佐藤邦彦さんの遺言 <2003年度入試>

<石黒先生を、あなたのノートを信じなさい>

これが何よりも僕が強調したいことです。先生の講義を受けている人なら、遅くとも受験本番の2月には、自分が享受し作り上げたノートのすごさを実感することができるでしょう。しかし、時すでに遅しです。ではどうすれば良いのか、端的にいえば各自に最適な勉強方法を早めに確立するということでしょう。そんなことは、分かっている!という人が大半だと思います。ですが、具体的にどうすれば良いのかは分からない。。。ここです。この点をどこまで追求し、実施したかに成功の鍵があると僕は思います。そこで以下の僕の受験生活の経験から、盗めるところを盗んでみて下さい。考え方は人それぞれですが、少しでも情報が欲しいというのが受験生の心理だと思いますから。

僕は理系出身者のため、文系の人たちとのギャップを埋めるために何度も何度も勉強方法を改善しました。思い返せば、受験本番まで悩み続けていた気がします。常にその時点での自分のノートの理解度とそれに見合う勉強方法、そして直前期の自分をイメージして計画を立てることに重点を置きました。なぜなら知識はどんなに暗記しても抜けていくのが実情であり、その点を自分で把握し、補強していかなければ本番で穴ができてしまうからです。また常に自分を見直すことで得意分野や苦手分野が分かり、最も効率良く勉強することができると思います。通常授業の時、僕は日本史を家でのみ勉強しました。授業で録音したものをMDに録り、ノートを見ながら先生の言い方を真似して声に出して覚えました。笑う人もいるかも知れませんが、頭に残ればいいのです! 真似をすることでその話全体を何気なく覚えることができちゃいますから。。。また、これは僕の秘密兵器でしたが、MDの編集をして『何番ページの何コーナーの何の話』が即座に聞けるようにすると良いです。 編集する時間が無駄ではないかと心配になりますよね? 受験生に時間はない。。。分かります。でも精神的に不安定な直前期にふと忘れたところを即座に解決できるということは、精神的な不安要素を取り除く上で抜群の効果を発揮してくれます。それこそ無駄な時間の節約にもなるわけです。ノートの暗記のやり方は主に二つありました。一つは話の流れ全体を理解することを目的としたやり方です。授業のMDを何気なく聞くのではなく、因果関係や対比など流れの論理展開を意識してMDを聴きながらノートを見ます。もう一つは用語の実用的暗記を目的としたやり方です。石黒先生のノートの緻密さを最大限引き出すためには『場所で関連づけて覚える』というのが最適だと思います。これはほんとに使えます!また試験では漢字の記述は必要不可欠ですよね?そこで僕は漢字を書いて覚えるときも、その用語のノートでの位置関係をまねて何度も書いて覚えるようにしました。 ノートを見ずに同じノートを完璧に再現するのは先生以外不可能ですが、本番の試験では余白にノートを思い出して書いてみることで、位置関係から問われた答えを導き出すことも可能です。ニヤリです。これを実感するとノート覚えが楽しくなりますよ。

様々なことを述べてきましたが、受験は<実力前提、後は運>だと思います。運は自分ではどうしようもないですね。では、実力をつけるためには何が必要か? 努力しかないと思います。そして努力するには精神力、気持ち、根性が不可欠です。悩みながらも一生懸命努力して、自分を信じることができれば、運もついてくるのではないでしょうか。僕は理系出身者だし、高校のレベルが高いわけでもないし、暗記能力も予備校にいた友達には適わなかったけれど、自分なりに考えて努力したということは自負できます。志望校への自分なりの熱意をもって、石黒先生、ノート、そして自分を信じてがんばって下さい。


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