あざみ野講習受講生の衝撃

夏期講習が終わりました。今年は河合塾で3タームをやるだけだったので、例年にくらべてラクでした。目新しかったのは、あざみ野での講習でした。ここは僕が今年度から出講している校舎なので、僕の授業を受けていた卒業生もおらず、全体的に日本史への取り組みが甘いのです。「某参考書や某一問一答集をやっていれば受かる」といった声がよく聞かれます。うーん、それは実際の出題率に沿った学習にはなっていないので、英語と国語で高得点を取る必要があるのですが……。まあ、それしか知らない人は、そういうアドバイスしかできないでしょうけどね。

それにしても、さすがに「早慶大日本史」を受講した人たちは衝撃をうけたようです。過去の卒業生からいただいた本物の入試問題を見せながら、彼らの正解率と合否結果を紹介したからでしょう。その多くは8割以上の高得点を出したものです(なかには9割、10割のツワモノも)。それゆえ自分の正解率と比較して衝撃を受けるわけです。しかも、テキストとは別に配布したプリントにハイレベル問題が大量にあります。ひとつひとつどうやって正解していくのかのプロセスを説明すると、教室が凍りつきます。入試の世界ではあたりまえの内容であっても、参考書や先生から教わらなかったからでしょう。通年授業を受けている生徒でも凍りつきがちです。文化史分野が弱いことと、常にできごとの時期を考えて解かなきゃいけないことを知らなかったために、正解が出せないのです。授業を聞かずに寝ていた人や、復習をしていない人は言うまでもなく撃沈です。

すでに何人かからメッセージ、および直接質問をいただきました。「どうしたらいいですか?」と。定番の悩み相談へのお答えはブログで紹介しています。まずは次のページをごらんください。
http://www.derutoko.com/blog/nayami

自分の弱点がわかったら、後はそれを克服するだけです。さあ要領よく最短コースでやれるでしょうか。賢い人は素早くそれを見つけて進んでいってください。自分のことを「要領の良くないタイプ」だと自覚している人は、くれぐれも失敗コースを選ばないようにしましょう。

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2015年度の夏期講習のお知らせ

2015年度河合塾の夏期講習の日程をお知らせします。講座は3種類。

(1)2学期の複雑な近現代を先取りしてつかむための「日本史集中講義(近現代)」
(2)早慶上智MARCH向けのテーマ史理解講座「総合日本史演習(発展)」
(3)早慶大受験者向けのハイレベル問題の解き方を知る「早慶大日本史」

早慶大志望の人には(2)(3)をお薦めします。通年授業で扱えなかったハイレベル用語を追加します。
複雑な近現代をよくわかっていない人には(1)がお薦めです。

各講座の詳しい内容は、でるとこサイトをごらんください。

南浦和役館 7/27(月)~31(金)13:20~14:50 早慶大日本史
南浦和役館 7/27(月)~31(金)15:10~16:40 総合日本史演習(発展)
南浦和役館 7/27(月)~31(金)17:00~20:20 日本史集中講義(近現代)

藤沢現役館 8/3(月)~7(金)13:20~14:50 総合日本史演習(発展)
藤沢現役館 8/3(月)~7(金)15:10~18:30 日本史集中講義(近現代)
藤沢現役館 8/3(月)~7(金)18:50~20:20 早慶大日本史

あざみ野館 8/10(月)~14(金)13:20~14:50 早慶大日本史
あざみ野館 8/10(月)~14(金)15:10~16:40 総合日本史演習(発展)

あざみ野館では「日本史集中講義(近現代)」がないのが残念ですが、代替策として『でる日講義-つながる近現代-』を利用する手もあります。おくれを取らないようお願いします。

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最近の質問から(1)夏期講習の講座について

先日、残雪期の富士山に登りました。今年は雪解けが早すぎて、八合目すぎてもまだアイゼンがいらないほどでした。あまり訓練にならず残念です。それにしてもさすが日本一の高さだけあって雲海がすごかったです。下りでは滑落の恐怖が半端ないですね。転んで5秒以内に止まれなかったらもう終わりだそうです。ということをFacebookに書いたら、大先輩の先生から「やるならとことん」にかわる新しいキャッチフレーズを提案されました。

「滑落しない私、滑落させない予備校講師、石黒」

いやー、自分で書いてて恥ずかしくなりますね(笑) 残念ながらそんなこと無理です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ところで、夏期講習の講座について質問をいただいていました。

<Tさん>
こんばんは。藤沢校で先生の授業を受けている者です。夏期講習のことについてお聞きしたいことがあります。日本史集中講義(近現代)は受講しようと考えていて、あともう1講座受講するとしたら総合日本史演習発展と早慶大日本史どちらを受講した方が良いでしょうか? もしくは、2つとも受講した方が良いのでしょうか? ちなみに志望校は早稲田大学です。

<石黒>
2つとも受講するのがベストですが、予算の壁がある場合は「早慶大日本史」を優先してください。ちなみに時間的に4コマ連続がキツイということでしたら、映像教材『でる日講義』を使う手もあります。検討してみてください。

でる日講義-つながる近現代-

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夏休みの近現代の学習法(再)

夏休みが始まって3週間ほど経ちましたが、予定通り進められていますか? 思うように成績が伸びていない人は、油断しているとあっという間に2学期が始まってしまいますから、1学期よりもぐっとスピードを上げて、取り組む必要があるでしょう。夏休み中に、1学期の復習と近現代の骨組み作りを同時に進めてください。
予備校の夏期講習で近現代の講座を取らない場合は、自分できちんと対策をしておいてください。2学期が始まって複雑な近現代に入ると、とたんに伸び悩んでしまう人が、毎年必ず出てきます。準備万端でお願いします。

近現代の対策講座を受講できない場合の勉強法について、質問を紹介します。

<Kさん>
(前略)2学期からの近現代のためにも早い時期から対策を練りたいのです。今のところ読むだけ日本史(近現代)と本当にほしかった近現代問題集をアチーブが終わってから2学期開始までやりたいのですが、いかがでしょうか?まだやる必要がないとかこの2冊の上手い使い方など教えてください。早稲田法学部の近現代の難しさと重要さは現役時に痛いほどわかりました。だからこそ不安になってしまうので。宜しくお願いします。

<石黒>
(前略)近現代の予習に関しては、夏休みに取り組んでください。講習を受講するのが最短コースですが、そうでない場合は、『読むだけ日本史(2)』を使って赤字用語を中心に習得してください。ただあれだけコンパクトな文章で、細かな内容理解までするには限界があるはずです。このため、どうしても2学期の授業で戸惑うところが出てくるかと思います。復習するのに時間がかかることを覚悟しておいてください。なお『受験生が本当にほしかった問題集』は、2学期の授業を受けてきちんと内容理解をしてからでないと解けないと思います。近現代は考えて解く問題が、より増えるのです。

予算に余裕のある方は、『でる日講義−つながる近現代−』をどうぞ。近現代の骨組みを920分にわたって丁寧に講義していますので、内容理解まできっちりできるかと思います。
こちらを使って進めている人からの質問も紹介します。

<Aさん>
今つな近が届いたのですがつな近+『受験生が欲しかった問題集』で近現代は大丈夫ですかね?^^愚かな質問ですみません〓それともテーマ史も講座を取るかでる日を買うかしてした方がいいでしょうか?つな近に付いてるまとめで大丈夫でしょうか?

<石黒>
MARCH以上の大学を考えるのなら、残念ながら『でる日講義−つながる近現代−』と『受験生が本当にほしかった問題集』だけでは十分とは言えません。去年、通年授業を受けていたA君なら、「つな近」の10面のまとめと、40面ノートを比較できますね? 「つな近」のまとめノートが、あくまでも骨組みのみに絞られていることがわかるでしょう。「つな近」で骨組みをマスターしたら、去年の40面ノートに戻るべきです。こうした質問内容から推測すると、A君はまだMARCHレベルまで、理解しきれていないのではないかと思います。今年は通年授業を受けていないわけですから、近現代の肉付けは、『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』を使って、経済史と外交史を難関大の水準に引き上げてください。

でる日講義−つながる近現代−

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夏休みの勉強(再)

夏休みの間に一体何をどこまで進めるべきなのか、これを誤ると秋から大幅な遅れをとってしまいます。現役生はせっかく学校がなく、一日を自由に使える貴重な期間なのですから、しっかりと計画を練って進めましょう。今日はそんな夏休みの勉強法について書いた過去記事を紹介します。

夏休みの勉強

でる日講義−とことん文化史−

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夏期講習、開講!(再)

河合塾藤沢現役館での夏期講習4日目が終わりました。復習の方法は以前にブログで書いていますので、参考にしてください。
「講習で配布されたプリントの勉強法は?」
「藤沢のみなさんへ」

以前にはこんな記事も書いていました。毎年、同じような人がいると思います。
「講習を受講して焦りはじめた人(1)」
「講習を受講して焦りはじめた人(2)」
「講習を受講して焦りはじめた人(3)」

このブログを初めてごらんの方には、悩み相談注目記事のページから読み進めることをおすすめします。スマートフォンでごらんの方は上部のメニュー内の「注目記事」、携帯でごらんの方は最下部の「注目記事」、パソコンでごらんの方はページ上部のタブから、いつでもジャンプできます。

せっかく受講した講座ですから、無駄にすることがないように、復習や今後の学習方法など大いに情報収集してください。

難関大用語集解

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夏期講習から参戦する方へ(再)

夏期講習で初めて僕の授業を受けて、戸惑っている人がちらほらいるようです。一番多いのが、授業のレベルの高さにびっくりしてしまう人です。おそらく、普段の学習進度が浅いのだと思います。本気で難関大に合格したいのであれば、一刻も早く遅れを取り戻すべきです。
まず、予備校で1学期に講義していた古代~近世の範囲について、習得レベルを補う対策を立ててください。『難関大用語集解』は、既習範囲のレベルアップをはかる参考書としてお勧めです。一方、まだ歴史の流れが理解できていないという初心者の人は、入試の出題率に沿ってコンパクトにまとめてある『読むだけ日本史(1)』を使ってみてください。赤字用語をGETするだけでも、少なくとも偏差値55には届きますよ。

そして基本的な話として、暗記は‘まとめ’を使うべきです。夏の近現代の講座では、まとめノートを作っていきますので、そちらを受けている人は、近現代の骨組みができるでしょう。『でる日講義−つながる近現代−』でも、同じようなまとめを作ることができます。‘復元’の様子は、でるとこサイトで動画を使って紹介しています。スマートフォンかパソコンでごらんください。
前近代部分に関しては、独力でまとめノートを作りあげるのは時間がかかってしまうので、市販のものなどをうまく活用してください。過去にこんなふうにして成功した人がいますよ。

ここからは、受験日本史初心者への重要なメッセージです。受験では、でるもの・でないものを差別化して効率的に勉強することが大切です。そして、それらを明確に区別できるのは、教科書の赤字や用語集の数字ではなく、入試問題を丁寧に分析しているものだけです。くれぐれも、間違った情報に惑わされないことを願います。市販の問題集や参考書の赤字や太字は、出題率に連動していないことが目立つのです。
もっと詳しく知りたい人は、でるとこサイトを読んでみてください。(スマホ以外の携帯でごらんの方はこちらからどうぞ。)

「1学期部分がヤバい!」と感じた人は、独学で勉強する方法を過去にたくさん書いていますので、これらの記事をごらんください。
「脱教科書!勉強法」
「講習を受講して焦りはじめた人(1)」
「自分なりにノートを作っているんですが……」
「予備校の授業にがっかりした人」
「独学受験生の学習法(1)」
「石黒の授業を、受講できない方へ」

「総合日本史演習(発展)」や「早慶大日本史」を受講した人は、テキストの問題を解くなかで、史料対策の重要性に気づいてもらえたでしょうか。derutoko.com では、入試の出題状況にそって空欄・意味聞き単語を赤字で示した『どこでも史料問題』を販売しています。音声の解説CDが付属し、問題集やハイレベル教材もあわせて用意していますので、ぜひどうぞ。
『どこでも史料問題』

どこでも史料問題

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1学期の復習(再)

夏休み中に必ずやっておいてほしいことは、1学期の復習です。1学期にせっかく一生懸命勉強してきたことも、夏休みを経て忘れてしまっては元も子もありません。くりかえし復習して、既習範囲を確実に自分のものにしましょう。具体的な方法は、すでにブログに書きました。関連エントリーも含めて目を通し、しっかり準備してください。

1学期の復習

あるある正誤問題

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近現代の予習は、学校の授業で補えますか?

2学期から扱う近現代史は流れが複雑なため、夏休みのうちに基礎固めしておくことをおすすめしています。夏期講習の近現代の講座を受講したり、都合が合わない方は映像教材『でる日講義−つながる近現代−』をお使いいただければと思います。

<Aさん>
こんにちは。いつも河合塾南浦和で受講している者です。夏期講習のことでお聞きしたいです。去年学校では近現代をやっていました。用語と流れはなんとなくは覚えているのですが、詳しい内容は忘れてしまっていて。。。夏期講習の近現代はどのくらい詳しくやりますか?2学期の通常授業だけでも大丈夫でしょうか?近現代をとらなけらばその分費用もかからないので、先生の史料問題や文化史などをやりたいと思っています。お返事いただけたらうれしいです。よろしくお願いします。

<石黒>
近現代について、たしかに「なんとなくは覚えている」程度では不安がありますが、まったく触れていない史料や文化史のほうを優先した方が良いです。夏期講習の近現代では、結構詳しいことまでやりますので、学校で学んだ流れをベースに『読むだけ日本史(2)』で入試に必要な用語をおさえる、といった形で2学期に備えてみてはいかがでしょうか。

史料問題集には『どこでも史料問題』が、文化史対策教材には、映像教材『でる日講義−とことん文化史−』があります。それぞれの学習環境にあわせて、うまく取り入れていってください。

でる日講義−とことん文化史−

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河合塾生の夏期講習選び2014

河合塾生から、夏期講習に関する質問が届きました。でるとこサイトでも、夏期講習のよくある質問と答えを紹介していますので、講座選びに迷ったら目を通すようにしてください。

<Tさん>
石黒先生初めまして。河合塾南浦和現役館で早慶大日本史を受講しているTです。今日は夏期講習と文化史について質問させていただきます。

夏期講習について
先生が担当する講習は3つありますが、どれを受講しようか悩んでいます。私の学校では夏休みに夏期講座というものがあり、近現代の講座があるので、学校のを受講しようかと思っているのですが、どう思いますか?私の学校の授業は結構入試向けなところがあるので、そちらでも良いかと思ってしまいました。私の志望校は順に上智大学・早稲田大学・立教大学なのですが、早慶大日本史は受講すべきですか?早慶大日本史は40面ノートのページは進みますか?

文化史について
上智大学の文化史は難しいと聞いたことがあります。学校では習ったのですが、よく分からなくて……先生の参考書を買おうと思ったのですが、予算の都合で……もしよろしければ、勉強の仕方を教えてください!長文失礼しました。

<石黒>
学校で近現代を扱うということでしたら、3講座の中では「日本史集中講義(近現代)」が一番優先順位が下がりますね。早稲田合格を本気で考えているなら、「早慶大日本史」は迷わず受講してください。40面ノートは夏休み中には進みません。「早慶大日本史」や「総合日本史演習(発展)」でハイレベルな情報を追加するだけです。

文化史の勉強法については、こちらのブログ記事を参考にしてください。
「文化史はどうやって勉強したらいいですか?」
「文化史作品の覚え方」
「文化史プリントは復元しなくていいの?」

でる日講義−つながる近現代−

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