南浦和からのメッセージ2011(5)

今週は平治の乱まで進みました。
南浦和の人たちの集中度が上がってきました。どうも今年の埼玉県は、震災の影響で3月に学校が閉鎖になったりして受験対策が進まず、受験意識が高まるのが1カ月遅れてるとのことでした。なるほど、まさに通年授業が始まったのは1カ月前でした。このハンデを早く乗り越えましょう!

<Dさん>
はやくて目がまわりそうです……。

<石黒>
これが河合塾クオリティです。

<Kさん>
土地制度難しかったです。

<石黒>
いよいよ1学期最大の難関が始まりました。

<Tさん>
ややこしい荘園のしくみを理解できました。

<石黒>
よかった!

<Sさん>
荘園が難しかったです。

<石黒>
最後のチャンスは夏期講習の「発展」です。

<Nさん>
土地制度難しいです。頑張って復習・復元します!!講座の抽選漏れ怖いです……。

<石黒>
映像教材もありますよ。繰り返し見られるのでオトクです。

<Mさん>
ありがとうございました。

<石黒>
いえこちらこそ。

<Nさん>
スーツにネクタイで暑くないんですか?

<石黒>
基本的に冷え性です。今年の夏はどうなるかわかりませんが、例年夏でもあの格好です。

<Tさん>
立教大学が第1志望なのですが、夏期講習の授業は何を取るとベストですか?

<石黒>
「総合日本史演習(発展)」と「日本史集中講義(近現代)」です。文化史も怠りなく!

<Oさん>
明治をめざしていて、先生のブログ前MARCHは演習と近現代がいいと書いてあったので夏はそれをとろうと思います。

<石黒>
その通りです。演習は「発展」の方ですからね。文化史を怠らないように!

<Tさん>
日本史道場、申し込みました!道場までに、基礎をつめこんでいきたいです。

<石黒>
それは楽しみですね。大変ハイレベルな内容ですよ。

<Sさん>
授業の最初の方の教科書P.36,7をノートに書き写す所をもう1回教えてください!お願いします。先生が配っている文化史プリントも40面ノートみたいに(別の)ノートに貼った方がいいんですか?

<石黒>
「尾張国郡司百姓等解」(988)藤原元命、『今昔物語集』藤原陳忠「受領ハ倒ル所ニ土ヲツカメ」です。プリントは貼った方がいいですよ。

<Kさん>
レコーダーの電池が途中で切れていたのに気がつかず……でもメモをとったのでなんとかがんばろう……

<石黒>
その失敗よくあるんですよ。あくまでも録音は補助と考えておいた方がいいですね。メモをとっていたのはさすがです。

<Iさん>
私は平氏、源氏が今まであやふやだったので、最後にやった覚え方とても覚えやすいと思いました!

<石黒>
ゴロとか枠とか、いろいろな方法を駆使する方が楽しいと思います。

<Tさん>
ゴロをちょっとでいいんで授業で恵んで下さい。

<石黒>
本屋に630円で売ってますよ。そこケチるとこじゃないと思いますが……。今日までの範囲ですでに46個のゴロがあるのですから。

<Fさん>
ゴロ合わせ本かってみます!

<石黒>
急いで! 早ければ早い方が効果が高いです。

<Mさん>
後三条天皇の荘園整理令の重要さにびっくりしました。

<石黒>
気づいてもらえてよかったです。

<Mさん>
後三条天皇は革命をおこしたんですね!!清盛様がすてきすぎます。

<石黒>
革命とはおもしろいこと言いますね。実際、摂関家の人たちにタンカ切ったりしています。

<Tさん>
終わりのほうはすこしねむくなってしまいました。すいません。でも土地制度なんとなくですがわかってきました。

<石黒>
じゃあ夏期講習の「発展」で土地制度を完成させてください。

<Fさん>
先生の授業をうけるとなぜかモチベーションが上がります

<石黒>
ありがとうございます。上がってるうちに復習してしまってください。

<Tさん>
しゃべり勉強を発展させて、先生のモノマネをしています。息つぎが難しいです。

<石黒>
ここにある佐藤邦彦君もモノマネしてましたね。彼は数学からの転向組でしたが早稲田政経に合格しました。しかし息つぎに注目するとは珍しいですね。スタッフの中に「この人いつ息継ぎしてるんだろう?」って思ってたって人がいました。肺活量が結構あるのと、長い時間息を止める練習を小学校の頃していたので、ちょっと変わっているのかもしれません。

<Oさん>
漢字の練習がんばります。昨日思い出せなかった「庚午年籍」の「庚」はわすれません。

<石黒>
復元の際にも、思い出せなかった漢字をノートにチェックしておくと良いですね。

<Iさん>
先週は心配して下さっていたようでお気遣いありがとうございます。復活しました!会員登録&出るとこ買いました!頑張ります。ブログのもみじもうフサフサになりました??

<石黒>
復活よかったです。ゴロの本買ってくれてありがとう。もみじは伸びすぎたので月曜に剪定しました。葉っぱが密集してます。似顔絵……吹きました。

<Yさん>
日本史道場申し込みました。今から緊張します。頑張ります!

<石黒>
問題の難しさに驚くと思います。着実に毎週の復習をしておいてください。

<Sさん>
やる気があれば、偏差値52くらいからどれくらいのびますか? P.S.先生の声はキングオブコメディ(芸人)の高橋に声そっくりって言われませんか?

<石黒>
80オーバーはさすがに大変だと思いますが、75なら出せますよ。でも肝心なのは模試ではなくて過去問の正解率です。早慶レベルで8割後半に達するだけでは満足しませんか? ちなみにどれくらいやる気ありますか? 一日15時間勉強くらいやれる!って感じでしょうか。
それからキングオブコメディ……初耳です。まあ僕がTVを持ってないことを知ってる人は、「そんなこと石黒に言ってもわかるわけない」と思って何も言わないのでしょうけれど。

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河合塾卒業生前川君の失敗談と教訓

今年の夏は、予備校が計画停電対策シフトを取っているため、1日の授業が5コマ相当のタームが3つもあります。その反面、震災後の引き籠もり生活で身体はなまってしまっています。このため体力をつけて準備万端整えておかないと、夏を乗り切れません。受験生の場合なら、体力面より精神面での中だるみの方が心配ですが、僕の場合は完全に逆です。
そんなわけで5月15日は高水三山に登ってきました。JR青梅線御嶽駅から登って、軍畑駅に降りてくるルートです。コースタイムは約4時間(休憩抜き)です。

さて、今日は、第3回ハーフサイズ模試で満点を取った前川君からのメッセージを紹介します。非常に印象深い人で、エピソードもいろいろあるのですが、今回はこうしたメッセージにはめずらしく「失敗談・教訓」を書いていただきました。

昨年度受験した前川大介です。早慶すべて補欠でおわり、結局立教、立命、成城が合格校となりました。こんかいはその失敗談・教訓をかきたいと思います。(月並みだとおもいますが。)おもに藤沢現役館塾生向けです。

昨年、一年間石黒先生には本当にお世話になりました。今年度も定員overになっていることでしょう。
まず初めに、今年授業を受けている人、なるべく黒板近くで授業を受けたほうがいいと思います。集中度、吸収量ともに大きな差があるし、前に人の頭が見えない分黒板に集中できるし、後ろのほうのけだるい雰囲気を感じずにすむというのも利点です!!録音しようか迷っている人がいるかもしれませんが、絶対したほうがいいですよ!というのも、夏休み、受験直前期などの授業がない期間などにはノート復元だけでなく、録音を用いた授業復元もやったほうがモチベーション継続、内容充実ともに効果があると思います。
たぶん初回の授業で話があったと思いますが、石黒先生のノートは洗練されたデータに基づいてのものです。もちろん授業中にも「●●大はよく出すよ!」なども貴重なデータです。惜しみなくメモするべきです。受験校がきまってないって人は全部メモする勢いで!板書が精一杯で余裕がないって人はさっきいった通り、録音したやつからメモをとるなど手を尽くしてください。
くどく言いますが、石黒40面ノートのすごさはを本当に実感できるのは、模試でもなく、定期テストでもなく、受験本番です!これが出たあれが出たのオンパレード…….まさしくニヤリです。
あと授業に関して言えば、疑問に思ったことはちゃんと質問しに行くべきです。自分自身うざいくらい授業後、先生に質問にいきました。余程のことでもない限り、気さくに答えてくれますw

ここからが本題です。なんといっても石黒日本史のつよみは、ほかの人に比べて日本史の勉強時間を少なくできることだと思います。それで、得点が取れる!しかし、それに浮かれて全体の勉強量を下げてしまってはどうしようもありません(事実自分の最大の敗因です)。得点がとれる!っていってもそれは先生に言われたことを当たり前にやった人のみです。それに残念ながら入試は英語がかなりの合否を分けます。英語が不得手の人はもちろん、日本史、国語で点数を稼ぐ!で合格もありますが、やっぱり早慶レベルになると、英語はある程度のレベルまで持っていかなくては合格はあり得ません。身をもって体感したので、責任を声を大にして言わせてもらいます。英語が苦手だと思う人は今からコツコツ日本史と平行してやっていってください!もちろん日本史の赤本は6月から!文化史も忘れずに!貪欲に貪欲にがつがつと!
今年は震災の影響もあり、いろいろ支障をきたすことも多いかと思います。けれど、それにめげず一年間やりぬき見事早慶合格をもぎ取ってください!陰ながら応援しています!
(早慶上智プレミアム日本史!とったほうがいいですよ。)

「早慶上智プレミアム日本史」の受付開始は22日からですが、「日本史道場」は先ほど受付を開始いたしました。まだ空席がありますので、ふるってご参加ください。

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南浦和からのメッセージ2011(3)

現役生でまだ受験がどんなものかわかっていない人は、ブログに「悩み相談」というコーナーを設けました。ここに定番の質問が並んでいます。気になる記事からクリックしてお読みください。

<Sさん>
過去問やってみました(立教)。1講・2講で教えていただいたことはできたのですが、「知識をそのまま出すだけでは解けない」ということを目の当たりにしました。それと、本当に文化史が多いこともわかりました。

<石黒>
それはよかったです。立教は調べきっているので、バンバン当たります。ちなみにあれでも応用で解く問題は少ない大学です。いっぽう、文化史はしっかり出ます。このページを読んで対策を取ってください。

<Sさん>
BLOGの登録をしたのでよろしくお願いします。

<石黒>
会員登録のことですね。受講確認が取れました。スタッフからパスワードが発行されたかと思います。

<Wさん>
よく分かりました。

<Kさん>
よくわかりました。

<石黒>
よく復習してください。

<Nさん>
明治大情コミ志望ですが道場行くか悩んでいます……。

<石黒>
情報コミュニケーション学部……そこは明治大の中で、今年もっとも問題のページ数が多く、また作問ミスが多発した大学です。それはともかく、MARCHの中ではもっともレベルが高いので、ぬるさを吹き飛ばすには最適な講座です。よろしかったらどうぞ。明治大の問題も正誤問題や未見史料問題の部分で結構登場しますよ。

<Tさん>
自分の日本史の復習の仕方が本当にあってるか……ちょっと心配です。先生のブログブックマークしました!

<石黒>
それならカテゴリーから「ノート復元のしかた」とか「日本史の学習法」などを読みあさるといいと思います。時間ばかりかかって質が低い復習にならないようにしてください。

<Tさん>
地方につく「前」や「後」「上」や「下」はどうやって決まったんですか。

<石黒>
大和国から見て近い方が「前」や「上」となっています。

<Mさん>
人間はどの時代も腹黒いです。

<石黒>
だと思います。Mさんは何歳になっても青臭いままでいてください。

<Fさん>
とても早かった。ポイントをきけるようにしたい!

<石黒>
事前に日本史用語に慣れてきてください。そうすると書き写すのも速くなるでしょう。

<Oさん>
これからも頑張ろうと思います

<石黒>
どんどん頑張るレベルを上げていってください。

<Dさん>
夏期講習ではどんな内容の授業をするんですか。

<石黒>
例年、早慶大向けの演習、経済・外交のテーマ史、近現代の骨組み講義の3本を行っています。こちらをごらんください

<Tさん>
先生のブログ最近読み始めました!!いや先輩方勉強しすぎ!!でも、そこまでしないと合格をつかむことはできないのだなあ……と思いました。自分の勉強の甘さを身に染みて感じました。この時期に気づくのは遅いかなとは思っていますが、でも、どうしても受かりたいので、死ぬ気でがんばります。よろしくおねがいします。(授業を前の方で受けることにしました!!)

<石黒>
Tさんが天才的に頭の良い人だったら、10数時間も勉強しなくても受かるかもしれませんよ。まあ僕から見れば、10数時間勉強できること自体がすでに優秀だと思えますけどね。要領の良さも忍耐力も精神力の強さも、さまざまな能力が問われるのが受験です。ちなみに南浦和現役館では一番前の席で受講している人がほとんどいません。そんな校舎は、今年は南浦和だけなのですよ。まだまだみなさん消極的だと思います。

<Aさん>
蘇の話を学校の先生がすごい雑談的な話ではなしていました。

<石黒>
以前に「蘇」のおかしを授業中に配る先生がいるって話を聞いたことがあります。「蘇」って隠れた人気があるのでしょうか?

<Iさん>
南浦和はヤバイときいて、本当に自分が集中しきれているかがとても不安です。ぬりえ方式分かりやすかったです。

<石黒>
集中できていたかどうかは、しゃべり勉強で全部説明できるかどうかで確認できます。僕から見ると、目線があちこち泳いでいたり、黒板を指さしながら「ここが……!」などと話している時にうつむいていると、「あー聴いてないなあ」って推測できるわけです。Iさんは自分自身でどうだと思いますか? ちなみに「ぬりえ作戦」は、これからもいろんなバージョンで登場しますよ。自分で他の場所に応用している人もいます。

<Yさん>
メモをとるのが大変でした。内容がすごく濃かったです。

<石黒>
気づきましたか? いずれ紙を見ないで書けるくらいになってください。鈴木君はそうしていました。

<Tさん>
先生のオススメなグミは何ですか?

<石黒>
ごめんなさい。グミは嫌いです……。

<Nさん>
録音に加えてメモもとるようにしました。ブログに載せてただいて嬉しく思います。

<石黒>
良いことです。時間がもったいないので、録音を聴くのはほんの一部だけにすべきです。

<Fさん>
上智は年号がたくさん出ると聞きましたが、黒板で×をつけたものは覚えるべきですか?

<石黒>
4番ページに出てきたとおり、年号ではなく「年代」です。授業はよく聴いてください。よろしくお願いします。×をつけたものはあきらめてもいいと思いますが、数字が得意だったりゴロで覚えられそうなところはチャレンジする価値はあります。『上智対策コンプリート・ミッション』を解いたら、目の玉が飛び出るかと思います。上智は過去問が2年分しか手に入らないので、傾向と難易度を誤解しないよう注意してください。

<Sさん>
日東駒専の中ならどこがいいと思いますか?

<石黒>
それは第一志望としてですか?それともすべり止めとしてですか?第一志望だとしたら、正直なところ、どれも良くないと思います。その上を目指すべきです。それができるのがこの時期から予備校に来ている人です。すべり止めというなら……、あわてて決めなくてもいいんじゃないですか? ちなみに過去問を解くのは、断然第一志望からですよ。下の大学から解くなんて馬鹿げてます。

<Fさん>
清書用ノートを見てもらいたいかったのですが今日は時間の都合が悪かったので次回お願いします。

<石黒>
はいどうぞ。

<Tさん>
模試の効率的な復習方法を教えてください!!あと文化史は授業はないんですか?

<石黒>
授業後に直接お答えしたので書きませんが、模試についてはカテゴリーの「模試」をごらんください。45本も記事があります。基本的に未習範囲の正解率はまったく気にする必要はありません。それこそ効率よく、予備校での既習範囲の成績だけにこだわってください。それから文化史については、本格的に授業をおこなうと、それだけで最速で700分、余裕をもって900分必要です。残念ながら通年授業の時間数の少ない河合塾では、ABランク用語だけを説明したプリントを配るので精一杯です。文化史の学習法はこちらにありますので、ごらんください。

<Mさん>
さっそく結果が出ました。(模試)これからも頑張ります。

<石黒>
授業後に既習範囲で満点だったと報告してくれましたね。すばらしいです。肝心なのは予備校で学んだところの正解率ですから。ただし模試は本番の入試より簡単にできていることが多いので、油断はできません。今のところは良い調子だと思うので、しばらくしたら過去問で正解率を確かめてください。

<Kさん>
ブログ見てます!駿台のモシやったはんいは全問正解でした。これからもがんばります。

<石黒>
全問正解、すばらしいです! その集中力で上を目指していってください。これからの上昇も楽しみにしています。

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山登りしたけど写真はパスタ

かなり久しぶりに山に登って来ました。といっても身体がなまりきっているので、超お手軽な高尾山です。写真を撮ろうかと思っていたのですが、珍しいものがなかった上に、速攻で登って速攻で降りてしまったため、一度もシャッターを押しませんでした。代わりと言ってはなんですが、毎年自宅で育てているバジルを使ったパスタの写真を載せます。収穫したバジルの葉っぱでジェノベーゼソースを作って冷凍しておき、ときどき取り出して食べているのです。昨年収穫した分は、後1回分しかなくなってしまいました。

なーんて話より、今日はブログ引っ越しおめでとうな日なのです。最近のWebは変化するのが速すぎて、ついていくのが大変です。しかし、こんなに簡単に情報を発信・収集できて、しかも双方向につながりあえるネットを利用しない手はありません。歩みは遅くとも、地道に derutoko.com を充実させていきたいと思っています。

というわけで、情報を収集したほうが良さそうな方から質問をいただきました。

<Nさん>
私は河合塾で先生の授業を楽しく受けさせて頂いています。復習についての質問なのですがお忙しいとは思いますが答えて頂けたら幸いです。まだ私は部活があり、なかなか復習に十分な時間がとれません。そこでノートの清書としゃべり勉強を同時にしようと思ったのですが、録音した授業を聞いてメモできなかった部分などを清書ノートに補充したいとも思っており、この2つを同時にはできないのでどうすれば良いか悩んでいます。良い方法があればを教えて下さい。また、先生は授業で日本史に使う時間は少ない方がいいとおっしゃっていましたが短時間でノートの復元ができるようになるための効率の良い方法も教えて下さい。

<石黒>
録音したものを聴く箇所は、授業のほんの一部に絞ってください。基本的に清書しながらしゃべり、「つまづいたところ」+「メモが間に合わなかったところ」だけを後で聴くわけです。また、ノート復元の方法は、PC版ブログのカテゴリーの中に「ノート復元のしかた」というカテゴリーがあり、その中に現在19個の記事があります。ごらんください。derutoko.com公式サイトの「遺言」ページにも、何人もの人が復習法を書いてくれています。さらにはブログのカテゴリーにも「偉人の遺言」があります。ここにはまた別の偉人たちの記事が44個あります。どれが正解というわけではありませんので、参考にしてみてください。

別エントリーでも紹介しているとおり、ブログの移行期間なので過去のエントリーを読む方法が使用している端末によって違います。携帯でごらんの方は「注目記事」なら下の方に出ているタブから読むことができますが、本格的に過去記事を漁りたい場合は、引っ越し前のライブドアブログの方に飛んでください。PC・スマホでご覧の方は、「注目記事」が上のタブにあります。また、右サイドにある「カテゴリー」や「アーカイブ」から、過去のすべての記事をご覧いただけます。僕としてはPC・スマホ用に作ったデザインの方が気に入っているので、ぜひ見ていただきたいのですけどね。よろしかったら新しいブログの感想をお聞かせください。

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近現代学習の醍醐味

金融恐慌や昭和恐慌のあたりは、
通年授業では情報の嵐のような状態になります。
細かい単語もさることながら、
何と何がどうつながっているのかを説明するため、
まくしたてざるを得ないのです。
あちこちが連動しているため、単純暗記が嫌いな人にとっては、
かなりおもしろい部分です。

こういう部分を楽しんで聴ける受験生がいます。
猛スピードでメモを取る人や、
ストーリーの展開ぶりに驚いたり納得しながら聴く人、
さらには二年目の受講生なんかだと、
先読みしながら聴いたりしているようです。
話すこちらも楽しんでいるわけですが、
こんなメッセージをいただきました。

<Yさん>
(前略)最近になってよく思うんですが、近現代は授業が進むにつれてどんどん密度が濃くなって大変だなあと思います。問題を解くと、繋がりの大切さを実感します。ところで、止めないとメモを全て書いちゃうっていう話には驚きました。僕も話を聞きながらメモするのをガンバっていたら、上を向いてても字が書けるようになっちゃいました。(そういう人が結構いるんですよね…)それでもやっぱりはやいので、僕の場合は話にその場で覚えるぐらいの勢いで食いつくのを重視して、メモはかなり断片的にして、後でそこからどれだけ内容を思い出せるか、というやり方にしてます。それで、わからなかったところや昭和恐慌みたいな難しいのは録音、という感じです。いつも録音や史料の音声なんかはかなり再生速度をあげて聞いてるので、授業は「おお、ゆっくりだ」ってなります。(それでも今週はめちゃめちゃはやく感じたんですが)ノートの完成も近づいて来たのでいっそう頑張りたいと思います!最後に、先生と僕の字がかなり似ていると思うんですがどうでしょうか。(編注:写メールにノートの画像がついていました。)

<石黒>
まず、メモの取り方はそれがもっとも良いと思います。
上を向きながら書けるとか、断片的なメモにとどめるとか。
しかも、音の再生速度を速めているのも良いと思います。
「速聴き」とでも言うのでしょうか、
慣れてしまえばできてしまうことみたいですね。

そして字ですが、確かにちょっと似ていますね。
僕自身もある人の字に影響を受けて、
四角い字を書くようになりました。
中学生の頃の話です。
ちなみに、授業で配布しているプリントの中には、
僕の影武者が書いたものがあります。
かなりそっくりに書くスタッフが二人いるのですよ。

どうしても近現代は情報量が多いので、
スピードが速くなるのです。
骨組みができていない人にとっては苦しいでしょうね。
夏前に「骨組みを作っておいてください」と、
さんざんお願いしていたのは、このためだったのです。
そういえば『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』の感想でも、
「早送りしているのかと思った」という感想がありましたね。
近現代は用語自体は聞き慣れたものが多いだろうからと考えて、
漢字を書くことなく、バンバンしゃべってしまえるのです。
みなさんも、書き勉強の割合が減ってきましたよね?

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メモの取り方

2学期に入って、日本史の時間を短縮化するため、録音したものを聴き直すより、授業中に取ったメモを見直すことをお勧めしています。しかし、そのメモについても、しゃべり勉強同様に人によっていろんな段階があるようです。

そのメモについての質問を紹介します。

<Tさん>
(前略)授業のことでもう1つあります。この前の授業は夏に比べては、はるかに理解できたと思います。ですが、メモを上手く取れないのです。なんていうか、行間の話しを上手くメモ取れないんですよ。たぶん、1学期から録音に頼ってたからでしょうね。授業はその場では結構理解してるつもりなんですけど(もし先生から見て、そう見えなかったなら、ご指摘願います)実際、夏より楽しいと少しは感じれました。ですが、家に帰ると、まったくではないのですが、あまり行間がつながりません。そのため、録音に頼らざる得ない状況です。2学期も2つ終わって、来週からもっと難しくなるのに、こんなじゃ、やばいと感じる限りです。早く録音とはおさらばしたいですが、今の状態じゃ厳しいです。なにかアドバイスありましたら、よろしくお願いします。長々と失礼しました。

<石黒>
メモの取り方はどんなのでもかまわないと思います。まさかしゃべったことをそのまま書き写す余裕はないでしょうから、数時間後に見返した時に話が思い出せる程度の記録を、取っておけばいいと思います。その上で、授業内容を忘れないうちに復習し、乱雑に書いたメモをノートの中にわかりやすく書き写してください。基本的にはメモは書きなぐるものだと思います。

<Tさん>
先日、学校で指定校推薦が発表されて、友達が合格しました。友達が合格と聞いたら、友達より上行ってやろうとか思い、もっとやる気出たと同時にこれからの不安も出てきました。これから近現代がどんどん難しくなりますが、今まで以上に吸収して、復習を短くしていけるようにがんばります。

このT君は、質問メールの中で(省略しましたが)、授業内容も間違えてとらえていたことが判明しました。驚きましたが、たぶん氷山の一角なのでしょう。授業の速さについて来られない人は他にもいると思います。こうした事態となることが心配で、夏の間に近現代の骨組みをつくっておいてほしかったのですが、今さら悔やみ事を言ってもしかたありません。教科書や参考書を読んで予習してくるか、今からでも『でる日講義−つながる近現代−』を見るなどしてください。とくに河合塾の場合は授業時間数が少ないため、話すスピードが非常に速くなっています。お気をつけください。

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授業はどこまで聴くべきか

大嶋さんは立命館大にも合格してるんですが、それを知った西船橋のO君が、自分も同じ大学を目指しているからと、大嶋さんにアドバイスを頼んだのです。その返答はこちらです。

<大嶋さん>
問題が難しくないし(たまにマニアックな難問あるけど)、特徴がはっきりしてるから先生が指摘してくれた通りにそこをおさえて1問も落とさないつもりで頑張ってください。

立命館も学部ごとの違いはほとんどないので、他学部の過去問も解いてみてください。考古学や文化史分野に時々難問がありますね。言うまでもなく基本はノートです。先日のエントリーで、古本屋情報を教えてくれたO君は、立命館で特待生合格してました。

ところで、僕からも大嶋さんに一つ質問したんです。

<石黒>
堤君にしても大嶋さんにしても、授業中にノートではなく、僕の方を見ている時間が多かった気がするんです。あれは、文字を書くのが早いからなのでしょうか?自分ではどうだと思ってますか?

<大嶋さん>
書きながらだとどうしても聞き逃す部分が出てきてしまうので、下書きノートには自分だけが読める字で書いて極力前を向いて集中して授業中に理解しようとしてました。速記みたいなものです(笑)あとアチーブでは90点以上を取ってからは90点は落とさないようにしました。1回落としてしまった時は本当に悔しくて絶対次に取り返す!メラメラーって気分になりましたね(笑)ライバルがいたことも大きかったと思います。

やっぱり、これですよねえ。9割なんですよ。そこに届いていない人、なぜだか考えましたか?たいていは、次の2つのどちらかです。

1 入試問題を解くための理解をしていない。
いくら教科書や用語集や電子辞書を読んだとしても、入試問題を解くためのポイントをつかんでいなければ、なんの効果もありません。
【対策】
ノートを見ながら、自分で説明してみて、説明できないところは、授業を録音したものを聴き直す。問題を解くためのポイントは授業で説明してるんですよ?

2 暗記が完璧でない。
いわゆる「うろ覚え」というヤツです。
【対策】
本気で復元に取り組む。普通に覚えられないなら、ゴロや替え歌を作る。

厳しい言い方をします。現役生の場合、日本史が2学期から伸びる人は結構います。しかし、高卒生にそういう人は少ないです。なぜなのかと考えてみました。

1学期の段階で、高得点を取るための「理解度」と「記憶の度合い」、言い換えれば「適切な学習深度」ってものがつかめないと、低レベルな勉強から抜けられなくなってしまうから。

ってことじゃないでしょうか?世の中には、入試に必要な学習深度を、天性の勘でつかんでいる人たちがいます。また、天性の勘がなくても、上記の大嶋さんの言葉からもわかるように、早い段階で9割得点できる方法をつかめちゃった人がいます。素直に成功者からのアドバイスを受け容れた人です。

しかし、それが「つかめなかった人」は、高得点が取れず、また、取ることもあきらめたりして、授業をどの深さまで聞くものなのか、ノートはどこまで完璧に覚えるものなのかを、わからないまま、いや、わかろうとしないまま、一年間を送ってしまうのじゃないでしょうか?しかも、なんやかやと自分にいいわけをしたりして……。そういう意味では、4・5月は大切な時期でした。授業をどこまで深く聴くべきか、そこを間違えていたら、一年間を棒に振ります。

さあ、つかみそこねた人は、今から変われるでしょうか?

まだ合格に必要な学習深度がわかっていない人は、過去問を解いて、自分を目覚めさせるしか方法はないでしょう。4・5月の授業を受けても、目覚められなかったのですから。模試なんかじゃなくて、志望大学の本物の問題を解いてください。そこで8割正解できなければ、少しは気づくと思います。英語とは違って、日本史は勉強したら即点数に反映します。寝かせておけば熟成されるようなものは何もありません。

逆に開眼した人は、そのままのハイスピードで2月まで突っ走っちゃってください。

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ノートの行間を拾うのがなかなかできません

夏期講習についての相談メールがあいついでいます。少しずつ返信してるのでもうしばらくお待ちください。っていうか、1カ月前にいただいたメールでも、まだ返信できてないのがあって、なのにまた締切に追われていて、そんな時に風邪なんて引いたりして、そのうえ、歌わなきゃいけなかったりして、ほんとにもう、いろいろすみません。

<Sさん>
ワセヨビの東京本校にかよっています。夏期講習のことなんですが英語は別のところにいっててそっちの講習とかぶってしまってるんですが、文化史とかテーマ別、近現代、難関大日本史の講習は他にいい方法はありますか?(中略)ネット販売の出るとこ日本史講義で対応できますか?ほんとは授業がいいですけど。あと授業で行間をひろうのがなかなかできません。ノートに書き込むとぐちゃぐちゃになっちゃうし、録音何回もきくのもったいないし、ちょっと時間がたつと忘れています。なにかありますか?

<石黒>
夏期講習について、日本文化史に関しては、『でる日講義』で十分対応できます。テーマ別日本史・近現代日本史・早慶難関大の日本史は、ワセヨビの西船校でもやっていますが、そちらではいかがでしょうか。詳しい日時は、でるとこサイトの夏期講習ページをご覧ください。

次に勉強法ですが、まずそもそもの勉強時間が少ないのではないでしょうか?偉人たちはやっぱり相当な時間勉強しています。一日10時間くらい普通に勉強してますか?行間を拾うために授業でしゃべったすべてをノートに書き込むのは、到底不可能なことですし、その必要もないでしょう。ほんとにポイント、単語だけをメモするべきです。そして、授業を集中して聴いていれば、録音したものを何度も聴き直す必要もないと思います。あとは、ノートの復元をしながら、ストーリーを思い出すだけです。その回数が多ければ多いほど、よく記憶できるので、短時間での復元をめざしてください。紙に丁寧に書かないのはもちろん、アタマの中だけで復元するのが究極の姿です。サイトの遺言や、ブログにある卒業生のアドバイスなどを、よく読んでみてください。

ところで、世間にはよく、「日本史がなかなか覚えられません」という人がいますが、どうやって暗記しようとしているのでしょう。僕が提案する方法は、とりあえず次の5つです。

1 しゃべり勉強
2 ゴロあわせ覚え
3 見出しから覚える
4 シリーズの単語をたどって覚える
5 白い紙にまとめを復元

ここに、メロディー記憶法や、耳から覚えに、しりとり覚え、さらにはぬりえ覚えなど、その他あらゆる方法を用いつつ、めざす究極は、アタマの中だけでまとめを復元することなんです。

でもね、例によってこれを受け容れられない人っているんですよ。しゃべり勉強が取っつきにくいってのはわかるんですが、「見出しから覚えて」って言うと、きょとんとしてしまう人がいます。昔、佐野君という生徒が言っていました。「日本史が得意そうなふりして、見出し覚えてないヤツって多いですよ」って。彼は底の底から這い上がって、ついに早稲田政経に受かった人で、今、40面ノートに目次があるのも、彼の提案だったんですよ。

年を重ねるたびに、偉人たちがすばらしい学習法をあみ出してくれます。ハナからムリと決めつけず、チャレンジしてほしいものです。僕の授業を直接受けていない人も、「遺言」にある学習法は、参考になるところがあると思います。また、よかったら夏期講習や、『でる日講義』などで受講してみてください。大変な刺激を受けて、以後の独学にも大きな影響を与えると思います。

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