上智・早稲田志望者からの質問

先日、上智大を第一志望としている高卒生から、こんな質問をいただきました。

<Hさん>
現在河合塾の○○校で浪人をしているものです。夏期講習の際に△△に行き、石黒先生の授業を3つ全て受ける申し込みをしました。そこで質問なのですが、この夏期講習で足りないところはでる日講義の文化史編と上智コンプリートミッションの2つを買えば補えるでしょうか?
それと疑問なのですが、自分は今、山川の日本史用語集を使い、資料対策は○○(編注:伏せさせていただきます)を使っていますが、先生の出版してる難関大用語集とどこでも資料問題とでは、何か損してるようなところとかありますか?
もし、先生の出してる教材を使ったほうの利点が大きい場合購入しようと思っています。

<石黒>
(前略)それから用語集についてですが、『難関大用語集解』は用語集ではありません。『読むだけ日本史(1)』(学研)で扱わなかったDランク用語を各テーマに集約して説明し、その出題例を紹介している参考書です。用語集は入試に出題されないたくさんの用語を含む辞書であるのに対し、こちらはハイレベル用語を習得して高得点を得るための参考書です。用語集を全暗記しているとしたら非常にムダなことなのでやめるべきです。
上智大を第一志望とされているなら、『上智対策コンプリート・ミッション』に取り組むのが近道でしょう。過去問を数年分解くよりはるかに効率よく過去問演習ができ、上智が好んで出題する用語がわかります。上智大の場合はCランク史料はあまり出題されないので、『どこでも史料問題』だけにとどめてもかまいません。そのかわりに文化史が飛びぬけて難しいので、文化史に力を回してください。上智ならではの文化史用語は『上智対策コンプリート・ミッション』にすべて掲載してあります。

よく誤解されるのですが、『難関大用語集解』は用語集ではありません。用語集のような辞書ではなく、参考書なのです。タイトルがまぎらしいですが、「令集解」にならって名づけました。早慶上智をめざす受験生ならわかるのではないか……と考えたのです。早慶上智志望で、夏期講習で「総合日本史演習(発展)」を取れない人には、この参考書でハイレベル用語を習得してもらえたら、と思っています。授業で扱わなかったハナシがたくさん登場していますよ。

難関大用語集解

難関大受験に必要な「本当の」ハイレベル用語を網羅! 辞書とは違うわかりやすい説明に、豊富な出題例も。

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1学期の学習法まとめ−政治史編2(再)

昨日の学習法に続いて、さらにステップアップするための教材2つを紹介します。難関大受験生は、通常授業で扱った内容をすべて覚えるのは基本で、残されたハイレベル用語をどれだけ拾えるかが合格のカギとなります。もし、40面ノートの中から覚えるべきものを取捨選択しようとしている人がいるのなら、認識を改めてもっと上を目指してください。

1学期の学習法まとめ−政治史編2

でる日講義−経済・外交史(前近代)−

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夏休み中盤に生まれる、受験生たちの温度差

早稲田予備校の夏期講習が始まりました。午前は高田馬場、午後は西船橋で授業をしていますが、高田馬場の高卒生に気が抜けている人が目立つ気がして心配です。やはり夏休みに入ってしばらく経つと、だらけモードになってしまうのでしょうか。
その点、夏休み直前の日本史道場に参加してくれた人は、そこで厳しさを知ったせいか、モチベーションが維持できている人が多いようにも見えます。夏の早い時期に受験の厳しさを知るのはいいことですね。いちはやく講習が終わった河合塾の人たちは、その後もがんばれているでしょうか。

ちなみに、今週おこなわれている講座は、文化史と外交・土地制度のテーマ史をたどるものです。早稲田予備校では、夏・冬あわせて900分の文化史授業があるのです。河合塾では担当しない内容なので、河合塾生はくれぐれも文化史で失敗しないよう、対策をしてください。

河合塾生の間にも温度差があります。藤沢にくらべて南浦和の人たちのほうが、文化史への取り組みが浅そうです。それを言うなら池袋校の人たちは、もっと心配なんですが……。確実に合格ボーダーを越えられる水準で、文化史学習をお願いします。

さて今日は、河合塾生からの質問を紹介します。南浦和と藤沢では、通年授業の講座が定員に達して締め切ってしまったようです。

<Kさん>
はじめまして夜遅くにすいません。夏期講習から僕は先生の授業を受けさせてもらってます!先生の授業は今までに見たことのないような言葉ばかりでしたで焦りました。二学期から先生の授業を受けさせてもらおうと思いましたが定員の都合上でだめでした。
それで質問したいんですが正直、日本史の言葉1つ1つをまだ理解できず内容がごちゃごちゃです。こんなこと言ってる場合ではないんですが先生の教材の『難関大用語集解』とは僕のような人が買っても大丈夫なのでしょうか?サンプルを見させてもらいましたがすごくわかりやすくて的もしぼってあって…本だけに頼るのは良くないとは思いますがどうなんでしょうか?

<石黒>
まずは、必ずおさえておくべきA~Cランク用語を確認するために、『読むだけ日本史』から取り組んでみてください。入試の出題状況にあわせて、掲載すべき用語を取捨選択してありますので、400ページ近くもある参考書にも載っていない用語がけっこうあります。
『難関大用語集解』は、本文をごらんになってわかりやすく感じたのであれば、K君にとって難しすぎるということはないでしょう。Dランク用語の理解の手助けになるかと思います。

あとは、そうして覚えた用語たちをどう整理するかがポイントです。まとめをうまく使って、効率的に覚えましょう。独学でまとめを作る方法は、ここ最近のブログ記事で紹介しています。
「夏期講習から参戦する方へ(再)」

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『難関大用語集解』に隠された意味

『難関大用語集解(なんかんだいようごしゅうげ)』という参考書があります。このタイトルはなかなか覚えてもらえず、マーケティング的には失敗したと認めざるをえません。ただし、万人向けの参考書ではないのでこれでよしとも思っています。

つまり、「令集解」の読みがなと題名の由来を知っていれば、これがDランク用語を集めて解説した本だと通じるだろうと考えているわけです。「わかる人にはわかる参考書」ってことです。ふつうの出版社では、まず販売してもらえないタイプの書籍ですね。

ちなみ、令義解と令集解の違いはわかっていますか? 私撰か官撰かとか、つくった人が違うという程度の理解では、MARCHレベルの正誤問題でさえ解けない問題が出てきますよ。どの令の注釈をまとめたものかにも注目しましょう。

というわけで、その『難関大用語集解』について、質問をいただきました。

<Sさん>
石黒さんの教材についての質問なのですが、「難関大用語集等解」(名前間違っていたらすいません……)は、読むだけ日本史のDランク追加し、改訂したものと考えていいのでしょうか?また、それには文化史は取り扱っているのでしょうか?正直、先生の文化史の映像教材が欲しいのですが、予算の都合が……先生が去年下さった文化史プリントはあるのですが、もしかしてそれに対応CDがあったりしませんか?(後略)

<石黒>
『難関大用語集解』はDランク用語まで網羅した参考書ですが、形式は『読むだけ日本史』とは大きく異なります。「ここまで拾ってみてほしい」という用語を使ってかみくだきながらポイントを説明し、さらにそれがどういう形で入試で出されたかがわかるように、出題例を紹介しています。パソコンかスマートフォンで教材のページをごらんいただければ、サンプルページを読むことができますので、よろしければどうぞ。なお、文化史分野は当教材では扱っておりません。

『文化史入門』には、予備校で配布しているものと同じ文化史プリントに、A・Bランク用語の解説CDが付属しています。CDの内容は、河合塾のレギュラー授業で配布していた、細かい字のプリントと同じものです。また、『聴くだけ日本史−美術史編文学史編−』は、どちらも文化作品の時代やジャンルなどを問う音声問題で解説講義CDではありませんが、文化史用語を耳で覚えて時期をチェックするのには非常に有効です。ご検討ください。

【追記】
『文化史入門』は、現在は販売しておりません。

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1学期の学習法まとめ−政治史編2

早稲田・慶應・上智・明治・青学・立教・中央・法政・学習院大などの難関大をねらっている受験生は、既習範囲のハイレベル用語を補足していく必要があります。『難関大用語集解』は古代~近世のDランク用語を網羅した参考書です。「ここまで拾ってみてほしい」という用語を使ってかみくだきながらポイントを説明し、さらにそれがどういう形で入試で出されたかがわかるように、出題例を紹介しています。
(早稲田予備校の「でるとこ日本史プラス」とやや内容が重複しますが、用語的には授業でも扱わない細かいものも盛り込んでいます。受付に参考書の実物がありますので、気になる人はスタッフの方に見せてもらうと良いでしょう。)
関連記事「MARCH受験に『難関大用語集解』は必要ですか?」

一方『でる日講義−経済・外交史(前近代)−』は、近世初期までの外交史、古代~現代の土地制度史などをテーマ別に扱った映像教材です。全540分にわたる講義で、前近代の頻出テーマをレベルアップさせることができます。土地制度史は具体的にイメージしづらいですが、映像では絵を描きながら推移をたどっていますので、直感的に理解しやすいのではないかと自負しています。
内容は、早稲田予備校の夏期講習「でるとこ日本史コンプリート」や河合塾の「総合日本史演習(発展)」と内容が重複しますが、くり返し受講してみたい人には映像教材をおすすめします。とくに時間の短い河合塾では早口になったり端折りがちですが、こちらでは丁寧に講義しています。


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江戸時代中期くらいまでの政治史をある程度学習したら、難関大レベルにステップアップしましょう。

でる日講義−経済・外交史(前近代)−

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問題を解いてノートにない用語に出会ったら追加するべき?

昨日こんな質問をいただきました。

<Tさん>
たびたび質問してスミマセン…。河合塾藤沢で石黒先生に教わっているTです。授業の後にMarch以上の大学の問題をやっているのですが、多分石黒先生が出題率とお思いになって言わなかったものなどがあるのでそれをメモしてノートに付け足そうと考えています。しかし、具体的な大学名を挙げると、立命館大学のようにちょっとオタクな問題から得た知識をメモした方がいいですか?
サイトを見ていてこのメモが最大の武器となると書いてあったのでやってみようと思ったのですが、自分自身は石黒先生のように出題率などを知りません。なので、どれをメモしてどれはいらないのか分かりません。例えばで言うと、『倭の五王の血縁関係』などなんですがどう処理すればいいですか?
もし自分自身の知識不足だったら申し訳ございません…。

<石黒>
まずメモの重要性を言っている人は、過去問からの追加メモではなく、授業中のメモのことを言っているのだと思います。ワセヨビ生だと通年授業の時間が長めなうえに、「でるとこ日本史プラス」というオプション講座があるので、たくさんのDランク用語を追加しています。その情報をさしているのでしょう。

一方で、過去問から用語を拾い出すと、あっという間に超マイナーなEランク用語が増えます。また消去法で解いたり、推測して解く問題の場合は、正解を追加する必要はありません。だからこそ正解を導き出すプロセスは大変重要なのです。それを見せるための講座が、河合塾なら夏の「早慶大日本史」だったのです。今夏は残念ながら僕は担当しませんが……。

というわけで、ノートにない用語を追加する・しないは、受験生ではどうしようも判断できないと思います。そこで作った参考書が『難関大用語集解』でした。これは、『読むだけ日本史(1)』および『日本史事始』などに掲載されていないDランク用語を集めた参考書です。Dランク用語を追加する機会の少ない河合塾生にはお勧めの参考書です。

ちなみに倭の五王の血縁関係については、『どこでも史料問題』の中で触れています。ワセヨビでも上記のオプション講座の中で、史料を読みながら講義しています。「興死して弟武立ち」などが拾うべき情報です。

それにしても立命館大は特殊な出題が目立つため、他の大学に役立たないものも多いです。立命館大を受験しない場合は、むやみに用語を拾うのはお勧めしません。ただの徒労に終わりがちです。

あたりまえのことですが、入試問題を使っていない問題集からメモを追加するのはやめてくださいね。かの有名な『実力をつける……題』などが典型的な出版社オリジナル問題集です。不思議なことによく売れていますが……(ニヤリ)。また、教科書会社が作った問題集にも入試問題ではないものがあります。自社の教科書を利用した問題集なんですねえ(ウマイ!)。大問に大学名がついていなければオリジナル問題ということです。

また、念のため言いますが、入試の出題状況に沿わない解説から抜き書きするのもやめてくださいね。めったに出ないことを長々と解説している問題集はいくらでもあります。しかも太字付きで。

というような状況ですから、河合塾の夏・冬の講習における「早慶大日本史」の時間は貴重でした。ここでは河合塾テキストの大問を解説するだけでなく、次の4つのことをやっていたからです。
(1)Dランク用語の追加。
(2)別冊で配布するハイレベル問題の解説。
(3)早慶大の過去問から小問単位でピックアップした、一見難問と思われる「類題」の解説。
(4)一見難問と思われる大問の、合格者・不合格者の正解率の紹介。
とりわけ(4)は、受講した人たちの目が点になる時間でした。みなさんが解いた大問の正解率と、実際の受験生の正解率を比較してもらっていたのです。ほとんどの受講生が、段違いの正解率を聞いて圧倒されます。しかし、そこで落差を知るからこそ、本当の目標値が見えてくるわけです。一人で過去問を解いているだけでは、自分に甘くなるのは当然ですよね? どうすれば正解に至るのかもわからないことも多いでしょう。

よくある定番質問にもお答えしておきます。「かわりに冬期講習ではやらないのですか?」という質問です。どの講座も夏と冬では内容が異なります。夏は1学期部分を扱い、冬は2学期部分を扱うのです。そもそも「ぬるま湯状態」を冬まで放っておいたら手遅れなのですが……。

手前味噌になりますが「早慶上智プレミアム日本史」の受講をお勧めします。お申し込み受付は、本日夜8時からです。


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使いものにならなくなる現役時代の40面ノート

昨年、河合塾で現役生として通年授業を受講していた人から質問がありました。最初のメールでかなり驚かされたのですが、その後にもっと驚かされました……。物事を冷静かつ客観的にとらえることができないと、難関大合格は難しくなります。ちょっと長いですが、二回に分けてオチを先送りするのももったいないので、やりとりを全部載せます。

<Tさん>
石黒先生こんばんは
報告ずいぶんと遅くなりましたが浪人しています!3月が長かったので自分の弱いところも辛かったですが、見つめ直せました。慶應経済、商にリベンジします!今年はSFCと早稲田政経も受けます!今は△△予備校で勉強しています。本当は早稲予備で先生の講義をもう一度受けたかったのですが、遠いので時間を持て余す不安と、△△予備校で特待生になれて授業料全額免除だったのでここに決めました!高校の部活の先輩がアドバイザーなのにも後押しされました。今は3週間が過ぎようとしています!△△のよさである面倒見のよさ、授業の復習テスト、毎朝の英単語熟語テストにも慣れてきて良い感じです!日本史の先生は○○先生といいます!講座は週2回3時間の講義とαクラスの演習講座があります!演習講座は明日が最初なのですが、普通の講座を6回受けた感じから言うとテキストのノート欄に書き込んでいく形態です。去年40面ノートで勉強してきたので、時期が掴みにくいという欠点があります!そこで先生に相談したいのですが、40面ノートをベースでやり、△△で知識を足していく方法か、40面ノートはやらずに△△だけの方がいいか?というものです。前者だと早稲予備で今生授業をやっている人達には勝てないのではという不安が少しあります!一年たつとメモがあるといっても完璧ではないですから…どっちにせよ先生の聞くだけシリーズは行き帰りで聞くのは決まっていますが。後者では時期把握が曖昧になるのではと思っています。○○先生は去年の教材あるなら使ってくれて全く構わないと言っていました!是非石黒先生の意見が聞きたいです!授業もありお忙しいと思いますがよろしくお願いします。では、失礼します

<石黒>
△△予備校での授業内容がまったくわからないので、判断のしようがありません。ただし2つの点で疑問を持ちました。40面ノートに加える知識というのが、本当に必要な入試情報なのかという疑問と、40面ノートよりも△△のテキストの方がよくできているのかという疑問です。まあ一年間僕の授業を受けた人が思うのですから、それはそれで素直な感想なのだとは思いますが……。自画自賛のようで申しわけありませんが、もしかして40面ノートを使いこなせていなかったのではないでしょうか? これはびっくりする質問だったのでツイッターで意見を求めてみますね。

<Tさん>
補足になりますが、40面ノートで大丈夫かなと思ったのは録音を保存していなかったのでまた正確に復元できるか不安だったためです。時間が空いたので行間を完璧に埋めて復元できるか?ということです。

<石黒>
メモがどれだけあるかによりますが、授業内容を再現することはどちらにしても難しいと思います。

<Tさん>
お恥ずかしい限りですが使いこなせてはいませんでした。使いこなしていたら浪人ではなかったかもしれません!それは先生のおっしゃる通りです!知識を補うと言ったのは地図や因果関係などです、誤解があったようですみませんでした。△△の授業でこんな疑問はありました。江田船山と稲荷山の見分け方で剣か刀で見分けるのは早慶って言ってました。「えだたち」で覚えてたのでこれって早慶なの?と思ったのは事実です。あと黒塚古墳って出ますか?MARCH~早慶って言ってましたが初めて聞きました!△△では当然の単語みたいです。あと布帛もでますか?同じくMARCH~早慶です。お願いします。

<石黒>
剣か刀で見分けるのは、以前青学で出ていました。早慶だけとは限りません。
次に黒塚古墳は時間の短い河合では言えなかった可能性が高いですが、でるとこサイトの「青学」のページに書いてあります。(パソコンからのみ閲覧可能です。)関東の大学なら青学でしか見たことがありません。捨ててもいい用語です。布帛はめったに出ませんが、一応6番ページにあります。
やはりノートが弱いですね。念のためお伝えしますと、40面ノートに補足するなら、前近代は『難関大用語集解』、近現代は『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』がベストです。『聴くだけ日本史』よりはるかにレベルの高い内容がつまっています。よろしかったらどうぞ。

<Tさん>
石黒先生の教材出来る限り行間を補わせてもらいます。ノートでは布綿となっていました。そもそも漢字を間違えていたみたいです。すみませんでした。付け加えますと△△テキストでは、私地私民制を廃止し、代わりに豪族には食封を支給・下級役人には布帛を支給とありました。その布帛がMARCH~早慶らしいのですが、どうなんでしょうか?たびたびすみません。

<石黒>
改新の詔の史料に「布帛」が出てきますね。しかし、史料としても普通の問題としてもまず出ません。その先生が授業のために仕入れたネタは、入試問題ではなく、どこかの参考書なのでしょう。よくある話です。

<Tさん>
そうなのですか!では今後もそのようなものにも重点をおくと思って間違いありませんね。これからの日本史は40面ノートを復元して△△の講義は欠けている行間を埋めるのと問題演習として受講して、石黒先生の教材で強化していきます!△△は1学期のテキストが分国法までですしね…
最後にお聞きしたいのですが、夏までに40番まで完璧にしますが、もう少し遅い方がいいのでしょうか?早いほどよいのですか?つまり浪人は夏までにどこまでやるのがいいのでしょうか。何度もすみません。夜分遅くまでお付き合いしていただきありがとうございます。

<石黒>
その話、4月27日のブログに書いたばかりです……。もうちょっと情報ってものを重視した方がいいです。

<Tさん>
そうなのですか、ブログは見ていなかったです。見てみます!どうもありがとうございました。

最後の最後で、本当に目が点になりました。逆に今この記事をご覧になっているみなさんは、もうそれだけで優位に立っているってことではないでしょうか。昨年、通年授業を受けた人で他の予備校に通っている人は、受験に対する自分の認識が間違っていないかの見直しから始めてください。ライブドアサーバーから引っ越したので、パソコンからならブログ内検索がしやすくなりました。たとえば検索窓に「浪人 ノート テキスト」と入れて検索すると、いくつも記事が出てきます。その中で「去年の受講生なんですが、勉強法で悩んでます」とか、「伊勢神宮ってよく出るAランク用語ですか?」などを読むと参考になると思うのです。


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続・上智を受験するのに戦後史をナメているとは!

先日、上智受験を甘く見ている人の話を紹介しましたが、
その後さっそく『上智対策コンプリート・ミッション』に取り組み、
早くも開眼していただけたようです。

<Xさん>
先日は上智大の件で色々とアドバイスありがとうございました。今週はワセヨビは授業がないため、1日をフルに使えるので、日本史に重点をおいて勉強していました。早慶難関大の日本史の予習を終わらせ、早速、上智CMをやっていますが、年代チェックがなかなか手強いです。それに問題の多さと分厚さにびっくりしました!5000円は安いです!年代チェックに設問がついているので、一気に復習ができて便利ですね。しかも問う年代はバラバラの配置なので、頭の中ではノートを行ったり来たりで大変です。出来事によっては年代をあまり意識してないものがあり、まだまだ実力不足なので、試験開始の前まで粘りたいと思います。1日に日本史に割ける時間は限られているのですが、できるだけ早く1週したいと思っています。それにしても、現代の問題がかなり載っていて、解いてて恥ずかしくなりました。先日は失礼なメールを送ってしまい、本当にすみませんでした。しかも「学部毎の傾向」なんて本当に甘いことを言ってました。先生の教材は本当に出題率や大学の傾向を意識して作っていると思うので、安心して取り組めます。それが言いたかっただけでした。本当にいい参考書です。ありがとうございます。頑張って使い倒したいです。
最後に、1つ質問があるのですが、難関大用語集解の購入を考えているのですが、今、webに接続ができないので、ごく簡単でいいので、どのような内容になっているか教えてもらえるでしょうか?Dランク単語を集めている、というのはわかるのですが、先生が1学期の授業でやったDランク単語よりもたくさん載っているのか、一般の用語集とどのような違いがあるのか、などです。お忙しい中だと思うので、返信は急ぎでなくて結構です。長文、失礼しました。

<石黒>
本当の上智対策の何たるかを知ってもらえたようで何よりです。
きっちり習得して、周りの受験生をはねのけてください。

『難関大用語集解』
古代~近世のDランク用語を網羅したハイレベルな参考書で、
「難関大を目指すのならここまで拾ってみてほしい」
という用語を使って、
かみくだきながらポイントを説明しています。
さらに出題例として実際の入試問題も交えていますので、
どういう形で出題されるのかがよくわかるはずです。
一般の「用語集」とはまったく別物です。

内容としては、
ワセヨビの「でるとこ日本史プラス」の授業を上回っている部分も、
実は結構あります。
用語的には相当細かいものも入れてあるからです。
ワセヨビは、受付に参考書の実物がありますので、
校舎のスタッフに言って、見せてもらうと良いでしょう。

『上智対策コンプリート・ミッション』は、
できごとの年代や文化作品の時代などをひたすら問う、
大量の一問一答に加え、
よく出題されるテーマを扱った大問を過去問からピックアップするなど、
盛りだくさんの内容になっています。
通史の学習が一通り終わったこの時期から取り組み始めて、
入試直前まで繰り返し使いこんでください。
必ず点差をつけられますよ!


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MARCH受験に『難関大用語集解』は必要ですか?

はじめに、早稲田予備校で
「テーマ別日本史」を受講された方へお知らせです。
講義に関する補足がありますので、
お手数ですが、こちらのページよりアクセスしてご覧ください

先日のKさんは、
『読むだけ日本史(1)』『読むだけ日本史(2)』
『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』
『日本史でるとこ攻略法』を、
4つともすでに購入されているとのことでした。
それならさっそく、それを使って知識確認を始められますね。
ところで、さらに質問がありました。

<Kさん>
『でる日講義』も、通常授業も、先生のアドバイスを参考にさせていただきます。それから、『難関大用語集解』というのは、MARCH志望ならばやっておくべきですか?最後に、先生の授業を受講していなくても、講師室へ質問しに行ってもよいのでしょうか?

<石黒>
返信が遅くなり申しわけありません。
『難関大用語集解』ですが、MARCHレベルの人には、
この本の内容の一部は習得してもらいたいと思っています。
早慶上智レベルなら9割方拾ってほしいのですが、
そこまでは必要ないのです。
『読むだけ日本史(1)』だけだと、用語数的にやや足りません。
たとえば青山学院大でいうなら、
2009年に文学部で「加茂岩倉遺跡」や「布施屋」が問われていますが、
『読むだけ日本史(1)』にはありません。
でも『難関大用語集解』にはあるのです。
そこには入試に出される際のポイントも書いてあるので、
理解しやすいと思います。
もっとも『読むだけ日本史(1)』を補うには、
『難関大用語集解』ではなく映像教材も便利です。
なぜなら、わかりにくい土地制度史についてなどは、
紙媒体よりも授業の方が理解しやすいからです。
どちらにしろ青学で必須の文化史は、
『読むだけ日本史(1)』にも
『難関大用語集解』にも載っていないので、
『でる日講義−とことん文化史−』をお勧めします。
質問は遠慮なくいらっしゃってください。


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『難関大用語集解』の使い方

『難関大用語集解』の使い方についての質問があいついでいます。
そこでY君とのやりとりを紹介します。

<Yさん>
初めてメールさせてもらいます河合塾のYです。毎日ブログ拝見しています。ブログを見ていつも自分の甘さに気付かされています。自分の甘さと言えば先日の記述模試でも気付かされました…。自己採点の結果論述問題を抜いて71点でした…。8割、9割を目指していたのでショックでした。自分で見直してみると本当に情けない解答が多かったです…。例えば外戚の『戚』の字を間違えたり「枕草子の著者が仕えた一条天皇の皇后は誰か」という問題で「しょう、けん、い、きは一、三ごい、ごす」だからと定子と書くところを彰子と書いてしまったりと色々なケアレスミス?をしてしまいました…。たぶん自分の中のどこかで石黒先生の日本史受けてるから8割はいくだろうという甘い気持ちがあったのだと深く反省しています。これからは「先生の授業を受けてる」からではなく「先生の授業を吸収している」成績が上がったと言えるように努力していきたいと思います!長々と話しましたがここで一つ質問です。難関大用語集解を申し込んだんですけどどのように使っていけばいいでしょうか?また日本史事始もやっているのでそれとの併用の仕方も教えていただけないでしょうか?本当に長々と失礼しました。

<石黒>
「枕草子の著者が仕えた一条天皇の皇后は誰か」の問題ですが、
彰子ではなく定子だと導き出す方法はわかっているでしょうか?
ちょっと解き方が心配になりました。
そして『難関大用語集解』の使い方ですが、
とくにこれといったものはありません。
ノートや問題集が終わったところから、
『難関大用語集解』でさらなるステップアップをしていくだけです。
中身を見てもらえばわかる通り、
細かい事項の説明の後に出題例が続くのでそれを解いてください。
ノートに書かれていない事柄だったら、
ノートに追加すると良いでしょう。
ただし、中にはかなりハイレベルな内容も含まれているので、
100%習得するのはかなり大変だと思います。
模試の話からは、
Y君がまだまだ単純ミスをつぶせていないことがうかがわれます。
まずそちらをクリアしなければならないでしょう。
たぶんたくさん問題を解かなければならないタイプだと思います。
「戚」は氷山の一角でしょうから、
漢字を間違えて覚え込んでいる用語が他にもありそうですし。
自分の学習レベルを問題集や過去問でチェックしながら、
徐々に進めていってください。

<Yさん>
お返事ありがとうございます!すいません…。まだわかっていませんでした。よく考えてみれば古文常識として知っていたのですがたぶん「一条天皇の皇后」というフレーズに「あ!これゴロ合わせでやった!」とはやとちりしてしまったのでしょう。わかりました!『難関大用語集解』はまだ甘さの残る僕には早いのかもしれませんが頑張って習得していきたいと思います。それと単純ミス減らします!今回のミスで漢字が侮れないと実感することができました。先生もおしゃったように氷山の一角であることは間違いないと思います。それに今回気付けたというだけでもよかったと思います!そしてたくさん問題を解いてレベル上げていきます!

<石黒>
念のためお伝えしますが、
「一条天皇の皇后」とかはどうでもいいのですよ?
清少納言は定子に、紫式部は彰子に仕えたという区別が肝心です。
それをどういう方法で覚えるかの工夫を考えてみてください。

<Yさん>
ご指摘ありがとうございます。とことん文化史も注文したので文化史も頑張りたいと思います!本当に色々とありがとうございました!

どの条件から答えを導き出すかを勘違いしてしまうのは、
似たような問題の存在を知らないからです。
簡単な例を一つ挙げてみましょう。
環濠集落と高地性集落です。
この二つは「防衛性を意識して作られた集落」という点では同じです。
それゆえ両者を区別する別の条件として、
どんなものがあるかを知っていなければなりません。
もちろん入試に出題されるもので、です。
自信のない人は『読むだけ日本史(1)』のP.11をごらんください。


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