート暗記をおろそかにしたら撃沈しますから。